【1ドル=166円相当】iPhoneの値上げは円安のせい?|日米価格で換算レートを検証

iPhoneの値上げは円安のせいかを、日米価格から算出した換算レート(1ドル=166円相当)で検証する記事のアイキャッチ。右はiPhone 18 Proの4色 スマホ
画像: Apple公式(iPhone 18 Pro)。引用: https://www.apple.com/jp/newsroom/2026/09/apple-debuts-iphone-18-pro-and-iphone-18-pro-max/

iPhoneの値上げは、円安のせいなのか。2026年は日本のApple Storeで、iPhoneの値札が7月18日と9月10日の2回書き換わり、そのたびにこの疑問を目にしました。私自身、手元のiPhoneはSE(第3世代)で、買い替えを考えながら値札を追いかけてきた一人です。

そこで、日米のApple Storeの価格から「1ドル何円相当で売られているか」を全機種・全容量で計算し、日本銀行の市場レートと並べてみました。分かったのは、7月と9月で値上げの性格がまるで違うことです。7月は市場レート近くまで上がり、9月は前営業日の市場が9円円高に戻ったのに、最大4.8円しか下がりませんでした。

この記事では計算の条件を開示したうえで、2回の改定と、発売されたばかりのiPhone 18 Proの値付けを数字で確かめます。元データのCSVも公開しているので、気になる機種がある方はぜひ最後までご覧ください。

結論:7月は市場レート近くまで上がり、9月は前営業日の市場レートほど下がらなかった

日米のApple Storeの価格から算出すると、iPhone 17(256GB)は2026年7月18日の値上げで、1ドル=142.34円相当から156.60円相当に上がりました。前営業日の市場レート162.29円との差は、−12.3%から−3.5%に縮まっています。9月10日の値上げ後は156.38円です。前営業日の市場レートは153.12円まで円高に戻ったのに、7月とほとんど変わっていません(当サイト算出)。

発売されたばかりのiPhone 18 Pro(256GB)は、1ドル=166.65円相当です。発表前営業日の市場レートより8.8%高い水準で値付けされています。

時点・機種日本(税込)/米国(税抜)換算レート市場レート(前営業日)市場との差
iPhone 17(256GB)発売時129,800円/829ドル142.34円147.23円−3.3%
iPhone 17(256GB)7月18日改定後142,800円/829ドル156.60円162.29円−3.5%
iPhone 17(256GB)9月10日改定後159,800円/929ドル156.38円153.12円+2.1%
iPhone 18 Pro(256GB)発売時219,800円/1,199ドル166.65円153.12円+8.8%

※ 換算レート=日本の税込価格÷1.1÷米国の税抜価格(キャリア接続割引なし)。市場レートは日本銀行「東京市場 ドル・円 スポット 17時時点」。当サイト算出

ここでいう換算レートは、日米の店頭価格の比から逆算した値です。Appleが社内でこのレートを使って値付けした、という意味ではありません。Appleは日本の価格の決め方を公表していないため、この記事でも「円安が原因」とは断定せず、数字の並びを示すにとどめます。

市場のドル円レートの推移と、iPhone 17(256GB)の換算レートが7月に市場レート近くまで上がり、9月の円高後もほぼ同じ水準に残ったことを示す折れ線グラフ
灰色の線が市場レート、青の階段がiPhone 17(256GB)の換算レート。7月は階段が線に近づき、9月は線だけが下がった

この記事の価格について

本記事の価格は、日本・米国ともApple Storeの販売価格です。9月10日の改定後の価格は2026年9月23日時点でApple Storeを確認した値、それより前の価格は発売時の公式発表と国内外の報道で確認した値です。日本は税込、米国は州ごとの売上税を含まない税抜の表示価格で、実際に支払う額の比較ではありません。Appleの価格は予告なく改定されることがあるので、購入前には必ずApple Storeで最新の価格をご確認ください。

換算レートの出し方:日本の税抜価格を米国の価格で割る

換算レートは、日本の税込価格を1.1で割って消費税を除き、米国の税抜価格で割った値です。9月10日改定後のiPhone 17(256GB)なら、159,800円÷1.1÷929ドル=156.38円になります。

