FiiOの2026年新製品を追いかけていると、発表と予告と噂が入り混じって、結局どれがもう買えるのかが分からなくなってきます。私も新しいR2R搭載機の話題を見かけるたびに、発売済みなのか予告段階なのかを毎回確かめ直していました。
この記事は、2026年6月に公開したロードマップ整理の更新版で、9月に続いて2回目の見直しです。前回からの1か月で、フラッグシップDAPのM25とM25 R2Rが、10月23日に国内で発売されました。M21Tから名前を変えたDT11も、9月末に出荷が始まっています。
年初にFiiOが示した予定が10月18日時点でどこまで実現したのかを、「日本で買える」「海外では出た」「まだ出ていない」の3段階で整理し直しました。時期や価格の二次情報に振り回されたくない方は、ぜひ最後までご覧ください。
年初の予定はどこまで実現したか
追いかけている8モデルのうち、10月18日時点で発売済みは6モデルです。ただし日本で買えるのは、そのうち2モデルにとどまります。
| 製品 | 年初〜春に語られていた時期 | 2026年10月18日時点 | 日本での取り扱い |
|---|---|---|---|
| K17 R2R | 2026年7月 | 発売済み | 9月18日発売(エミライ) |
| M25/M25 R2R | 時期不明(噂段階) | 発売済み(中国) | 10月23日発売済み(エミライ) |
| DP11 | 2026年6月 | 発売済み(9月) | 発表を確認できず |
| CLASS A | 2026年7月 | 発売済み(8月25日・中国) | 発表を確認できず |
| M21T → DT11 | 2026年6月 | 発売済み(9月末出荷・初回完売) | 発表を確認できず |
| K13(標準版) | 2026年11月 | 発売済み(9月末・予定より早い) | 発表を確認できず |
| R7 R2R | 2026年6月 | 未発売(実機展示のみ) | 発表を確認できず |
| KG13 | 2026年9月 | 年内発売予定へ後ろ倒し | 発表を確認できず |
この記事の価格・時期について
本記事に載せている価格と発売時期は、いずれも2026年10月18日時点で確認した参考値です。国内価格はエミライが公表している市場想定価格です。10月23日に発売されたM25系は、10月24日時点の実売もAmazon.co.jp(日本正規品)・e☆イヤホンとも税込220,000円で、想定価格どおりでした。海外価格はFiiOおよび海外販売店が示している金額を指しています。為替や販売店の在庫によって実売価格は日々動きますし、日本での取り扱いが後から発表されることもあります。記事を読んだ時点の情報とは差が出ている前提でご覧いただき、購入前には必ず最新の情報をご確認ください。
発売時期を迎えたモデルの多くは、当初語られていた月より遅れて出てきました。そのなかでK13だけは、予定より2か月ほど早く発売されています。開発中止が発表されたモデルは、今のところ確認できません。
日本で買えるのはK17 R2Rと、10月23日発売のM25系
国内の正規代理店エミライから買える2026年の新モデルは、9月18日発売のK17 R2Rに、10月23日、M25とM25 R2Rが加わりました。
M25とM25 R2Rは同じ約22万円、違うのはDACだけ
M25とM25 R2Rは、エミライから10月23日に同時発売されました。市場想定価格はどちらも税込 約220,000円前後(オープン価格)で、10月24日時点の実売も、Amazon.co.jp(日本正規品)・e☆イヤホンとも220,000円です。カラーはブラックとシルバーの2色。6月の初版では噂段階として扱っていたモデルが、約4か月で国内の店頭に並びました。
2機種は筐体からSoC、メモリ、画面まで共通で、DACの方式だけが違います。
| 項目 | M25 | M25 R2R |
|---|---|---|
| 国内発売日 | 2026年10月23日 | 同左 |
| 価格帯 | 税込 約220,000円前後(オープン価格) | 同左 |
| DAC | AKM AK4191EQ+AK4499EX×2 | 自社開発R2R(24+5bitセグメント抵抗アレイ) |
| SoC・メモリ | Qualcomm QCS6490 / RAM 8GB / 128GB+microSD(最大2TB) | 同左 |
| OS・画面 | Android 13 / 5.5インチ(1080×2160) | 同左 |
| 最大出力 | 1,700mW(32Ω・4.4mmバランス) | 同左 |
| S/N(バランス) | 126dB以上 | 120dB以上 |
| 再生時間(シングルエンド/バランス) | 約9.5時間/約8.5時間 | 約14.5時間/約12.5時間 |
| バッテリー | 6,500mAh(30W充電) | 同左 |
| 外形寸法・質量 | 約76×139.8×18mm / 約318g | 同左 |
