【46g〜61g】ゲーミングマウスおすすめ5選|軽量・8000Hz・コスパで選ぶ

Keychron G6 HE UltraLightの全7色のカラー展開。ブラック、ホワイト、Frosted系5色のマウス本体が並ぶ製品画像 マウス
カラーはバッテリー着脱式が6色、内蔵式はブラックのみの計7色展開。引用: https://costory.jp/cf-published-sku-groups/1078752397

ゲーミングマウスの世界は、この1年で「軽さ」の基準が完全に書き換わりました。少し前まで70g台なら十分に軽量と呼ばれていたのに、2026年に出そろった新モデルは46gから61gの範囲に集中しています。

一方で価格の幅は逆に広がりました。3,580円で買える製品と29,150円の製品が同じ「ワイヤレスゲーミングマウス」の棚に並んでいて、その差が何なのかは店頭のスペック表を眺めても正直わかりません。

この記事では、2026年に国内発売された注目モデル5機種を取り上げ、重量・ポーリングレート・価格の3軸で整理します。そのうえで「FPSで勝ちにいきたい」「仕事と兼用したい」「とにかく安く始めたい」といった目的別に、どれを選べばいいかまで踏み込みました。

なお私自身は、仕事用にLogicool G304 LIGHTSPEEDを2台、プライベートでG309 LIGHTSPEEDを使っています。今回取り上げる5機種はいずれも公開情報とメーカー公式スペックをもとにした比較で、実機を長期使用したうえでの評価ではない点は先にお伝えしておきます。

今回比較する5機種・発売日リスト

モデル名メーカー発売日
Logicool G PRO X2 SUPERSTRIKEロジクール2026年2月19日
Razer Viper V4 ProRazer2026年3月24日
MSI FORGE GM340 WIRELESSMSI2026年5月14日
Logicool G304 X SUPERLIGHTロジクール2026年7月16日
Keychron G6 HE UltraLightKeychron2026年7月28日(先行販売)

すべて2026年に国内で買える現行モデルです。旧世代の名機をあえて外し、いま新品で手に入るものだけに絞りました。

各製品の基本スペック比較表

モデル名重量センサー/最大DPI最大ポーリングレート接続方式バッテリー実売価格(税込)
Keychron G6 HE UltraLight46g±3gPixArt 3955/40,0008,000Hz(標準同梱)有線/2.4GHz/BT5.3BT約340時間・8K約35時間約14,344〜17,930円
Razer Viper V4 Pro約49gFocus Pro 50K Gen-3/50,0008,000Hz(標準)有線/2.4GHz1,000Hz時180時間・8K時45時間約26,980円
MSI FORGE GM340 WIRELESS57gPixArt PAW3311/12,0001,000Hz有線/2.4GHz/BT5.2最大82時間約3,580円
Logicool G304 X SUPERLIGHT約59gHERO 44K/44,0001,000Hz(別売で8,000Hz)有線/2.4GHz/BT約130時間約11,700〜12,980円
Logicool G PRO X2 SUPERSTRIKE61gHERO 2/44,0008,000Hz(無線)有線/2.4GHz最大90時間約29,150円

表を眺めて最初に目に付くのは、重量の差が15gしかないのに価格は8倍以上開いているという点でしょう。つまり2026年のゲーミングマウス選びは、もはや「軽さで選ぶ」時代ではなくなりました。軽さは前提条件になり、差が付くのはその先です。

なお表の「ポーリングレート」という項目の意味と、8,000Hzが実際に何をもたらすのかについては、以下の記事で詳しく解説しています。この記事の比較を読むうえで前提になる知識ですので、ピンとこない方はあわせてご覧ください。

2026年のゲーミングマウス選びで変わった3つのこと

◆ 8,000Hzが「上位機の特権」ではなくなった

2024年頃まで8,000Hzといえばフラッグシップの証でしたが、2026年は税込14,344円のKeychron G6 HE UltraLightが8,000Hzドングルを標準同梱してきます。価格の壁は確実に崩れました。

ただし注意したいのは、8,000Hzを使うとバッテリーが劇的に減るという点です。G6 HE UltraLightはBluetooth接続で約340時間持つのに、8,000Hz接続では約35時間まで落ちます。Viper V4 Proも1,000Hzで180時間、8,000Hzでは45時間。常用するなら充電の頻度も一緒に考える必要があるでしょう。

◆ スイッチの方式が多様化した

かつてはメカニカルスイッチ一択でしたが、いまは選択肢が分かれています。Razerは光学式、KeychronはMagOpticという光学式と磁気式を統合した方式、そしてロジクールのPRO X2 SUPERSTRIKEに至っては物理スイッチそのものを廃してインダクティブセンサーと触覚モーターに置き換えました

