東京ゲームショウ2026の2日目、GRAPHT/ASOBI GRAPHTのブース(HALL 10-C08)に寄ってきました。黄色と黒の壁が目立つ、デスク周りのブースです。
ここでやったことはひとつです。並んでいた製品の価格札を、1枚ずつ撮ってきました。
帰ってから公式ストアの現在価格と突き合わせたら、品目によって差が全然違うことが分かりました。同じブースの同じテーブルなのに、公式ストアと同額のものと、半額近いものが並んでいます。その話から始めます。ぜひ最後までご覧ください。
会場の札と公式ストアを1件ずつ突き合わせた
結果を先に出します。左が会場の価格札、右がGRAPHT OFFICIAL STOREの現在価格です。
| 製品 | 会場の札 | 公式ストア | 差 |
|---|---|---|---|
| ストリートファイター デザイナーキーキャップ | 7,000円 | 12,980円 | −5,980円 |
| ストリートファイター 3Dキーキャップ | 2,900円 | 4,400円 | −1,500円 |
| ストリートファイター KEYBOARD WRIST REST(型番不明) | 2,900円 | 360は4,400円/440は4,950円 | −1,500〜2,050円 |
| ストリートファイター KEYBOARD WRIST REST 360 | 4,400円 | 4,400円 | 差なし |
| THE SPECIAL – CABLE DAC 初音ミクEdition | 1,900円 | 1,980円 | −80円 |
| THE DRIVE IMPACT JURI EDITION | 7,900円 | 7,920円 | −20円 |
※いずれも税込。会場価格は筆者が撮影した価格札の表示、公式価格は記事執筆時点のもの。
はっきり傾向が出ています。
- キーキャップ系は大きく安い。デザイナーキーキャップは公式ストアの12,980円に対して7,000円で、5,980円安い。約46%安い計算です
- オーディオ系は公式ストア価格とほぼ同額。80円と20円しか違わず、端数を落としただけに見える
- リストレスト360は公式ストアと同じ4,400円

ひとつ断っておくと、札には価格しか書かれていません。「セール」「特価」「TGS限定」といった表記はどこにもありませんでした。なぜこの値付けなのかは、会場の掲示からは読み取れません。
この価格は、筆者がTGS2026のGRAPHT展示ブースで確認した会場表示です。開催期間中の販売状況や在庫、適用条件は現地で確認してください。会期終了後は、公式ストアの販売価格が基準になります。
なお、TGS2026の会期はビジネスデイが9月17日・18日、一般公開日が9月19日〜21日です。
ストリートファイター6のキーキャップ|デザイナーと3Dで役割が違う
値差がいちばん大きかったキーキャップから見ます。ブースにはルーク配色・ジェイミー配色・ジュリ配色の3台が並んでいました。

デザイナーキーキャップは、アルファベットのキーをまたいでキャラクターのイラストが1枚絵として印刷されるタイプです。並べたときに初めて絵になるので、キーを入れ替えると崩れます。公式ストアの仕様は132キー構成、PBTの昇華印刷、OEMプロファイル、Cherry MX(互換)スイッチ対応で、複数の日本語配列キーボードに対応するとされています。
ひとつ補足しておくと、2024年の発表時のリリースには「JP/US配列対応」と書かれていましたが、現在の商品ページは日本語配列対応として説明されています。US配列で使う予定なら、購入前に対応表を確認したほうが安全です。
3Dキーキャップは別物で、キーの上に立体の造形が載っています。写真でキーボードの上に小さくフィギュアのように見えているのがそれです。
会場のキーボードはどれも日本語配列でした。E/Jキー、Kanaキー、変換まわりのキーが揃っています。スペースキーには「STREET FIGHTER 6」のロゴ、右側にはキャラクター名のキーキャップが入っていました。
リストレストだけ、値付けがねじれていた
この記事でいちばん引っかかったのがここです。
同じブースに、KEYBOARD WRIST REST の札が2枚出ていました。ひとつは「WRIST REST 360」で4,400円、これは公式ストアと同じ価格です。もうひとつは品名が途中までしか写っておらず、価格は2,900円でした。
公式ストアのリストレストは2種類です。
| 製品 | 幅 | 対応 | 公式価格 |
|---|---|---|---|
| KEYBOARD WRIST REST 360 | 36cm | テンキーレス用 | 4,400円 |
| KEYBOARD WRIST REST 440 | 44cm | フルサイズ用 | 4,950円 |
2,900円の札がどちらを指していたのか、私の写真からは特定できません。360なら1,500円引き、440なら2,050円引きです。いずれにしても、同じシリーズのリストレストが定価と値引きで同時に並んでいたことになります。
素材はポリエステルで、スト6のロゴやイラストがプリントされたもの。デザインは3種類(キャミィ&ジュリ/マリーザ&ザンギエフ&エドモンド本田/SF6ロゴ)が用意されています。
モニターアーム AERO|M9CとM9TQの5,000円差は何か
ここからは、いま普通に買えるほうの話です。ブースにはMONITOR ARM – AEROの箱が2つ積まれていました。

