ファイヤースティック(Fire TV Stick)を買おうとAmazonを開くと、HD、4K Select、4K Plus、4K Maxに、箱型のCubeまで並んでいます。9月30日には、そこへ新しい「Fire TV Stick 4K(第3世代・2026)」(以下、4K(2026))も加わりました。「4K」が付くスティックだけで4つになり、どれが上位でどれが新しいのか、名前では分かりにくくなりました。
私自身、2023年3月から約2年間、4K Maxの第1世代を使っていました。当時のテレビは4K非対応で、YouTubeも見られない機種でしたが、推し活でYouTubeを見る時間が増えて、大きな画面で手軽に見たくなったのがきっかけです。テレビを買い替えた今、あらためてFire TVシリーズの現行6機種を、2026年10月2日時点のAmazonの価格と公式の仕様で並べてみました。
並べてみて分かったのは、4K(2026)が、HDのスリムな本体とテレビのUSB端子からの給電をそのままに、4Kへ対応した機種だということです。値段では4K Selectのほうが安く、4K(2026)を選ぶ理由は、電源アダプターが要らないことや新しいリモコンにあります。この記事では、6機種の違いと選び方、プライム感謝祭の予告価格、旧モデルからの買い替えまで、使っていた立場から整理しています。ぜひ最後までご覧ください。
Fire TVの違い|4Kテレビで迷ったら4K Max、USB給電なら新しい4K
Fire TVシリーズの現行6機種(スティック型5機種+Cube)は、映せる画質、OS、動作の余裕、電源の取り方の4点で分かれます。画質はフルHDか4Kか、Dolby Visionに対応するか。OSはFire OSかVega OSか。動作の余裕は処理性能・メモリ・Wi‑Fiの差で、電源はテレビのUSB端子から取れるかどうかです。
2026年10月2日時点の価格と仕様で選ぶなら、4Kテレビで迷ったら4K Max(14,527円)。テレビのUSB端子から電源を取って、電源アダプターなしですっきり置きたいなら、4K(2026)(11,980円)が軸になります。
| 状況 | 選ぶ機種(2026年10月2日の価格) | 理由 |
|---|---|---|
| テレビにYouTubeなどのアプリが入っている | まずテレビのアプリで足りるか試す | スティックを足さなくても見られる |
| 4Kテレビで迷ったら、操作の快適さを重視 | 4K Max(第2世代)(14,527円) | スティック型では処理性能が最上位。Wi‑Fi 6Eと16GBにも対応 |
| 4Kテレビで、電源アダプターなしですっきり置きたい | 4K(2026)(11,980円) | 4Kのスティックで唯一、テレビのUSB端子から給電できる。スリムな本体と新しいリモコン付き |
| Dolby Vision対応の4Kテレビで、価格も抑えたい | 4K Plus(12,980円) | Dolby Vision対応の機種では最安。Fire OS 8とメモリ2GB |
| 4Kテレビで、とにかく安く | 4K Select(10,980円) | 4Kの機種では最安。Wi‑FiはWi‑Fi 5で、電源はアダプターから |
| フルHDのテレビで、とにかく安く | HD(2026)(9,072円〜) | 6機種で最安。ただしプライム感謝祭の予告価格では、4K Selectと4K(2026)のほうが安い |
| リモコンなしで声で操作したい、有線LANでつなぎたい | Fire TV Cube(29,980円) | ハンズフリーのAlexaと有線LAN端子を内蔵している |
4K Selectと4K(2026)の差は、通常の価格で1,000円です。2026年10月13日スタートのプライム感謝祭の予告価格(4K Select 3,980円、4K(2026)5,980円)では、2,000円に開きます。安さだけなら4K Selectですが、4K(2026)にはWi‑Fi 6、テレビからの給電、新しいリモコンが付きます。その差額でこれらが要るかどうかが、2機種の分かれ目です。セールで買うなら、「プライム感謝祭」の節もあわせて確かめてください。

全6機種の違い一覧|2026年10月2日のAmazon価格と仕様
6機種の価格は、9,072円のHDから29,980円のCubeまで、およそ2万1,000円の幅があります。ただ、Cubeを除くスティック型の5機種は9,072円から14,527円のあいだに、1,000〜1,908円刻みで並んでいます。隣の機種との差が小さいぶん、選ぶ決め手は差額で何が増えるかです。
この記事の価格について