条件をそろえるために、次の4点を決めています。

  • 消費税: 日本の価格は税込なので1.1で割ります。対象の日本価格には、いずれも消費税率10%が適用されます
  • 米国の売上税: 米国のApple Storeの価格は、州ごとに違う売上税を含まない表示です。そのため、実際に払う額ではなく店頭の本体価格どうしを比べています
  • キャリア接続割引: 米国の無印(iPhone 16・16 Plus・17)の見出し価格は、AT&T・T-Mobile・Verizonでの開通を条件にした30ドル引きの価格です。日本やPro・Airには同じ割引がないため、割引なしの価格にそろえました(iPhone 17の256GBなら見出し899ドル、割引なし929ドル)
  • 市場レート: 日本銀行「東京市場 ドル・円 スポット 17時時点」。発表日・改定日の当日のレートは値付けより後の値になるため、その前営業日の17時の値を使い、直前30営業日の平均も併記します
時点基準日市場レート(前営業日)直前30営業日の平均
iPhone 17世代・Airの発売時2025年9月9日147.23円147.82円
iPhone 17eの発売時2026年2月27日156.09円155.70円
7月18日の改定2026年7月17日162.29円161.43円
9月10日の改定/18 Pro・18 Pro Maxの発売時・Duoの発表時2026年9月9日153.12円158.65円

9月9日だけは、前営業日の値と30営業日の平均が5円以上離れています。9月2日の159.70円から、1週間で153.12円まで円高が進んだためです。どちらと比べるかで見え方が変わる箇所は、本文で両方を示します。

7月18日の値上げ:iPhone 17の値上げ率は、発売時からの円安の幅とほぼ同じ

7月18日の値上げは日本だけで、米国の価格は据え置きでした。iPhone 17(256GB)は129,800円から142,800円へ、10.0%上がりました。17の発表前日(2025年9月9日)から改定前日(2026年7月17日)までに、市場レートは147.23円から162.29円へ10.2%動いています。ほぼ同じ幅です(当サイト算出)。

7月18日の日本の値上げ率を構成ごとの棒で示し、同じ期間の市場レートの変化を縦の目盛りで重ねた図
17と17 Pro Maxの256GBは、目盛り(市場の変化+10.2%)とほぼ同じ所で止まっている

値上げ額は、ほとんどの機種で容量によらず同じでした。iPhone 17は各容量+13,000円、Airは+18,000円です。例外はiPhone 17 Pro Maxで、256GB〜1TBが+20,000円、2TBだけ+25,000円でした。額が同じなので、容量が大きいほど値上げ率は小さくなります。

機種改定前→改定後(最小容量)値上げ額改定後の換算レート(容量の範囲)
iPhone 16114,800円→124,800円(128GB)+10,000円155.63円
iPhone 16 Plus129,800円→144,800円(128GB)+15,000円156.38〜158.79円
iPhone 17129,800円→142,800円(256GB)+13,000円156.60〜157.08円
iPhone 17 Pro179,800円→194,800円(256GB)+15,000円160.59〜161.14円
iPhone 17 Pro Max194,800円→214,800円(256GB)+20,000円(2TBは+25,000円)161.35〜162.86円
iPhone Air159,800円→177,800円(256GB)+18,000円161.02〜161.80円
iPhone 17e99,800円→107,800円(256GB)+8,000円162.48〜163.61円

※ iPhone 16・16 Plusの改定前の価格は、2025年9月に1万円値下げされたあとの価格。出典: ITmedia Mobile(2026年7月18日) https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2607/18/news015.html / Touch Lab(同日) https://touchlab.jp/2026/07/iphone-price-increase-202607/ 。米国の据え置き: MacRumors(2026年7月17日、米国時間) https://www.macrumors.com/2026/07/17/apple-raises-iphone-prices-in-japan/

その結果、販売中の17構成の換算レートは155.63〜163.61円にそろいました。前営業日の市場レート162.29円との差は、−4.1〜+0.8%です。30営業日の平均(161.43円)と比べても−3.6〜+1.3%です。7月の値上げで、17構成すべてが市場レートの前後4%あまりの範囲に並んだことになります。

目を引くのはiPhone 17eです。発売は2026年3月で、それから7月17日までの市場レートの変化は+4.0%です。ところが値上げ率は、256GBで+8.0%でした。17eの換算レートは163.61円と、7月の改定後では最も高くなっています。

なお、同じ7月18日には、Apple Watch(Series 11・SE 3・Ultra 3)やAirPods(4・Pro 3)、アクセサリも日本で値上げされています。