| カラー | ブラック、シルバー | 同左 |
| 取扱代理店 | エミライ | 同左 |
数字で比べると、S/NやひずみではAKM版のM25が上回り、再生時間はR2R版のほうが4〜5時間長い関係です。値段が同じなので、測定値の良さを取るか、電池持ちとR2Rらしい音色を取るかの選び分けになります。どちらの音が好みかは、店頭で聴き比べてから決めても遅くありません。
なお、中国や欧州では標準版がM25 VERITAという名前で売られています。国内の製品名はM25なので、海外のレビューを探すときはVERITAの名前でも検索してみてください。
K17 R2Rは17万円台の据置R2R
6月時点で「予告のみ・国内未公表」と書いていたK17 R2Rは、9月18日にエミライから国内発売されました。市場想定価格は税込 約176,000円前後(オープン価格)で、カラーはシルバーとブラックの2色です。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 製品名 | FIIO K17 R2R |
| 国内発売日 | 2026年9月18日 |
| 価格帯 | 税込 約176,000円前後(オープン価格) |
| DAC | 24+5bitセグメント型 R2R PRO DAC |
| 最大出力 | バランス 4,000mW / シングルエンド 1,850mW(32Ω時) |
| 対応フォーマット | 最大768kHz/32bit、DSD256、MQAフルデコード |
| デジタル入力 | USB / 同軸 / 光 |
| アナログ入出力 | ライン入力・バランス入力 / ライン出力2系統 |
| ヘッドフォン出力 | 3系統 |
| ネットワーク | ギガビットイーサネット、Wi-Fi 2.4G/5G、Bluetooth 5.1 |
| 外形寸法・質量 | 約245×223×69mm / 約2.9kg |
| カラバリ | シルバー、ブラック |
| 取扱代理店 | エミライ |
見どころは、抵抗を梯子状に並べてデジタル信号をアナログへ変換するR2R方式のDACを、17万円台の据置ヘッドフォンアンプに載せてきた点です。32Ω時にバランスで4,000mWという出力は、鳴らしにくい平面駆動ヘッドホンまで見据えた数字でしょう。ギガビットイーサネットとWi-Fiを両方備えているので、PCを立ち上げずにネットワークプレーヤーとして単体で使えるのも、この価格帯の据置機としては実用的です。
R2RやDSDといった言葉の前提になる「Hi-Fi(高忠実度)」という考え方については、以下の記事で基礎から解説しています。据置DACアンプを選ぶときの土台になる話ですので、あわせてご覧ください。
春から国内で流通しているモデル
K17 R2RとM25系のほかにも、エミライから国内発売されて店頭に並んでいるモデルがあります。こちらは6月の初版から変わらない、確度の高い確定情報です。
| 製品名 | 区分 | 国内の状況 | 目安価格 |
|---|---|---|---|
| JM21 2026 | DAP | 発売済 | 実売 約39,600円 |
| M27 | フラッグシップDAP | 発売済 | 素材で変動 |
| M33 R2R | R2R搭載DAP | 発売済 | — |
| M21 | DAP | 発売済 | — |
| Snowsky DISC | CD風DAP | 発売済(5月22日) | 実売 約17,930円 |
| ECHO MINI | レトロDAP | 発売済 | 実売 約1万円 |
このうちJM21 2026は、RAMを4GB・ストレージを64GBへ増やし、Cirrus Logic製CS43198をデュアル搭載したモデルです。バランス接続で最大700mW、バッテリーも3100mAhと、約4万円という価格からすると中身が濃い1台ですね。Snowsky DISCにはその後ホワイトが追加されました。
10月17日には、HiFiとゲームの2つのモードを持つポータブルヘッドフォンアンプのQX11(税込 約29,700円前後)も国内で発売されました。同じ日に、Snowskyブランドの密閉型ヘッドホンNATURE(税込 約6,930円前後)も登場しています。どちらも年初のロードマップには載っていなかった製品です。
海外では出たが、日本はまだ:DP11・CLASS A・K13
FiiO側では発売済みなのに、日本での取り扱いが10月18日時点で確認できないのがこの3機種です。「海外で出たから、もうすぐ日本でも買える」とは限らないので、国内発売のモデルとは分けて扱います。
DP11はDACも内蔵するCDトランスポートだった
6月の初版では、DP11を「KシリーズのDACアンプとデジタル接続して使う前提の、CD再生に特化した機種」として紹介していました。CDトランスポートという製品カテゴリー自体は合っていますが、外部DACと繋ぐ専用機のように読める書き方だった点は、9月に明らかになった実機の仕様とずれていたので訂正します。
