東京ゲームショウ2026の2日目、幕張メッセの展示2ホールにある東プレのREALFORCEブース(02-N09)に寄ってきました。
赤いステージの上に等身大パネルが2体、その間にイーゼルが2脚。載っていたのが REALFORCE×ホロライブ コラボ第2弾、博衣こよりモデルと音乃瀬奏モデルです。予約開始は2027年2月下旬とされていて、まだ約5か月先です。なお現時点で告知されているのは予約開始の時期であって、発売日ではありません。
この記事では、2台を会場で撮影した写真からデザインを確認し、製品仕様については公開されている情報で補完しています。触れる展示ではなかったので打鍵感は書けませんが、寄りで撮るとキーキャップや筐体の印刷まで読めたので、そこを中心にまとめます。ぜひ最後までご覧ください。
会場にあったのは「監修中」の2台
まず押さえておきたいのが、展示の形です。2台とも木製のイーゼルに立てかけられ、手前に 「Don’t Touch」 の赤い掲示、台の前には 「※監修中」 の札が出ていました。
つまり、まだ最終仕様ではありません。色もキーキャップも、ここから変わる可能性があります。触って確かめることもできないので、この記事で書けるのは「見た目から読めること」までです。
逆に言えば、予約開始の約5か月前に実物の色が見られるのは珍しい機会でした。パステル寄りの淡い配色は、写真で見るより実物のほうが落ち着いて見えます。
博衣こよりモデル|Escは試験管、Enterには「助手くん」
ピンクの筐体が 博衣こよりモデル です。配列は日本語配列で、テンキーのないテンキーレス。Kanaキーと英数/かなの切り替えキーが並んでいます。

細かいところが凝っています。
- Esc が通常の刻印ではなく、試験管2本を描いたキーキャップに差し替えられている
- ファンクション列が3色に分かれている。F1〜F4が紫、F5〜F8が黄、F9〜F12が青緑
- WASDだけがピンクで、他の白いキーから浮き上がっている
- Enter はピンク地に、博衣こよりの「助手くん」。まわりに肉球が散っている
さらに、筐体の右側そのものにプリントが入っています。六角形をつないだベンゼン環のような図形と、小さなキラキラ。科学モチーフをキーボードの天板に直接載せてきた格好です。方向キーもピンクで、音量のミュート・下げ・上げがサブ刻印として入っていました。

音乃瀬奏モデル|五線譜とピアノ、Escはリボン
黄色い筐体が 音乃瀬奏モデル。こちらも日本語配列のテンキーレスです。

- Esc はオレンジ地にリボンを描いたキーキャップ
- ファンクション列はピンクで統一。こより側の3色分けとは対照的
- WASDはブラウン。方向キーも同じブラウンで揃えている
- Enter に金色の、奏のパーソナルマーク(音楽記号のような意匠)
そして筐体の右側には、五線譜と音符が流れるようにプリントされています。極めつけはスペースキーで、両端にピアノの鍵盤が描かれていました。ここは実物を見るまで気づかなかった部分です。
2台を並べると、こよりが「科学」、奏が「音楽」という担当の違いが、配色よりもむしろプリントの図柄に出ていました。
ベースはGX1 Plus|45g静電容量・8,000Hz
コラボの土台になっているのは、REALFORCEのゲーミングモデル GX1 Plus です。ホロライブ第2弾については、すでに2機種ぶんの仕様が公開されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | 博衣こよりモデル X1PCHK1 / 音乃瀬奏モデル X1PCOK1 |
| 配列 | 日本語配列91キー(テンキーレス) |
| スイッチ | 静電容量無接点方式・キー荷重45g |
| キーストローク | 4.0mm |
| キーキャップ | PBT |
| 接続 | 着脱式USB |
| ポーリングレート | 最大8,000Hz |
| 重量 | 約1.2kg |
| 同梱物 | 専用アクリルスタンド |
会場で見た「日本語配列・テンキーレス」という印象は、この91キーという数字と一致します。
8,000Hzは、キーボードがPCへ状態を報告する回数が毎秒8,000回という意味です。数字を上げると何が変わるのかは、用語解説で整理しています。
REALFORCEの静電容量無接点は、金属接点をぶつけずに静電容量の変化で入力を判定する方式です。メカニカルとは仕組みから違うので、「軸」の話が通じません。この差が気になる方は、メカニカル側の実例と読み比べるのが早いと思います。
壁面にはガンダムGX1 Plusの4機体
ブースの側面には、REALFORCE×ガンダムシリーズ GX1 Plus KEYBOARD の壁がありました。実機が4台、壁に取り付けられています。