9月10日の値上げ:前営業日の市場は9円の円高、換算レートの下げは0.2〜4.8円

9月10日の2回目の値上げは、iPhone 18 Proが発表された日でした。前営業日の市場レートは153.12円で、7月の改定前日の162.29円より9.17円の円高です。それでも日本の価格は再び上がりました。継続販売の4機種8構成の換算レートは、7月から0.22〜4.80円しか下がっていません(当サイト算出)。

市場が円高なのに換算レートの下げが小さかったのは、米国でも同じ発表に合わせて値上げがあったためです。9月9日(米国時間)にiPhone 16・17・Air・17eが最小容量で各100ドル上がり、iPhone Airの1TBだけは300ドル上がりました。日米の両方が上がったので、比はほとんど動いていません。

機種・容量日本 改定前→改定後米国 改定前→改定後換算レート 7月→9月
iPhone 16(128GB)124,800円→139,800円729ドル→829ドル155.63円→153.31円
iPhone 17(256GB)142,800円→159,800円829ドル→929ドル156.60円→156.38円
iPhone 17(512GB)177,800円→194,800円1,029ドル→1,129ドル157.08円→156.86円
iPhone Air(256GB)177,800円→189,800円999ドル→1,099ドル161.80円→157.00円
iPhone Air(512GB)212,800円→224,800円1,199ドル→1,299ドル161.35円→157.32円
iPhone Air(1TB)247,800円→294,800円1,399ドル→1,699ドル161.02円→157.74円
iPhone 17e(256GB)107,800円→124,800円599ドル→699ドル163.61円→162.31円
iPhone 17e(512GB)142,800円→159,800円799ドル→899ドル162.48円→161.59円

※ 米国はキャリア接続割引なしの価格。改定後は2026年9月23日時点のApple Store(日本 https://www.apple.com/jp/shop/buy-iphone /米国 https://www.apple.com/shop/buy-iphone )、改定前は報道(PC Watch https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/2139807.html /TechRadar https://www.techradar.com/phones/iphone/iphone-price-hikes-heres-the-full-list-of-every-price-increase-from-the-iphone-18-pro-to-a-21-percent-rise-for-one-iphone-air-model )で確認

9月10日の改定前後の換算レートを構成ごとに白抜きと塗りの点で結び、9月9日と7月17日の市場レート、30営業日平均の縦線と比べた図
白抜き(7月)から塗り(9月)への動きは、2本の実線の間隔(市場の9.17円の円高)より短い

ただし、ここまでは前営業日の市場レートと比べた話です。直前30営業日の平均は、7月の161.43円から9月の158.65円へ2.78円しか下がっていません。この物差しでは、iPhone Air(3.28〜4.80円の低下)のほうが平均より大きく下がっています。iPhone 16(2.32円)・17(0.22円)・17e(0.89〜1.30円)は、平均ほど下がっていません。

では、9月の値付けは市場より高いのか。前営業日の市場(153.12円)と比べると、8構成すべてが上回ります(+0.1〜+6.0%)。一方で、直前30営業日の平均(158.65円)と比べると、17e以外の6構成は0.6〜3.4%下回ります。物差しを変えると上下が入れ替わる程度の差、というのが正直なところです。

はっきり上回っているのは17eです。どちらの物差しでも市場より高く出ました(前営業日比+5.5〜+6.0%、30営業日平均比+1.9〜+2.3%)。

この日、iPhone 17 Pro・17 Pro Max・16 Plusは、日米ともApple Storeでの販売を終えています。

iPhone 18 Proは1ドル=166.65円相当。市場レートより5〜9%高い

iPhone 18 Pro(256GB)の日本価格は219,800円です。米国価格1,199ドルを発表前営業日の市場レート153.12円で円にして消費税を足すと約20.2万円なので、それより約1.8万円高い計算になります。換算レートは166.65円相当です。市場より8.8%、直前30営業日の平均158.65円と比べても5.0%高くなります(当サイト算出)。

機種日本/米国(256GB)換算レート(256GB)容量別の範囲市場レートで換算した額との差(256GB)
iPhone 18 Pro219,800円/1,199ドル166.65円162.87〜166.65円+17,850円
iPhone 18 Pro Max239,800円/1,299ドル167.82円163.63〜167.82円+21,007円
iPhone Duo(発表時)364,800円/1,999ドル165.90円163.35〜165.90円+28,104円