これは単なる仕様の違いではなく、「クリックの押し込み量を自分で設定できるか」という操作性の分岐点になっています。

◆ 乾電池式が姿を消しつつある

私が仕事で使っている旧G304は単三乾電池1本で最大250時間動く設計でした。電池を替えれば即復帰できるのは、実際に使っていて相当ありがたい部分です。

しかし後継のG304 X SUPERLIGHTは内蔵充電式に変わり、駆動時間も約130時間になりました。99gから59gへという40gの軽量化と引き換えです。この割り切りをどう評価するかは、正直なところ使い方次第だと感じています。

失敗しないゲーミングマウスの選び方|4つのチェックポイント

1. 手のサイズとマウスのサイズを合わせる

軽さ以上に効くのがサイズです。今回の5機種は全長117.3mm(G304 X)から127.1mm(Viper V4 Pro)まで10mm近い幅があります。手の小さい方が127mmの製品をつまみ持ちしようとすると、軽くても扱いにくく感じるはずです。

2. 8,000Hzが本当に必要か考える

対戦FPSで上位を狙うなら意味がありますが、MOBAやMMO、あるいは仕事兼用なら1,000Hzで困る場面はほぼありません。8,000Hzはバッテリーとの引き換えである点も忘れずに。

3. Bluetooth対応の有無を確認する

意外と見落とされがちですが、Viper V4 ProとPRO X2 SUPERSTRIKEはBluetooth非対応です。ノートPCやタブレットと兼用したい方は、この2機種は候補から外れます。

4. DPIの最大値に釣られない

50,000DPIという数字はカタログ映えしますが、実際に使うのは800〜3,200DPI程度です。センサーの追従性能(IPSとG)のほうがまだ実用に関わります。DPIという単位の意味そのものについては、こちらの記事で整理しています。

各マウスの特徴・おすすめポイント

Keychron G6 HE UltraLight

Keychron G6 HE UltraLightの全7色のカラー展開。ブラック、ホワイト、Frosted系5色のマウス本体が並ぶ製品画像
Keychron G6 HE UltraLightは全7色。バッテリー着脱式が6色、内蔵式はブラックのみ。引用: https://costory.jp/cf-published-sku-groups/1078752397

特徴・強み

  • 46g±3g(内蔵バッテリー式のブラックは42g)という、5機種で最も軽い本体
  • 光学式と磁気式を統合したMagOpticスイッチを搭載。耐久1億回
  • 8,000Hzドングルを標準同梱して税込14,344円(超早割)という価格設定
  • 350mAhの着脱式バッテリーを2個同梱。充電待ちが発生しない
  • Bluetooth 5.3で3台マルチ接続に対応し、全7色から選べる

ここは惜しい・注意点

  • 先行販売のため、お届けは2026年10月下旬予定。いますぐ手元に欲しい方には向きません
  • 超早割の14,344円を逃すと、通常予定価格は17,930円まで上がります
  • Bluetooth接続時のポーリングレートは125Hzに落ちるため、あくまで「ゲームは2.4GHz、事務作業はBT」という使い分けが前提です

こんな人におすすめ

  • 1gでも軽いマウスを探している方
  • 8,000Hzを1万円台で試したい方
  • バッテリー切れで作業が止まるのを嫌う方

Razer Viper V4 Pro

黒と白の2色が並ぶRazer Viper V4 Proの本体デザイン
Razer Viper V4 Proはブラックとホワイトエディションの2色展開。引用: Razer公式製品ページ(https://www.razer.com/jp-jp/gaming-mice/razer-viper-v4-pro)より

特徴・強み

  • 約49gという軽さと、Focus Pro 50K Gen-3センサー(50,000DPI/930IPS/90G)の組み合わせ
  • True 8000Hzを有線・無線の両方で標準対応。追加投資が要りません
  • 1,000Hz時で最大180時間という、8,000Hz対応機としては破格のバッテリー
  • スクロールを光学式エンコーダーに変更し、前世代の弱点だった耐久性を改善

ここは惜しい・注意点

  • 税込約26,980円と、価格は5機種中2番目に高い水準です
  • Bluetooth非対応。ゲーム専用機と割り切る必要があります
  • 全長127.1mmは今回の5機種で最長。手が小さい方は店頭での確認をおすすめします