この記事は2026年9月26日に5機種で公開し、9月30日に4K(2026)が発売されたため、10月2日に6機種で書き直しました。本文の価格は、いずれも2026年10月2日にAmazon.co.jpで確認した表示価格(税込)です。9月26日からの1週間でも、4K Maxは12,297円から14,527円に、HD(2026)のTVer/U-NEXTボタン付きは6,980円から9,072円に変わっています。プライム感謝祭の価格は、各商品ページに出ている2026年10月13日スタートのセールの予告価格(プライム会員限定)で、通常の価格ではありません。記事を読んだ時点の価格とは差が出ている前提でご覧いただき、購入前には必ず最新の価格をご確認ください。
価格と画質、OSを並べると、Dolby VisionとOSの境目は、4K(2026)と4K Plusのあいだにあります。
| 機種 | 価格(税込・10/2) | 最大画質 | Dolby Vision | OS |
|---|---|---|---|---|
| Fire TV Stick HD(2026) | 9,072円/9,980円※ | フルHD(1080p) | — | Vega OS |
| Fire TV Stick 4K Select | 10,980円 | 4K | — | Vega OS |
| Fire TV Stick 4K(2026) | 11,980円 | 4K | — | Vega OS |
| Fire TV Stick 4K Plus | 12,980円 | 4K | ○ | Fire OS 8 |
| Fire TV Stick 4K Max(第2世代) | 14,527円 | 4K | ○ | Fire OS 8 |
| Fire TV Cube(第3世代) | 29,980円 | 4K | ○ | Fire OS 7 |
※HD(2026)はリモコンのアプリボタンの組み合わせで価格が違い、10月2日時点でTVer/U-NEXTボタン付きが9,072円、TVer/YouTubeボタン付きが9,980円です。どちらも同じ商品ページの「オプション」で切り替えます。
メモリは4K Plusから、処理性能と保存容量は4K Maxから一段上がります。HD・4K Select・4K(2026)の3機種は、CPUもメモリ1GB・保存容量8GBも同じです。
| 機種 | CPU | メモリ/保存容量 | Wi‑Fi | リモコン |
|---|---|---|---|---|
| HD(2026) | 4コア 最大1.7GHz | 1GB/8GB | Wi‑Fi 6 | Alexa対応音声認識リモコン(アプリボタン付き) |
| 4K Select | 4コア 最大1.7GHz | 1GB/8GB | Wi‑Fi 5 | Alexa対応音声認識リモコン |
| 4K(2026) | 4コア 最大1.7GHz | 1GB/8GB | Wi‑Fi 6 | Fire TVリモコン(カスタムボタン付き) |
| 4K Plus | 4コア 最大1.7GHz | 2GB/8GB | Wi‑Fi 6 | Alexa対応音声認識リモコン |
| 4K Max(第2世代) | 4コア 最大2.0GHz | 2GB/16GB | Wi‑Fi 6E | Alexa対応音声認識リモコンEnhanced |
| Cube(第3世代) | 8コア 最大2.2GHz | 2GB/16GB | Wi‑Fi 6E+有線LAN | Alexa対応音声認識リモコンEnhanced |
アンビエント表示やテレビからの給電は、上位の機種ほど付いているわけではありません。むしろ、新しくて安い機種に付いています。
| 機種 | アンビエント表示 | 外部ストレージ | テレビのUSBから給電 | ハンズフリーのAlexa |
|---|---|---|---|---|
| HD(2026) | ○ | — | ○ | — |
| 4K Select | ○ | — | — | — |
| 4K(2026) | ○ | — | ○ | — |
| 4K Plus | — | — | — | — |
| 4K Max(第2世代) | ○ | ○ | — | — |
| Cube(第3世代) | — | ○(USBストレージ) | — | ○ |
アンビエント表示は、使っていないあいだにテレビへアートや写真を映す機能です。「テレビのUSBから給電」は、公式にうたっているのがHD(2026)と4K(2026)の2機種という意味で、ほかの機種は電源アダプターから給電します。
音声の扱いも分かれます。Amazonの比較表でDolby Atmos対応とされているのは、4K Plus・4K Max・Cubeの3機種です。HD・4K Select・4K(2026)は、Dolbyの音声をテレビやサウンドバーへそのまま渡す(パススルー)扱いになっています。
引用: https://www.amazon.co.jp/b?node=3933930051
引用: https://www.amazon.co.jp/dp/B0GSHC4PWG
引用: https://developer.amazon.com/ja/docs/device-specs/device-specifications-fire-tv-streaming-media-player.html