※ 市場レートで換算した額=米国価格×153.12円×1.1。当サイト算出。価格の出典: Apple Newsroom(日本) https://www.apple.com/jp/newsroom/2026/09/apple-debuts-iphone-18-pro-and-iphone-18-pro-max/ /同(米国) https://www.apple.com/newsroom/2026/09/apple-debuts-iphone-18-pro-and-iphone-18-pro-max/ /iPhone Duo: Apple Newsroom(日本) https://www.apple.com/jp/newsroom/2026/09/apple-unveils-iphone-duo/ /同(米国) https://www.apple.com/newsroom/2026/09/apple-unveils-iphone-duo/ /Apple Store(2026年9月23日時点)。iPhone Duoはまだ発売前で、発表時の価格(予約開始10月16日、発売10月23日)

18 Pro・18 Pro Max・Duoの12構成は、換算レートが162.87〜167.82円でした。前営業日の市場と比べても、30営業日の平均と比べても、すべて上回っています(+2.7〜+9.6%)。9月の継続販売モデルは、物差しによって市場の上にも下にもなりました。新モデルは違います。どちらで見ても、市場より高いところに値付けされています。

18 Proの中身や、17 Proから何が変わったかは、別の記事で詳しく整理しています。

17 Proから18 Proの4万円を分けると、市場レートの変化に相当するのは2〜3割台

17 Proと18 Proは世代も仕様も違う別の商品なので、ここで見るのは同じ商品の値上げの内訳ではありません。そのうえで、発売価格の差4万円(179,800円→219,800円)を「米国価格」「市場レート」「両者の差」の3つに算術で分けてみました。市場レートの変化に相当する分は、前営業日の値で約0.8万円(20%)、30営業日の平均で約1.4万円(35%)です(当サイト算出)。

米国の+100ドル(1,099ドル→1,199ドル)に相当する分は、どちらの物差しでも約1.7万円(43%)です。残りは、換算レートと市場レートの差が広がった分にあたります。

17 Proから18 Proへの発売価格の差4万円を、米国価格・市場レート・差の変化の3つに分け、前営業日と30営業日平均の2通りで並べた帯グラフ
どちらの物差しでも、市場レートの変化に相当する分は4万円の半分に届かない

分け方はこうです。日本の税抜価格は「米国価格×市場レート×(1+差)」と書けるので、両辺の自然対数をとると、価格の変化率を3つの変化率の足し算に分けられます。前営業日の値なら、日本の価格の比(219,800÷179,800)の自然対数は0.2009です。これを米国価格の比(1,199÷1,099)の0.0871、市場レートの比(153.12÷147.23)の0.0392、残りの0.0746に分けます。その比率(43%・20%・37%)で4万円を配分しました。

対数を使うと、どれを先に計算しても結果は変わりません。ただ、あくまで算術上の分解です。割合は値上げの原因の内訳ではなく、値上げの理由をAppleに確かめたものでもありません。

同じ商品の発売時から9月10日改定後までの変化も、同じ方法で分けてみました。

比べたもの日本価格の差米国価格の上昇分市場レートの変化分(前営業日/30営業日平均)
17 Pro→18 Pro(256GB、別の商品)+40,000円+17,342円(43%)20%/35%
17 Pro Max→18 Pro Max(256GB、別の商品)+45,000円+17,345円(39%)19%/34%
iPhone 17(256GB)発売時→9月+30,000円+16,432円(55%)19%/34%
iPhone Air(256GB)発売時→9月+30,000円+16,635円(55%)23%/41%
iPhone Air(1TB)発売時→9月+65,000円+50,698円(78%)16%/28%
iPhone 17e(256GB)発売時→9月+25,000円+17,266円(69%)−9%/8%

※ 当サイト算出。17eは発売時(2026年2月27日)の市場レート156.09円より9月9日の値が低いため、前営業日で見ると市場レート分がマイナスになる

同じ商品で見ると、値上げ額の半分以上は米国の値上げ(ドル建ての値上げ)に相当します。市場レートの変化に相当する分は、17eを除くと前営業日の値で2割前後、30営業日の平均で3〜4割と、物差しによって幅があります。「値上げの半分は円安」といった1つの数字で言い切れる状況ではありません。