DP11はCS43198 DACを内蔵しており、プリアンプ機能を持つRCAアナログ出力まで備えています。デジタル出力はAES・同軸・光の3系統で、CDリッピングとMQAにも対応します。海外価格は169.99ドルです。
つまり、DACアンプへデジタルで送るトランスポートとしても、単体でアンプへアナログ出力する据置CDプレーヤーとしても使えます。2万円台半ばという価格を考えると、かなり欲張った構成です。CDを手放さずに持っている方には、なかなか刺さる1台ではないでしょうか。
CLASS Aは8月25日に中国で発売
DACを持たない純A級ヘッドフォンアンプのCLASS Aは、8月25日に中国本土で発売されました。中国価格は1,999元、国際価格は379.99ドルです。
出力は32Ω時に4,000mWで、4.4mmバランスとXLRから取り出せます。入力はXLR・RCA・3.5mm・4.4mmの4系統です。USB-C端子はありますが、これはファームウェア更新専用で、USB DACとしては機能しません。6月の記事で紹介した「DACを持たない純A級ヘッドフォンアンプ」という位置づけは、製品版でも変わりませんでした。
K13(標準版)は11月予定から前倒しで発売
ロードマップで11月予定とされていたK13の標準版は、9月末から海外で販売が始まりました。FiiO公式も正式発売を告知しており、海外価格は319.99ドルです。今回追っているモデルのなかで、予定より早く出てきたのはこのK13だけです。
DACにはESSのES9039Q2Mを2基積み、DACからヘッドフォンアンプまでをバランス構成でまとめています。4.4mmバランス出力は32Ω時に2,400mW+2,400mWで、300ドル台の据置DACアンプとしては余裕のある数字です。LDAC対応のBluetooth受信と、XLR・RCAのプリアウトも備えます。
紛らわしいのは、名前のよく似たK13 R2Rがすでに2025年に発売されている点です。今回のK13はデルタシグマ型の標準版で、店頭にあるK13 R2Rとは別のモデルになります。型番だけで検索すると取り違えやすいので、購入前にDACの方式を確認してください。
この3機種の国内発売は未発表
DP11、CLASS A、K13は、いずれも10月18日時点でエミライからの国内取り扱い発表を確認できていません。海外通販で買う選択肢はありますが、その場合は国内保証やサポートの扱いが変わります。日本語での問い合わせ先が必要な方は、正規代理店の発表を待つほうが安全です。
M21Tは「DT11」に名前を変えて9月末に発売、初回分は完売
6月の初版で「仮称」としていたM21Tは、DT11という製品名で発売されました。FiiO公式のAliExpressストアで8月下旬から先行予約を受け付け、中国では9月28日ごろから出荷が始まっています。価格は早期予約が299.99ドル、通常価格が339.99ドルです。
初回ロットは完売、次の入荷は12月
FiiOは10月6日、中国のSNSであるWeiboで初回ロットの完売を発表しました。次の生産分は12月に入荷する予定とされています。
ただ、完売をそのまま人気の証拠と読むのは早そうです。CEOのJames氏は売れ行きが期待に届かなかったことを認めており、長期的に生産を続けるかはまだ決めていないと述べています。初回の生産数は数百台規模だったと報じられています。
海外通販では日本からも予約できましたが、エミライからの国内取り扱い発表は確認できていません。DT11が気になる方は、12月の第2ロットと国内代理店の動きを見てから判断することになります。
名前が変わった理由
FiiOのCEOであるJames氏は、デジタル出力の最適化と磁気マウント機能の追加によって変更が大きくなり、M21の派生モデルとして扱うのは適切でない、と説明しています。単なる型番の整理ではなく、製品の立ち位置そのものが変わったわけです。FiiOはDT11を「世界初のポータブルAndroidデジタルトランスポート」として打ち出しています。
DT11のスペック
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 製品名 | FIIO DT11(旧称 M21T) |
| 発売 | 2026年9月28日ごろ出荷開始(中国)/ 初回ロット完売・第2ロットは12月予定 |
| 価格 | 早期予約 299.99ドル / 通常 339.99ドル(国内価格は未発表) |
| プラットフォーム | Snapdragon 680 / Android 13 / RAM 4GB |
| ディスプレイ | 4.7インチ(750×1334) |
| ストレージ | 内蔵64GB+microSD(最大2TB) |
| バッテリー | 4,000mAh(最大約20時間) |
| デジタル出力 | USB-C / 3.5mm同軸×2(光デジタルと端子共用) |