引用: https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=G201640900
名前で迷いやすい4つのこと
6機種の名前は、中身を想像しにくいものが多いです。とくに今回の新機種で、「4K」という名前の指す機種が変わりました。
- 新しい「4K」は、2023年の「4K(第2世代)」とは別の機種: 2023年に出た4K(第2世代)は、2025年10月に「4K Plus」へ名前が変わりました。9月30日に同じ「Fire TV Stick 4K」の名前で出たのが4K(2026)で、Amazonの開発者向け仕様では「4K – 第3世代(2026)」とされています
- 4K Plusは4K(第2世代)の名前を変えたモデル: 名前が変わったときに性能の変更はないと報じられています。開発者向け仕様表でも、SoC・CPU・メモリ・保存容量・Wi‑Fi・HDRの形式が4K(第2世代)と同じです
- Vega OSは3機種: HD(2026)・4K Select・4K(2026)がVega OSで、Fire OSは4K Plus・4K Max・Cubeです
- 4K SelectはWi‑Fi 5: 4Kのモデルなのに、Wi‑FiはHD(2026)や4K(2026)のWi‑Fi 6より一世代前です
4K(2026)|HDのスリムな本体とUSB給電のまま4Kに
2026年9月30日に発売された4K(2026)は、HD(2026)のスリムな本体とテレビのUSB端子からの給電をそのままに、映像を4Kに上げた機種です。価格は11,980円です。Amazonは、スリムな本体と4Kの高画質を一台で両立したのは、Fire TV Stickではこれが初めてだと説明しています。
Amazonの説明では、2025年10月に発表された4K Selectより動作を速くしたとされています。4K(2026)の商品ページにある比較表からも、4K Selectは外れました。ただ、4K Selectも10月2日時点で販売が続いていて、プライム感謝祭の予告価格も出ています。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 発売日 | 2026年9月30日 |
| 価格(税込) | 11,980円(プライム感謝祭の予告価格は5,980円) |
| OS | Vega OS(2.0) |
| CPU | 4コア 最大1.7GHz |
| メモリ/保存容量 | 1GB/8GB |
| 最大画質 | 4K(最大60fps) |
| HDR | HDR10、HDR10+、HLG(Dolby Visionは非対応) |
| 音声 | Dolbyの音声はパススルー |
| Wi‑Fi/Bluetooth | Wi‑Fi 6/Bluetooth 5.3 |
| 給電 | テレビのUSB端子から給電(USB-Cケーブル0.4mを同梱) |
| サイズ・重量 | 91.5×21.1×14.5mm(HDMI端子を除く)・39.4g |
| リモコン | 新しいFire TVリモコン(カスタムボタン付き) |
| クラウドゲーム | Xbox |
付属のリモコンも新しくなりました。表を平らに、裏をゆるやかに膨らませた形で、ホームボタンはオレンジ色のドーム型です。好きなアプリを割り当てて一押しで起動できる「カスタムボタン」は、これまで上位の「Alexa対応音声認識リモコンPro」にしかなく、それが標準のリモコンに付きました。リモコン単体は2,980円で、10月22日に出荷が始まる予定です。
一方で、Dolby Visionには対応せず、OSも4K Selectと同じVega OSです。メモリも1GBのままで、新しいからといって4K Plus以上の上位にあたるわけではありません。値段も4K Selectより1,000円高いので、4K(2026)は安さで選ぶ機種ではなく、電源アダプターが要らないことと、スリムな本体、新しいリモコンに価値を感じる人のための機種です。
引用: https://press.aboutamazon.com/jp/2026/9/amazon-announces-the-new-fire-tv-stick-4k-and-redesigned-fire-tv-remote-and-fire-tv-remote-plus
引用: https://www.amazon.co.jp/dp/B0GSHC4PWG
引用: https://developer.amazon.com/ja/docs/device-specs/device-specifications-fire-tv-streaming-media-player.html
プライム感謝祭(2026年10月13日スタート)の予告価格|4K(2026)は5,980円
この節の価格について