14 Proから18 Proまでの日米の価格の変遷は、性能の進化と合わせて別の記事にまとめています。

容量で換算レートはどう違う?容量を増やす追加費用で比べる

iPhone 18 Pro・18 Pro Max・Duoでは、容量が大きいほど換算レートが下がります。18 Proなら256GBの166.65円に対し、2TBは162.87円です。

iPhone 18 Pro・18 Pro Max・Duoの換算レートを容量別に結び、市場レートの2本の線と比べた図
3機種とも容量が上がるほど右下がりで、2TBでも市場レートより上にある

理由は、容量を増やすときの追加費用にあります。容量違いを比べられる6機種(17・Air・17e・18 Pro・18 Pro Max、発表価格のDuo)はどれも、容量を1段上げる費用が日米で同じ比率になっていました。追加分だけで換算レートを出すと、どの機種も1ドル=159.09円相当です(当サイト算出)。

容量の追加日本の追加費用(税込)米国の追加費用(税抜)追加分の換算レート
256GB→512GB+35,000円+200ドル159.09円
512GB→1TB+70,000円+400ドル159.09円
1TB→2TB+105,000円+600ドル159.09円

※ 対象はiPhone 17・Air・17e(9月10日改定後)と、iPhone 18 Pro・18 Pro Max(発売時)・Duo(発表時)。各機種で売られている容量の範囲だけで、17・17eは512GBまで、Airは1TBまで。iPhone 16は128GBのみ。当サイト算出

最小容量の換算レートが159.09円より高い18 Pro系(165.90〜167.82円)や17e(162.31円)は、容量を増やすほど159.09円に近づいて下がります。反対に、最小容量が159.09円より低いiPhone 17(156.38円)やAir(157.00円)は、容量を増やすほどわずかに上がります。米国と比べて大容量ほど割安になるかどうかは、最小容量の値付けで決まるということです。

容量選びの目安にするなら、日本で容量を1段上げる費用は、米国の追加費用を1ドル=159.09円で換算した額にあたります。9月9日までの30営業日平均(158.65円)に近い水準です。

全機種・全容量の換算レート一覧(発売時・7月・9月)

2026年に日米のApple Storeで販売されたiPhone 25構成と、発表済みのiPhone Duo 4構成、計29構成の換算レートです。Duoは発表時の価格で計算しています(予約開始10月16日、発売10月23日)。カッコ内は、各時点の前営業日の市場レートとの差です(当サイト算出)。

機種・容量発売時(Duoは発表時)7月18日改定後9月10日改定後
iPhone 16(128GB)136.86円(−4.4%)155.63円(−4.1%)153.31円(+0.1%)
iPhone 16 Plus(128GB)136.80円(−4.4%)158.79円(−2.2%)販売終了
iPhone 16 Plus(256GB)136.76円(−4.5%)156.38円(−3.6%)販売終了
iPhone 17(256GB)142.34円(−3.3%)156.60円(−3.5%)156.38円(+2.1%)
iPhone 17(512GB)145.60円(−1.1%)157.08円(−3.2%)156.86円(+2.4%)
iPhone 17 Pro(256GB)148.73円(+1.0%)161.14円(−0.7%)販売終了
iPhone 17 Pro(512GB)150.33円(+2.1%)160.82円(−0.9%)販売終了
iPhone 17 Pro(1TB)151.49円(+2.9%)160.59円(−1.0%)販売終了
iPhone 17 Pro Max(256GB)147.70円(+0.3%)162.86円(+0.4%)販売終了
iPhone 17 Pro Max(512GB)149.33円(+1.4%)162.32円(+0.0%)販売終了
iPhone 17 Pro Max(1TB)150.55円(+2.3%)161.92円(−0.2%)販売終了
iPhone 17 Pro Max(2TB)149.98円(+1.9%)161.35円(−0.6%)販売終了
iPhone Air(256GB)145.42円(−1.2%)161.80円(−0.3%)157.00円(+2.5%)
iPhone Air(512GB)147.70円(+0.3%)161.35円(−0.6%)157.32円(+2.7%)
iPhone Air(1TB)149.33円(+1.4%)161.02円(−0.8%)157.74円(+3.0%)
iPhone 17e(256GB)151.46円(−3.0%)163.61円(+0.8%)162.31円(+6.0%)
iPhone 17e(512GB)153.37円(−1.7%)162.48円(+0.1%)161.59円(+5.5%)
iPhone 18 Pro(256GB)166.65円(+8.8%)—(発売時と同じ)
iPhone 18 Pro(512GB)165.57円(+8.1%)—(発売時と同じ)
iPhone 18 Pro(1TB)164.13円(+7.2%)—(発売時と同じ)
iPhone 18 Pro(2TB)162.87円(+6.4%)—(発売時と同じ)
iPhone 18 Pro Max(256GB)167.82円(+9.6%)—(発売時と同じ)
iPhone 18 Pro Max(512GB)166.66円(+8.8%)—(発売時と同じ)
iPhone 18 Pro Max(1TB)165.06円(+7.8%)—(発売時と同じ)
iPhone 18 Pro Max(2TB)163.63円(+6.9%)—(発売時と同じ)
iPhone Duo(256GB)165.90円(+8.3%)—(発表時と同じ)
iPhone Duo(512GB)165.28円(+7.9%)—(発表時と同じ)
iPhone Duo(1TB)164.33円(+7.3%)—(発表時と同じ)
iPhone Duo(2TB)163.35円(+6.7%)—(発表時と同じ)