| アナログ出力 | なし(DAC・アンプ非搭載) |
| 特徴 | MagSafe互換マグネット、デュアルフェムト秒クロック、同軸出力のジッター67ps以下 |
| 質量 | 約192g |
DAPからDACとアンプを取り払った構成なので、DT11単体では音が出ません。外部DACやポータブルアンプと組み合わせて初めて成立する、かなり割り切った製品です。
BTR19との組み合わせも想定されている
DT11の背面にはMagSafe互換のマグネットが入っており、同時に発表されたBluetooth DAC/アンプのBTR19と磁気で合体できます。DT11がAndroidの再生環境とデジタル出力を担当し、BTR19がDACとアンプを担当する、という役割分担です。ただしBTR19は11月発売予定で、10月18日時点ではまだ出ていません。
もちろん、手持ちの外部DACやドングルと組み合わせても使えます。スマートフォンにドングルDACをぶら下げる構成と似ていますが、こちらは音楽再生だけに使える独立した端末になります。通知や電話で音楽が途切れないのは、実際に使うと効いてくる部分でしょう。私自身、スマートフォン1台にすべてを集約するより、再生専用機を分けたほうが音楽に集中できると感じるタイプなので、この方向性は理解できます。
まだ発売前:R7 R2RとKG13の現在地
10月18日時点で発売にたどり着いていないのは、R7 R2RとKG13の2モデルです。
R7 R2Rは、据置一体型ストリーマーR7の後継にあたるモデルです。3月のイベントでFiiOが実機を展示しており、製品そのものが存在することは確認できています。それでも10月18日時点で、FiiOからの正式な発売告知は確認できません。二次情報で語られていた「6月予定」からは4か月が過ぎました。海外の一部販売店には商品ページが用意され「近日入荷」と表示されていますが、メーカーとしての発売日はまだ出ていません。
KG13は、FiiO初のゲーミング向け据置ヘッドフォンアンプです。FiiO公式は8月にお披露目を始め、発売は年内を見込むとしています。6月の記事で紹介した「9月予定」からは後ろにずれ、その後の続報もまだありません。
秋の発表会で新たに増えたモデル
9月の発表会では、年初のロードマップになかった製品も一気に出てきました。国内発売されたM25系を除くと、10月18日時点ではいずれも国内発売の発表を確認できていません。
| 製品 | 種別 | 状況 |
|---|---|---|
| DM11 | ポータブルCDプレーヤー | 11月11日発売予定(中国・800元以下) |
| BTR19 | Bluetooth DAC/アンプ | 2026年11月予定 |
| FT15 | 密閉型ヘッドホン | 発表済み |
| FX25 | ハイブリッドIEM | 発表済み |
DM11は円形デザインのポータブルCDプレーヤーで、CS43198とSGM8262を積み、バランス出力は500mW+500mW。USB DAC機能とBluetooth送信にも対応します。中国では11月11日の発売が予定されていると報じられています。据置のDP11と合わせて、FiiOが今年CD再生にかなり本気なのが分かる布陣です。
このほか、EL34真空管を使ったパワーアンプのEA13(769.99ドル)や、JadeAudioブランドの2×300Wパワーアンプ LEVEL 1(139ドル)も登場しました。いずれもヘッドフォンオーディオの枠を越えた製品で、FiiOが据置オーディオ全体へ広がろうとしていることが読み取れます。
「◯月予定」はどれくらい当たったのか
予定と実際を並べると、ずれは遅れる方向に偏っていて、早まったのは1例だけでした。
- 遅れる例が大半: CLASS Aは7月予定が8月、DT11(旧M21T)は6月予定が9月末、KG13は9月予定が年内へ。K17 R2Rも国内に届いたのは9月でした
- 前倒しはK13だけ: 11月予定が9月末に発売されました。今回追ったモデルのなかでは唯一の例外です
- 名前すら変わることがある: M21TはDT11になり、M25も中国や欧州ではM25 VERITAとして売られています。仮称のまま発売日を待つのは、やはり危ういということです
- それでも、出ないわけではない: 8モデル中6モデルが発売済みで、開発中止が発表されたモデルは確認できません
6月の記事で、二次情報の「6月予定」を確定として扱わない方針を選びました。4か月たったいまも、その判断は正しかったと言えます。今回追った2026年モデルに限れば、FiiOの予告は「製品化の意思」を読む材料にはなっても、「カレンダー」としては余裕を持って見たほうがよさそうです。
発売日を当てにして買い替え計画を組むより、国内発売のアナウンスを待ってから動くほうが、予定変更に振り回されにくくなります。
よくある質問(Q&A)
- QM25とM25 R2Rは日本でいつ、いくらで買えますか?