この箱がよくできていて、主要スペックが箱の表に印刷されています。読み取れた内容と公式ストアの情報を合わせると、こうなります。
| 項目 | AERO M9C | AERO M9TQ |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 9,980円 | 14,980円 |
| 型番 | GRT074 | GRT075 |
| 最大ディスプレイ | 34インチ | 34インチ |
| 耐荷重 | 約2〜9kg | 約2〜9kg |
| チルト | +45°〜−15° | +75°〜−15° |
| パン | ±90° | ±90° |
| ピボット | 360° | 360° |
| 昇降 | 255mm | 250mm |
| 本体重量 | 約2.9kg | 約3.3kg |
| VESA | 75×75/100×100 | 75×75/100×100 |
| 保証 | 3年 | 3年 |
5,000円の差で変わるのは、主にチルト角と機構です。 M9TQは上向きに75°まで倒せます。M9Cの45°と比べると、モニターを大きく上に向けられる。立って使うデスクや、モニターを見上げる配置なら効いてきます。
公式の説明では、M9Cがベーシックモデル、M9TQはヘッド部と上アームの各ジョイントにテンション調整機構を備え、VESAプレートはワンタッチ式。箱の表記でもM9TQ側にクイックリリース機構の記載がありました。重量も400g重く、M9TQのほうが可動と調整に振ったモデルという整理になります。
対応可否は、34インチ以内・2〜9kg・VESA 75×75または100×100に収まるかで判断します。あわせて、デスク側のクランプやグロメットの取り付け条件も確認が要ります。
なお、この2機種は2025年11月14日発売の既存製品で、TGS2026の新作ではありません。
マイクアームとのセット購入で15%OFF(来場者限定)
モニターアームの隣には、マイクアームの実機とマイクが立っていました。

中央の札にはこう書かれていました。
GRAPHT展示ブース来場者限定
GRAPHT OFFICIAL STOREにて モニター・モニターアーム・マイクアームを
セット購入で15%OFF
QRコード付きです。来場者限定と案内されていたので、適用条件や期間は会場のQRコード先で確認する必要があります。
マイクアームの箱からは、最大搭載重量2kg、ねじ径W3/8・W5/8対応、最大アーム到達距離800mmという表記が読み取れました。公式ストアでは Over Monitor Microphone Arm として11,000円(税込)で、記事執筆時点では予約受付中・9月30日以降順次発送予定となっています。
初音ミクのケーブルDAC|1,980円でPCM 384kHz/32bit
オーディオ側で目を引いたのがこれです。THE SPECIAL – CABLE DAC 初音ミクEdition、会場の札は1,900円でした。

公式ストアの情報では、USB Type-C入力・3.5mm出力で、PCM 384kHz/32bitまで対応。重量2.5g、サイズは90×12×7mm。THD+Nが0.0056%未満、S/N比100dBとされています。型番はTGR227、公式価格は1,980円で、記事執筆時点では予約受付中・10月上旬以降順次発送予定でした。
1,980円と手を出しやすい価格ながら、PCM 384kHz/32bitまで対応します。ただし対応サンプリング周波数の高さが、そのまま聴感上の音質を意味するわけではありません。初音ミクのデザインでUSB-C→3.5mm変換を探している人には、選択肢に入りやすい価格だと思います。
同じ棚にはTHE STANDARD 初音ミクEditionというイヤホン側の製品も並んでいました。
THE DRIVE IMPACT JURI Edition|マイク付きの有線イヤホン
スト6のジュリをモチーフにした有線イヤホンです。会場の札は7,900円、公式は7,920円でした。