※ 発売時の基準日は、16世代が2024年9月9日、17世代・Airが2025年9月9日、17eが2026年2月27日、18 Pro・18 Pro Max(発売時)とDuo(発表時)が2026年9月9日。iPhone 16・16 Plusの発売時は2024年9月の価格(その後2025年9月に値下げ)。発売時の価格の出典は各機種のApple Newsroomと国内外の報道で、機種ごとのURLはCSVに収録

発売時の価格や性能を、iPhone 14以降の機種どうしで比べたい方は、データベース記事にまとめています。

よくある質問(FAQ)

Q
iPhoneの値上げは円安のせいですか?
A

7月の値上げ率はiPhone 17(256GB)で+10.0%と、発売時からの円安の幅(+10.2%)とほぼ同じでした。ただし9月は円高の中で日米同時に値上がりしており、Appleも理由を公表していないため、当サイトでは原因を断定していません。

Q
Appleは1ドル何円でiPhoneの価格を決めているのですか?
A

公表されていません。日米のApple Storeの価格から算出すると、2026年9月23日時点で継続販売の機種は153.31〜162.31円、iPhone 18 Proは162.87〜166.65円相当です。

Q
日本のiPhoneはアメリカより高いのですか?
A

消費税と米国のキャリア接続割引の条件をそろえると、iPhone 18 Pro(256GB)は米国価格を市場レートで換算した額より約1.8万円(8.8%)高い計算です。ただし米国では州ごとに率の違う売上税が上乗せされるので、実際に払う額の差は州によって変わります。

Q
9月の値上げでは、アメリカも値上げしたのですか?
A

はい。9月9日(米国時間)にiPhone 16・17・Air・17eが最小容量でそれぞれ100ドル上がりました。iPhone Airの1TBだけは300ドルの値上げです。