ここに載せた予告価格は、2026年10月13日スタートのプライム感謝祭の先行セールで予告されているセール価格です(プライム会員限定。10月2日時点でAmazonの商品ページに出ていた告知)。4K(2026)は、Amazonのプレスリリースで、本番の10月19日までこの価格で買えると案内されています。ほかの4機種の告知には、いつまで続くかは書かれていません。セールの時期以外にこの記事を読んでいる場合は、この節の価格では買えない前提で、前半の価格表や最新の価格を目安にしてください。
Amazonは、10月13日から始まるプライム感謝祭の先行セールで、Fire TVの5機種をプライム会員限定の価格で売ると予告しています。2026年10月2日時点の予告価格は、4K Selectが3,980円、4K(2026)が5,980円、4K Plusが6,980円、4K Maxが8,980円、Cubeが19,980円です。
| 機種 | 10月2日の価格 | 10月13日スタートの予告価格(プライム会員限定) | 下がる額 |
|---|---|---|---|
| HD(2026) | 9,072円/9,980円 | 予告なし | — |
| 4K Select | 10,980円 | 3,980円 | 7,000円 |
| 4K(2026) | 11,980円 | 5,980円 | 6,000円 |
| 4K Plus | 12,980円 | 6,980円 | 6,000円 |
| 4K Max(第2世代) | 14,527円 | 8,980円 | 5,547円 |
| Cube(第3世代) | 29,980円 | 19,980円 | 10,000円 |
セールの期間は、先行セールが10月13日(火)0時から15日(木)23時59分まで、本番のプライム感謝祭が16日(金)0時から19日(月)23時59分までです。HD(2026)は、10月2日時点で商品ページに予告価格が出ていませんでした。
引用: https://www.amazon.co.jp/b?node=3933930051
引用: https://press.aboutamazon.com/jp/2026/9/amazon-announces-the-new-fire-tv-stick-4k-and-redesigned-fire-tv-remote-and-fire-tv-remote-plus

予告価格では、フルHD向けのHDより4Kのほうが安い
予告価格では、HDだけが値下がりの予告から外れているため、並びの見え方が変わります。
- 4K(2026)が、HD(2026)より3,092円安くなる: 5,980円は、HDの10月2日の最安(9,072円)を下回ります。HDの予告価格は出ていません
- 4K Plusは、4K(2026)より1,000円高いだけ: 通常の価格と同じ1,000円差のまま、どちらも6,000円下がります
- 4K Selectと4K(2026)の差は2,000円に開く: 通常の価格では1,000円差です
- 4K MaxとCubeの差は11,000円に縮む: 10月2日時点の15,453円から、4,453円縮まります
予告価格で買えるうちは、選び方も少し変わります。フルHDのテレビでも、セール中はHDを選ぶ理由が薄れます。HDにある機能をすべて備えた4K(2026)が5,980円、Wi‑Fi 5とアダプターからの給電でよければ4K Selectが3,980円で、どちらもHDの9,072円より安いからです。4Kテレビで、Dolby VisionもWi‑Fi 6も要らず、とにかく安くなら4K Select(3,980円)。電源アダプターなしで置きたいなら、4K(2026)(5,980円)が向きます。Dolby VisionとFire OSが欲しいなら4K Plus(6,980円)。Wi‑Fi 6Eや16GB、2.0GHzのCPUまで欲しいなら4K Max(8,980円)です。
私自身、4K Maxを買ったのは新生活セールでした。Fire TV Stickはセールで大きく値下がりする製品なので、急がないなら、セールの時期を狙うのも一つの手です。
日程やポイントアップのエントリー、無料体験で参加するときの注意など、プライム感謝祭そのものの情報は別の記事にまとめています。Fire TVと一緒にほかの買い物も考えているなら、セールが始まる前に確かめておくと迷わずに済みます。
2機種ずつの違い|差額で何が増えるか
差額で増えるものは、組み合わせごとにはっきりしています。HDから4K(2026)へは4K出力、4K Selectから4K(2026)へはWi‑Fi 6とテレビからの給電。4K(2026)から4K PlusへはDolby VisionとFire OS、4K Plusから4K Maxへは処理性能と保存容量です。4K MaxからCubeへは、ハンズフリーのAlexaと有線LANが加わります。10月2日の価格では、Cubeを除く隣どうしの差はどれも3,000円以内に収まっています。
HD(2026)と4K(2026)|+2,000〜2,908円で4K出力