- A
エミライから2026年10月23日に発売されました。市場想定価格はどちらも税込 約220,000円前後で、10月24日時点の実売もAmazon.co.jp・e☆イヤホンで220,000円です。
- QM21T(DT11)は日本で買えますか?
- A
DT11は9月末に海外で発売されましたが、10月18日時点で国内代理店からの取り扱い発表はありません。初回ロットは完売しており、次の入荷は12月予定です。
- QK17 R2Rは日本で買えますか?
- A
はい。エミライから2026年9月18日に国内発売され、市場想定価格は税込 約176,000円前後です。
- QDP11やCLASS A、K13は日本で買えますか?
- A
10月18日時点では、国内代理店からの取り扱い発表を確認できていません。3機種とも海外では発売済みです。
- QR7 R2Rはいつ発売されますか?
- A
10月18日時点で正式な発売日は出ていません。3月のイベントで実機は展示されているため、開発自体は進んでいるとみられます。
- QR2Rとは何ですか?
- A
抵抗を梯子状に組み合わせてデジタル信号をアナログへ変換する方式で、滑らかでアナログ的な音色が魅力とされます。FiiOは独自のR2R PROアーキテクチャとして上位機に展開しています。
まとめ:2026年のFiiOは「遅れるが、出る」
年初のロードマップから10か月近くが過ぎて、FiiOの2026年はだいぶ形が見えてきました。R2Rの拡大と、機能を絞った専用機への傾斜という2本の軸は、当初の見立てどおりに進んでいます。変わったのは時期と、一部の製品名だけでした。
- 国内で買える: K17 R2R(9月18日発売・約176,000円)、JM21 2026、M27、M33 R2R、M21、Snowsky DISC、ECHO MINI
- 10月23日に国内発売: M25、M25 R2R(どちらも約220,000円前後)
- 海外では発売済み・国内未発表: DP11、CLASS A、K13(標準版)、DT11(旧M21T・初回完売、次は12月)
- まだ出ていない: R7 R2R、KG13
- 読み方の注意: 二次情報の「◯月予定」は、そのまま届く前提で見ないほうが安全
据置のR2R機をいま国内で手に入れたい方には、K17 R2Rが現実的な選択肢です。ポータブルで新しい上位機を探している方は、10月23日に発売されたM25系が候補です。外部DACと組み合わせる再生専用機が欲しい方は、DT11の12月の再入荷と国内代理店の動きを見守りましょう。R7 R2Rを待っている方は、残念ながらもう少し様子を見る時間が続きそうです。
私自身、Victor WOOD master HA-FW5000TやDENON Perl Proを愛用していて、時間があればe☆イヤホンで聴き比べをするのが習慣になっています。FiiOがここまで用途を絞った専用機を並べてくる流れは、正直わくわくします。とはいえ、確実なのは国内で発売されたモデルだけです。気になる機種があれば、まずはK17 R2Rや、10月23日に店頭に並んだM25系を試聴で確かめるところから始めてみてください。続報が入り次第、この記事も更新していきます。