公式ストアの仕様は、デュアルダイナミックドライバー、インピーダンス16Ω、ケーブル2.0m、3.5mm接続、無指向性のモノラルマイク付き。ハウジングはアルミにアルマイト処理です。付属品はイヤーピースS/M/L、ジュリ柄のキャリングケース、マグネット式のケーブルクリップ。
2.0mのロングケーブルなので、デスクトップPCとの接続にも余裕を持たせやすい長さです。マイクを備えているため、4極のコンボジャックに対応した機器ならボイスチャットにも使えます。ヘッドホン端子とマイク端子が分かれたPCでは、分岐アダプターが必要になる場合があります。
なお、私はこのブースで試聴していません。 音については何も書けません。
ホロライブ ぷよテト大会2026|予約は10月29日まで
ブースのもう一方の壁は、ホロライブ ぷよテト大会2026 × GRAPHTのグッズで埋まっていました。

アクリルスタンド、アクリルキーホルダー、タオルなどが並んでいました。左の札には「開催記念アイテム 予約受付同時開始!! 2026.9.18〜2026.10.29」。
公式ストアで確認すると、たとえば刺繍ステッカー(全19種・2,420円)の予約期間は2026年9月18日9:00〜10月29日23:59、発送は2027年2月上旬以降とされています。会場の掲示と一致します。
この予約期間は、この記事でいちばん急ぐ情報です。 発送まで4か月以上あるので、欲しい人は期間内に押さえておく必要があります。
分かっていないこと
- 2,900円のリストレストがどれか:品名の末尾を撮れておらず、360か440か特定できていません
- デザイナーキーキャップの会場価格の中身:札に構成の記載がなく、公式の132キーセットと同一かは確認できていません
- 値付けの理由:札にセール表記はなく、なぜキーキャップ系だけ安かったのかは分かりません
- 音:ケーブルDACもイヤホンも試聴していません
- ぷよテトグッズの個別価格:アクスタ・キーホルダー・タオルの札を撮っていません
よくある質問(FAQ)
- Q会場の価格で買えますか?
- A
本文の表の左列は、筆者が会場の価格札で確認した表示です。開催期間中の在庫や適用条件は現地で確認してください。会期終了後は公式ストアの価格(表の右列)が基準になります。
- QモニターアームはM9CとM9TQのどちらを選べばいいですか?
- A
M9TQはチルト角が広く(上向き75°、M9Cは45°)、ヘッド部と上アームのジョイントテンション調整、ワンタッチ式VESAプレートを備えます。そこまでの調整性が不要なら、5,000円安いM9Cが候補になります。
- Qモニターアームは何インチまで対応しますか?
- A
どちらも34インチまで、耐荷重は約2〜9kgです。VESAは75×75と100×100に対応しています。サイズ・重量・VESAの3点に加えて、デスク側の取り付け条件も確認してください。
- Q初音ミクのケーブルDACの価格と仕様は?
- A
公式ストアで1,980円(税込)。USB Type-C入力、3.5mm出力、PCM 384kHz/32bit対応、重量2.5gです。
- Qぷよテト大会のグッズはいつまで予約できますか?
- A
2026年10月29日23:59までです。発送は2027年2月上旬以降とされています。
- Qセット購入15%OFFはどうすれば使えますか?
- A
掲示には「GRAPHT展示ブース来場者限定」と案内されていました。利用期間や適用条件は、会場のQRコード先で確認してください。
まとめ:値札を撮っておくと、後から分かることがある
- スト6のキーキャップ系だけ、会場の札が公式ストアより大きく安かった(デザイナーキーキャップ 7,000円/公式12,980円、約46%安)
- オーディオ系は公式ストア価格とほぼ同額。ケーブルDACが1,900円/公式1,980円、JURIイヤホンが7,900円/公式7,920円
- リストレスト360は公式ストアと同じ4,400円。同じシリーズで2,900円の札も同時に出ていた
- モニターアーム AERO:M9C 9,980円とM9TQ 14,980円。差はチルト角(+45°/+75°)と調整機構
- ぷよテト大会2026のグッズ:予約は2026年10月29日23:59まで、発送は2027年2月上旬以降
会場では「安い」とも「セール」とも書いていませんでした。ただ値段が置いてあるだけです。帰って公式ストアと並べて、はじめて差が見えました。
イベントに行くと、つい製品そのものを撮って満足してしまいます。でも値札を撮っておくと、後から分かることがある。今回いちばんの収穫はそこでした。次も価格札から撮ろうと思います。