Q
円高になれば、iPhoneは値下げされますか?
A

分かりません。2026年は市場が円高に振れた9月にも値上げがあり、為替だけで価格が決まっているとは言えないため、当サイトでは今後の価格を予測していません。

調査方法とデータ

  • 調査日: 2026年9月23日
  • 対象: 2026年に日米のApple Storeで販売されたiPhone 25構成(iPhone 16・16 Plus・17・17 Pro・17 Pro Max・Air・17e・18 Pro・18 Pro Max)と、発表済みで10月23日発売のiPhone Duo 4構成の計29構成。日米で同じ容量が売られていたものだけを計算
  • 時点: 発売時(Duoは発表時)・7月18日改定後・9月10日改定後。米国の9月9日と日本の9月10日の改定は同じApple発表(日本時間9月10日午前2時)に合わせたものなので、1つの時点として扱いました
  • 価格: 日本は税込、米国は税抜で、米国の無印はキャリア接続割引なし。9月10日改定後は2026年9月23日時点のApple Store、7月18日前後と9月改定前は国内外の報道(ITmedia Mobile・Touch Lab・AAPL Ch.・MacRumors・PC Watch・iPhone Mania・TechRadar・Macworld)で、各改定とも複数の媒体で同じ値を確認しました。Apple Storeの過去のページ(Web上の保存版)での確認はしていません
  • 市場レート: 日本銀行「東京市場 ドル・円 スポット 17時時点」(系列コードFM08’FXERD04)。基準日は日本時間の発表日・改定日の前営業日。直前30営業日の平均も算出
  • 改定の回数: 日米のApple Storeで確認できた2026年のiPhoneの価格改定は、日本7月18日・米国9月9日・日本9月10日の3回です。6月24〜25日にMac・iPadなどが値上げされましたが、iPhoneは対象外でした。日米以外の国は調べていません
  • 主な出典:
    • https://www.stat-search.boj.or.jp/ssi/mtshtml/fm08_d_1.html
    • https://www.apple.com/jp/shop/buy-iphone
    • https://www.apple.com/shop/buy-iphone
    • https://www.apple.com/jp/newsroom/2026/09/apple-debuts-iphone-18-pro-and-iphone-18-pro-max/
    • https://www.apple.com/jp/newsroom/2026/09/apple-unveils-iphone-duo/
    • https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2607/18/news015.html
    • https://touchlab.jp/2026/07/iphone-price-increase-202607/
    • https://www.macrumors.com/2026/07/17/apple-raises-iphone-prices-in-japan/
    • https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/2139807.html
    • https://www.techradar.com/phones/iphone/iphone-price-hikes-heres-the-full-list-of-every-price-increase-from-the-iphone-18-pro-to-a-21-percent-rise-for-one-iphone-air-model
    • https://www.macworld.com/article/3229342/iphone-price-increases.html

データのダウンロードと引用

本記事でトータルナビが算出した換算レートと表は、出典として本記事へのリンクを記載いただければ引用いただけます。

iPhoneの日米価格と換算レート 2026年(CSV)をダウンロード

CSVには、全構成の日米の価格、換算レート、基準日、市場レート(前営業日と30営業日平均)、市場との差、1GBあたりの価格と、価格の出典URLを1行ずつ収めています。引用の際は「日米価格から算出した換算レート(日本の税込価格÷1.1÷米国の税抜価格、キャリア接続割引なし)」「市場レートは日本銀行の東京17時・前営業日」という条件も添えてください。

次にAppleが日米どちらかの価格を改定したときや、iPhone 18(無印)などの新機種が出たときは、新しい時点を表に足します。すでに載せた時点の数字は書き換えず、訂正があった場合はこの節に日付と内容を記録します。

まとめ

2026年のiPhoneの値上げを日米価格から算出した換算レートで見ると、7月と9月で中身が違いました。7月は日本だけの値上げで、換算レートが市場レートに近い水準まで上がりました。9月は市場が円高に戻った中で米国と同時に値上げされ、換算レートの下げは前営業日の市場レートの下げ(9.17円)より小さくなっています。30営業日の平均で比べると、Airだけは平均より大きく下がっています。

  • 7月18日: iPhone 17(256GB)の値上げ率+10.0%は、発売時からの市場レートの変化+10.2%とほぼ同じ
  • 9月10日: 前営業日の市場レートは9.17円の円高でも、継続機種の換算レートの下げは0.22〜4.80円(30営業日平均の下げは2.78円)
  • iPhone 18 Pro: 256GBで1ドル=166.65円相当。市場レートより5〜9%高い
  • 4万円の分解: 市場レートの変化に相当するのは2〜3割台で、物差しによって幅がある
  • 容量: 容量を1段上げる追加費用は、容量違いを比べられる6機種(Duoは発表価格)すべてで1ドル=159.09円相当。最小容量がこれより高い18 Pro系は大容量ほど換算レートが下がり、低い17やAirは上がる

私自身、SEからの買い替えを考えて値札を見てきましたが、「円高になれば戻るだろう」と待つ理由は、この数字からは見つかりませんでした。9月は円高の中で上がり、新しいProはさらに高い水準で値付けされているからです。欲しい機種と容量が決まっているなら、Apple Storeで最新の価格を確かめたうえで、ぜひ自分の買い替えのタイミングを決めてみてください。

プログラマー。高校時代のWALKMAN+Sonyイヤホンをきっかけに、10年以上にわたってオーディオを中心にガジェットを買い続けています。SONY XBA-A3は今も現役で愛用、Sonyワイヤレスイヤホンは3世代追いかけて進化を体感してきました。得意領域はイヤホン・ヘッドホン、4K有機ELテレビ、ゲーミングマウス、PC周辺機器。「自分が本気で買うつもりで判断軸を作る」スタンスで、後悔のない買い物のための情報を発信しています。

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