こんな人におすすめ

  • 対戦FPSで妥協したくない方
  • 8,000Hzを常用しつつバッテリーの心配もしたくない方
  • 手が大きめで、かぶせ持ち・つかみ持ちをする方

Logicool G304 X SUPERLIGHT

ロジクール G304 X SUPERLIGHT本体。マウスパッド上で中央のLIGHTSYNC RGBがシアンに発光している演出カット
G304 X SUPERLIGHTは中央にLIGHTSYNC RGBを搭載。旧G304のdpi表示専用の単色LEDから置き換わった。引用: https://gaming.logicool.co.jp/ja-jp/shop/p/g304-x-superlight

特徴・強み

  • 定番G304の後継として、99gから約59gへ40gの軽量化を達成
  • センサーはHERO 44K(100〜44,000dpi/678IPS)へ刷新
  • LIGHTSPEED・Bluetooth・有線の3モード対応で、仕事とゲームの兼用がしやすい
  • 全長117.3mmと今回の5機種で最もコンパクト。手の小さい方に合いやすいサイズです
  • 税込約11,700円からという、Logicool製の現行軽量機としては手が届きやすい価格

ここは惜しい・注意点

  • 標準では1,000Hzまで。8,000Hz化には別売のPRO LIGHTSPEEDワイヤレスレシーバー(4,620円)が必要です
  • 乾電池式から内蔵充電式に変わり、駆動時間は250時間から約130時間へ短縮されました
  • チルトホイールは非搭載です

こんな人におすすめ

  • 旧G304からの買い替えを考えている方
  • 手が小さめで、小型のマウスを探している方
  • ゲームと仕事を1台で兼ねたい方

Logicool G PRO X2 SUPERSTRIKE

黒背景に置かれたホワイトのPRO X2 SUPERSTRIKE本体とHITS・HERO 2・LIGHTSPEED・POWERPLAYのアイコン
PRO X2 SUPERSTRIKEの製品ビジュアル。物理スイッチを廃したHITSが最大の特徴。引用: YouTube「Logitech G PRO X2 SUPERSTRIKE | Product Tour」(https://www.youtube.com/watch?v=9cVWD6-BMmA)より

特徴・強み

  • 物理スイッチを廃したHITS(インダクティブセンサー+触覚モーター)を搭載
  • クリックの作動点を自分で調整でき、左右独立のラピッドトリガーが使えます
  • HERO 2センサー(44,000DPI/888IPS/88G)と無線8,000Hz対応
  • 61gで最大90時間。触覚フィードバックの強度によって変動します

ここは惜しい・注意点

  • 税込約29,150円と、今回の5機種で最も高価です
  • Bluetooth非対応。用途はゲームに限定されます
  • 61gは5機種中いちばん重く、軽さだけを求めるなら他に選択肢があります
  • 国内公式のカラーはホワイトのみです

こんな人におすすめ

  • キーボードのラピッドトリガーをマウスでも使いたい方
  • クリックの作動点を自分好みに追い込みたい方
  • 価格より新しい操作体験を優先する方

MSI FORGE GM340 WIRELESS

MSI FORGE GM340 WIRELESSの5色カラーバリエーション。ブラック・ホワイト・バイオレット・スカイ・ネイビーの本体が並ぶ製品画像
MSI FORGE GM340 WIRELESSは5色展開。税込約3,580円で57g・トライモード接続を実現している。引用: https://jp.msi.com/Gaming-Gear/FORGE-GM340-WIRELESS/

特徴・強み

  • 税込約3,580円で57g・トライモード接続という、価格破壊に近い構成
  • 2.4GHz・Bluetooth 5.2・有線USB-Cの3モードに対応
  • 最大82時間のバッテリーとPTFEフィートを標準装備
  • BLACK/WHITE/VIOLET/SKY/NAVYの5色展開

ここは惜しい・注意点

  • センサーはPixArt PAW3311で最大12,000DPI。上位機とは明確に差があります
  • ポーリングレートは1,000Hzまで
  • 対応OSはWindows 10以降です

こんな人におすすめ

  • 初めてのゲーミングマウスを予算優先で選びたい方
  • サブ機・持ち運び用として1台足したい方
  • 軽量ワイヤレスがどんなものか、まず安く試してみたい方

どんな人にお勧め?比較から分かる「選び方のポイント」

◆ 迷ったら(総合力)重視派

Logicool G304 X SUPERLIGHT → 3モード接続、59gの軽さ、117.3mmの扱いやすいサイズ、そして1万円台前半という価格。突出した尖りはありませんが、外れにくい選択です。

◆ 軽さ最優先派

Keychron G6 HE UltraLight → 46g±3g。内蔵式のブラックなら42gまで下がります。ここは他の追随を許しません。

◆ 対戦FPSで勝ちにいく派

Razer Viper V4 Pro → 49gとTrue 8000Hz標準対応、そして1,000Hz時180時間のバッテリー。競技用途で穴が見当たらない構成です。