HD(2026)と4K(2026)は、細長いスリムな本体、テレビのUSB端子からの給電、Wi‑Fi 6、メモリ1GB・保存容量8GB、アンビエント表示までが共通しています。どちらもVega OSで、CPUも4コア 最大1.7GHzです。
違うのは、4K(2026)が4Kで出力できることと、付属のリモコンです。どちらのリモコンにもアプリのボタンがありますが、4K(2026)の新しいリモコンには、好きなアプリを割り当てられるカスタムボタンも付いています。OSのバージョンも、4K(2026)のほうが新しいVega OS 2.0です。
差額は、HDのTVer/YouTubeボタン付き(9,980円)からなら2,000円、TVer/U-NEXTボタン付き(9,072円)からなら2,908円。今のテレビがフルHDで、近いうちに4Kテレビへ買い替える予定もないなら、通常の価格ではHDで足ります。フルHDのテレビにつなげば、映像はフルHDのままだからです。近いうちに4Kテレビへ替えるなら、4K(2026)を先に買っておく意味は出てきます。プライム感謝祭の予告価格が出ている間は、4K(2026)のほうがHDより安い点も見逃せません。


4K Selectと4K(2026)|+1,000円でWi‑Fi 6とテレビからの給電
4K Selectと4K(2026)は、CPU(4コア 最大1.7GHz)、メモリ1GB、保存容量8GB、HDRの形式(HDR10・HDR10+・HLG)、Vega OSまで共通しています。どちらもDolby Visionには対応していません。
1,000円の差で4K(2026)に加わるものは、価格差のわりに多くあります。
- Wi‑Fi 6: 4K SelectはWi‑Fi 5です。Bluetoothも5.3(4K Selectは5.0)に上がっています
- テレビのUSB端子からの給電: 電源アダプターが要らず、コンセントを1つ空けられます
- 新しいリモコン: カスタムボタンで、好きなアプリを一押しで起動できます
- 動作の速さ: Amazonは、4K Selectより高速化したと説明しています(数値は公表されていません)
テレビの裏のコンセントが足りない、ルーターから少し離れているといった家なら、1,000円を足して4K(2026)を選ぶ意味があります。コンセントにも困っておらず、ルーターとの距離も近いなら、4K Selectで足ります。プライム感謝祭の予告価格では、この差が2,000円に開く点も判断材料になるでしょう。

4K(2026)と4K Plus|+1,000円でDolby Vision、Fire OS、メモリ2倍
4K(2026)と4K Plusの差額は、10月2日時点で1,000円です。新しいのは4K(2026)ですが、映像と中身の余裕では4K Plusが上回ります。
- 映像と音声: Dolby Vision、Dolby Atmos
- OS: Fire OS 8(4K(2026)はVega OS)
- メモリ: 2GB(4K(2026)は1GB)
- クラウドゲーム: XboxのほかにGeForce NOWにも対応
反対に、4K Plusには、テレビのUSB端子からの給電、アンビエント表示、カスタムボタン付きの新しいリモコンがありません。4K Plusは2023年の4K(第2世代)と中身が同じなので、本体の形も従来のスティックです。
テレビがDolby Visionに対応しているなら、1,000円を足して4K Plusを選ぶ価値は十分にあります。Dolby Visionに対応していないテレビで、電源アダプターを減らしたいなら4K(2026)でしょう。プライム感謝祭の予告価格でも、4K(2026)5,980円と4K Plus 6,980円で、差は同じ1,000円です。

4K Plusと4K Max|+1,547円で2.0GHz、16GB、Wi‑Fi 6E
2026年10月2日時点で、4K Plusは12,980円、4K Maxは14,527円です。9月26日には4K Maxのほうが683円安い逆転が起きていましたが、4K Maxが2,230円上がり、上位の4K Maxが1,547円高い順番に戻りました。
1,547円の差で4K Maxに加わるのは、CPUの最大2.0GHz(4K Plusは1.7GHz)、16GBの保存容量(同8GB)、Wi‑Fi 6E(同Wi‑Fi 6)です。アンビエント表示と外部ストレージも、2機種のうち4K Maxだけが対応しています。Dolby VisionとDolby Atmos、Fire OS 8、メモリ2GBは共通です。
4K Maxの価格は動きやすく、9月26日から1週間足らずで2,000円以上上がりました。操作の快適さを重視するなら4K Maxですが、Dolby Visionが目当てで、Wi‑Fi 6E対応のルーターもないなら、4K Plusで足りる場面も多いはずです。プライム感謝祭の予告価格では、4K Plusが6,980円、4K Maxが8,980円と2,000円差になります。