並んでいたのはZガンダム(白×青×赤×黄)、サザビー(赤)、百式(金)、νガンダム(白×紺、E.F.S.F.の刻印つき)の4機体。それぞれ日本語配列と英語配列があるので、製品としては8つになります。
壁の説明書きから、型番も読み取れました。
| モデル | 日本語配列 | 英語配列 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|
| Zガンダム | X1PCZ1 | X1PDZ1 | 54,780円 |
| サザビー | X1PCS1 | X1PDS1 | 54,780円 |
| νガンダム | X1PCN1 | X1PDN1 | 54,780円 |
| 百式 | X1PCH1 | X1PDH1 | 65,780円 |
※Zガンダムと百式の型番は、会場の壁面表示から筆者が読み取ったものです。サザビーとνガンダムは撮影角度の都合で判読できず、販売店の表記で補いました。価格はいずれも販売店(TSUKUMO)の表示です。
このガンダムシリーズは、TGS2026の新発表ではありません。 2026年1月30日に発表され、2月6日から3月6日まで予約を受け付け、3月下旬から順次出荷されています。百式モデルだけが65,780円で、他の3機体より1万1,000円高い設定です。会場の説明書きによれば、機体ごとにデザインされた専用のアルミリストレストが付きます。
同じ壁の上段には、ホロライブコラボ第1弾のGX1 Keyboardも掛かっていました。獅白ぼたんモデル(日本語配列 X1UCS1/英語配列 X1UDS1)とラプラス・ダークネスモデル(X1UCL1/X1UDL1)の2機種です。第1弾と第2弾を同じブースで見比べられるのは、現地ならではでした。
発売済みのコラボもある|猫麦とろろモデル
ブースの一角には、猫麦とろろの等身大パネルとデスクが組まれていました。

猫麦とろろはREALFORCEともコラボしていて、REALFORCE×猫麦とろろ GX1 Plus Keyboard(X1PCT1)が2026年4月10日に発売済みです。日本語配列91キーのテンキーレスで、筐体に百合の花のシルエット、EscとEnterに専用アイコンが入ります。
デスクに置かれていたキーボードも、黒い筐体に白い百合のシルエット、水色のキーキャップに肉球のアイコン、そして青く光るバックライト。この猫麦とろろモデルの特徴と一致します。