◆ 新しい操作体験を求める派

Logicool G PRO X2 SUPERSTRIKE → マウスでラピッドトリガーが使えるのは現状これだけ。約29,150円という価格を許容できるかが分かれ目でしょう。

◆ コスパ重視派

MSI FORGE GM340 WIRELESS → 3,580円で57g・トライモード。この価格帯に競合がほぼいません。

Keychron G6 HE UltraLight → 8,000Hzドングル込みで14,344円(超早割)。「8,000Hzを最も安く手に入れる方法」という意味でのコスパは随一です。

◆ 仕事と兼用したい派

Logicool G304 X SUPERLIGHT または MSI FORGE GM340 WIRELESS → どちらもBluetooth対応で、ノートPCとの併用がしやすい構成です。Viper V4 ProとPRO X2 SUPERSTRIKEはBluetooth非対応なので、この用途では候補から外れます。

価格帯と買い時の考え方

今回の5機種は3,580円・11,700円・14,344円・26,980円・29,150円と価格帯がきれいに分かれています。予算を先に決めれば、候補は自動的に1〜2機種まで絞れるはずです。

買い時という観点では、Keychron G6 HE UltraLightだけ事情が異なります。超早割の14,344円は先行販売の枠で、通常予定価格の17,930円との差は3,586円。ただしお届けは10月下旬予定なので、「安く買えるが3か月待つ」という条件をどう見るかになるでしょう。

よくある質問(FAQ)

Q
8,000Hz対応のマウスは本当に体感できますか?
A

対戦FPSの上位帯であれば差を感じる方はいます。ただしモニターのリフレッシュレートやPC性能が伴っていないと効果は限定的です。1,000Hzでも大半の用途では十分だと考えています。

Q
軽いマウスほど良いのでしょうか?
A

一概には言えません。軽すぎると手のブレがそのままカーソルに乗るため、ローセンシで大きく振る方はある程度の重量があったほうが安定します。46gと61gのどちらが自分に合うかは、実際に握ってみるのが確実です。

Q
乾電池式のマウスはもう選べませんか?
A

今回の5機種はすべて内蔵充電式です。乾電池式は旧G304 LIGHTSPEEDのような従来モデルが該当しますが、現行の軽量モデルからは姿を消しつつあります。

Q
Bluetooth接続でもゲームはできますか?
A

できますが推奨はしません。Keychron G6 HE UltraLightの場合、Bluetooth接続時のポーリングレートは125Hzまで落ちます。ゲームは2.4GHz、事務作業はBluetoothという使い分けが現実的です。

Q
Logicool G304 X SUPERLIGHTを8,000Hzで使うには?
A

別売のPRO LIGHTSPEEDワイヤレスレシーバー(4,620円)を追加すると最大8,000Hzにアップグレードできます。本体と合わせると約16,300円になるため、最初から8,000Hz目当てなら他機種との比較をおすすめします。

まとめ

2026年に出そろったゲーミングマウス5機種を並べてみると、軽さはもう差別化要因ではなくなったことがはっきりします。46gから61gという15gの範囲に全機種が収まっており、そのうえで価格は3,580円から29,150円まで8倍以上開いているからです。

では何で選ぶのか。今回の比較から見えたのは、次の3点でした。

  • 8,000Hzが必要かどうか。必要ならViper V4 ProかG6 HE UltraLight、不要ならG304 X SUPERLIGHTかFORGE GM340で十分
  • Bluetoothが必要かどうか。仕事兼用ならViper V4 ProとPRO X2 SUPERSTRIKEは候補外
  • 手のサイズに合うかどうか。117.3mmから127.1mmまで10mmの幅があり、ここは体感差が大きい

私自身は旧G304を仕事用に2台使い続けていて、乾電池式の気楽さに助けられてきました。だからこそ、後継のG304 X SUPERLIGHTが40gの軽量化と引き換えに内蔵充電式へ移行したことには、素直な進化と少しの寂しさの両方を感じています。

どれを選んでも一定の水準はクリアしている5機種です。だからこそ「何を一番譲れないのか」をはっきりさせてから選ぶことが、後悔しない最短ルートになるはずです。

プログラマー。高校時代のWALKMAN+Sonyイヤホンをきっかけに、10年以上にわたってオーディオを中心にガジェットを買い続けています。SONY XBA-A3は今も現役で愛用、Sonyワイヤレスイヤホンは3世代追いかけて進化を体感してきました。得意領域はイヤホン・ヘッドホン、4K有機ELテレビ、ゲーミングマウス、PC周辺機器。「自分が本気で買うつもりで判断軸を作る」スタンスで、後悔のない買い物のための情報を発信しています。

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