4K MaxとFire TV Cube|+15,453円でハンズフリーと有線LAN
Fire TV Cube(29,980円)は、マイクとスピーカーを内蔵しています。リモコンを持たなくても、声でテレビを操作できるモデルです。有線LANの端子とHDMI入力端子も本体に備え、CPUは8コア。一方でOSはFire OS 7と、4K MaxのFire OS 8より一つ前の世代で、アンビエント表示にも対応していません。
私自身、4K Maxを買うときにCubeも候補に入れました。処理性能はCubeのほうが上です。ただ、置き場所が要ることと当時のテレビの仕様を考えると、オーバースペックだと判断しました。価格と自分の環境を天秤にかけた結果です。
声だけで操作したい、Wi‑Fiが不安定で有線でつなぎたい。そうした理由がなければ、Cubeまで上げる必要はないと考えます。

Fire OSとVega OSの違い|HD・4K(2026)・4K Selectはアプリストアのアプリだけ
HD(2026)・4K Select・4K(2026)の3機種が載せているVega OSは、AmazonがLinuxをもとに作った独自のOSです。4K Plus・4K Max・CubeのFire OSとは別物で、使えるアプリはAmazonアプリストアで配信されているものに限られます。
よく使われる動画アプリは、Vega OSでも使えます。Amazonは4K(2026)の商品説明で、対応アプリとしてPrime Video、Netflix、YouTube、TVer、U-NEXT、ABEMAなどを挙げています。Hulu、ディズニープラス、NHK ONEも同じ一覧に入っていました(2026年3月12日時点)。
- 未対応のアプリがある: 家のレコーダーの録画番組をネットワーク経由で見る「DiXiM Play」のFire TV版は、Vega OSに未対応だとITmediaが伝えています(2026年4月29日)
- ストアにないアプリは入れられない: Fire OSの機種では、アプリストアにないアプリを別の方法で入れる使い方もできました。Vega OSでは、それができないと報じられています
- クラウドゲームはXboxだけ: Amazonの比較表では、GeForce NOWに対応するのは4K Plusと4K Maxで、Vega OSの3機種はXboxのみです
4K(2026)のVega OSはバージョン2.0で、HDと4K Selectの1.1より新しい版です。ただ、アプリの対応状況はバージョンではなく機種ごとに案内されています。使いたいアプリが決まっているなら、Amazonアプリストアの各アプリのページで「対応機器」に機種名があるかを確かめてから選ぶのが確実です。
引用: https://developer.amazon.com/apps-and-games/blogs/2025/09/announcing-vega-os
引用: https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/2604/29/news031.html
引用: https://www.pocket-lint.com/amazon-confirms-new-fire-sticks-wont-support-sideloading/
家の環境で選ぶ|テレビ・Wi‑Fi・電源で効き方が変わる
同じ機種でも、効くかどうかは家のテレビとWi‑Fiで決まります。4K、Dolby Vision、Wi‑Fi 6Eは、テレビやルーターが対応していなければ恩恵がありません。
テレビが4K非対応でも、4K Maxを選ぶ理由はある
私が4K Max(第1世代)を買った2023年3月、家のテレビは4Kに対応していませんでした。画質だけなら、フルHDのモデルでもなんら問題はなかったはずです。
それでも4K Maxを選んだのは、4Kという文字ではなく、フルHDのモデルより処理性能が高かったからでした。操作がもっさりしていたら、ストレスが溜まるのではないか。そんな心配があったのです。
実際に約2年使ってみて、動きのもたつきは感じませんでした。YouTubeを大きな画面で見るという目的は、十分に果たせています。予算が限られているうちは、買って正解の製品だったというのが私の実感です。
今のHD(2026)・4K(2026)と4K Max(第2世代)では、CPUが最大1.7GHzと2.0GHz、メモリが1GBと2GBという差があります。私はHD(2026)も4K(2026)も使っていないので、体感の差までは書けません。それでも同じ理由で今選び直すなら、2.0GHzのCPUを積んだ4K Maxを選びます。10月2日の価格差は、4K(2026)とで2,547円、HDのTVer/U-NEXTボタン付きとで5,455円です。
Dolby Visionは、テレビが対応していないと効かない