そこに組み合わされていたPCが、ドスパラのGALLERIA×猫麦とろろ コラボレーションモデル(2026年3月31日受注開始)でした。ガラス面に青い花と描き下ろしイラストをあしらったケースで、掲示には「好評販売中」。同じタレントのコラボがキーボードとPCの両方で並んでいた格好です。
REALFORCEブースにあった今後のコラボモデル
今回のREALFORCEブースでは、今後予約開始予定のコラボモデルとして、ホロライブ第2弾のほかにピカチュウエディションとSTEINS;GATE RE:BOOTモデルも展示されていました。正直に書いておくと、私が写真に収めたのはホロライブ第2弾だけなので、残り2件は報道と公式情報をもとにした紹介になります。
- REALFORCE GX1 Plus Keyboard ピカチュウエディション:TGS初日の9月17日に発表されたモデルで、予約開始は2026年12月下旬。45gの静電容量無接点、8,000Hz、PBTキーキャップという構成が伝えられています
- REALFORCE×STEINS;GATE RE:BOOT GX1 Plus Keyboard:こちらは2026年8月29日にすでに発表済みで、TGSでは展示されていた形です。予約開始は2027年1月下旬、数量限定。公式の商品区分はスタンダードモデル(日本語配列・X1PCSG1)とプレミアムモデル(英語配列・X1PDSP1)の2種類で、デザインは岡部倫太郎をイメージした白いフレームと、牧瀬紅莉栖をイメージした赤いフレームとして紹介されています
いずれも価格は未発表です。ホロライブ第2弾と合わせると、REALFORCEは2026年12月から2027年2月まで、3か月連続でコラボモデルの予約を受けることになります。
分かっていないこと
現地で筆者が直接確認できたのは、展示物の見た目と掲示です。
- 価格:3件とも未発表。会場のどこにも出ていませんでした
- 打鍵感:ホロライブ第2弾は「Don’t Touch」だったので、触れていません。静電容量無接点の感触については何も言えません
- 最終仕様:「※監修中」の掲示どおり、色もキーキャップもここから変わりえます
- 会場掲示だけでは確認できなかった仕様:キーキャップの素材や同梱物は展示札にありませんでした。ただし公開されている製品情報では、PBTキーキャップ・専用アクリルスタンド付属とされています
同じTGS2026でも、実際に打たせてもらえたブースもあります。そちらは打鍵感まで書けました。
よくある質問(FAQ)
- Qホロライブ第2弾はいつ、いくらで買えますか?
- A
予約開始は2027年2月下旬とされています。告知されているのは予約開始時期で、発売日は出ていません。価格も未発表で、数量限定での販売と伝えられています。
- Qどのキャラクターのモデルが出ますか?
- A
博衣こよりモデル(X1PCHK1)と音乃瀬奏モデル(X1PCOK1)の2種類です。第1弾は獅白ぼたんとラプラス・ダークネスでした。
- Q会場で触れましたか?
- A
触れませんでした。2台とも「Don’t Touch」と「※監修中」の掲示つきで、イーゼルに載せた展示でした。
- QガンダムモデルはTGS2026の新作ですか?
- A
違います。2026年1月30日発表、2月6日から3月6日まで予約を受け付け、3月下旬から順次出荷されています。価格は54,780円から、百式モデルのみ65,780円です。
- Qデザインは発売時もこのままですか?
- A
分かりません。「※監修中」と明記されていたので、色やキーキャップが変わる可能性があります。
- Q猫麦とろろのREALFORCEモデルはもう買えますか?
- A
すでに発売されています。REALFORCE×猫麦とろろ GX1 Plus Keyboard(X1PCT1)は2026年4月10日発売です。販売状況は各取扱店で確認してください。
まとめ:監修中の実機を、予約開始約5か月前に見てきた
TGS2026のREALFORCEブースは、まだ監修中の実機を色つきで見せる展示でした。触れない代わりに、寄れば細部まで読めます。
- 博衣こよりモデル(X1PCHK1):ピンク。Escは試験管、Enterは助手くん、天板に六角形のプリント
- 音乃瀬奏モデル(X1PCOK1):黄色。Escはリボン、Enterはパーソナルマーク、天板に五線譜、スペースキーにピアノ鍵盤
- 共通:日本語配列91キーのテンキーレス、45g・4.0mmストローク・PBT・8,000Hz・約1.2kg、アクリルスタンド同梱。予約開始は2027年2月下旬、数量限定、価格未発表
- ベース:GX1 Plus。型番はX1PCHK1/X1PCOK1
- 壁面:ガンダムGX1 Plusの4機体(既発売)と、ホロライブ第1弾のGX1
私はキーボードを刻印やキーキャップで選ぶほうではないのですが、天板に直接プリントを入れてくる作り方は初めて見ました。キーキャップは交換できても、天板の柄は残ります。そこまでやるなら、これは「キーボードの形をしたグッズ」ではなく、ちゃんと毎日使わせにきているのだと思います。予約が始まる2027年2月まで、どこまで変わるのか見ておきたいところです。