Dolby Visionは、場面ごとに明るさや色の情報を持たせるHDRの規格です。4K(2026)・4K Selectと、4K Plus以上を分ける要素ですが、スティックが対応していても、テレビ側が対応していなければ使えません。お使いのテレビの仕様表で、Dolby Visionの表記を確かめておきましょう。
HDR10・HDR10+・Dolby Visionの違いと、対応しているかの確かめ方は、別の記事で整理しています。4K(2026)と4K Plusのどちらにするか迷ったときの判断材料になるので、あわせてご覧ください。
Wi‑Fi 6Eの差は、6E対応ルーターがあるときだけ
4K MaxのWi‑Fi 6Eは、6GHz帯の電波も使える規格です。ルーターが6Eに対応していなければ、4K Maxもルーター側の規格でつながります。その場合、6Eの分の上乗せはありません。
私の4K Max(第1世代)はWi‑Fi 6までの対応でしたが、接続は十分に安定していました。ただし、私の部屋はワンルームです。ルーターとの距離が近く、あいだに遮るものも多くありません。
ルーターから離れた部屋で使うなら、私の環境とは条件が違います。Wi‑Fiが届きにくい場所では、有線LANを内蔵したCubeや、別売のイーサネットアダプターでつなぐ方法も候補になります。Amazonのヘルプでは、4K(2026)も別売のアダプターで有線接続できるとされています。
テレビのUSB端子から給電できるのは、HDと4K(2026)
HD(2026)と4K(2026)は、付属のUSB‑Cケーブルでテレビから電源を取れます。Amazonは、電源アダプターが要らないと説明しています。電力不足の通知が出たり電源が入らなかったりするときは、テレビのほかのUSB端子に挿し替えるよう案内されています。
ほかの4機種は、電源アダプターからの給電です。テレビの裏のコンセントが足りない家や、旅先のテレビにつなぎたい人には、この違いが効いてきます。
テレビにYouTubeアプリがあるなら、スティックが要らないこともある
私がFire TV Stickを手放したのは、テレビをソニーのBRAVIA K-55XR80に買い替えたからでした。綺麗な画質と大きな画面を求めてテレビを替えるのに、YouTube中心の生活で、YouTubeを直接見られないテレビを選ぶことはまずありません。Google TVを内蔵したテレビにしたことで、Fire TV Stickは役目を終えました。
お使いのテレビにYouTubeやPrime Videoのアプリが入っているなら、まずはテレビのアプリで困っていないかを確かめてみてください。動作が重い、見たいアプリがない。そう感じてから、スティックを足すかを決めても遅くありません。
旧モデルから買い替えるべきか|4K Maxの第1世代と今の4K Maxを比べた
4K Maxの第1世代(2021年)を使っているなら、急いで買い替える必要はありません。Amazonは、第1世代の4K Maxにも、ソフトウェアのセキュリティアップデートを少なくとも2030年12月31日まで提供するとしています。
引用: https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=G6SH55LKBSAZ2BAK
第1世代から第2世代での主な違いは、OS・CPU・保存容量・Wi‑Fi・リモコン・アンビエント表示の6つです。
| 項目 | 私が使っていた4K Max(第1世代) | 今の4K Max(第2世代) |
|---|---|---|
| 発売 | 2021年10月 | 2023年10月 |
| 発売時の価格(税込) | 6,980円 | 9,980円 |
| 2026年10月2日の価格 | 現行品ではない | 14,527円 |
| OS | Fire OS 7 | Fire OS 8 |
| CPU | 4コア 1.8GHz | 4コア 最大2.0GHz |
| メモリ/保存容量 | 2GB/8GB | 2GB/16GB |
| Wi‑Fi | Wi‑Fi 6 | Wi‑Fi 6E |
| リモコン | Alexa対応音声認識リモコン(第3世代) | Alexa対応音声認識リモコンEnhanced |
| アンビエント表示 | なし | あり |
| 4K・Dolby Vision | 対応 | 対応 |
| セキュリティアップデート | 少なくとも2030年12月31日まで | 少なくとも2030年12月31日まで |
引用: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001737.000004612.html
3,980円で買った4K Maxと、今の14,527円の差
私が第1世代を買ったのは、2023年3月2日の新生活セールでした。定価6,980円のところ4,980円で、さらに1,000円引き。支払いは3,980円です。
今の4K Max(14,527円)との差は、10,547円あります。内訳は、セールと値引きで3,000円、世代交代による定価の差で3,000円、第2世代の発売後に上がった分で4,547円。性能が変わったのは、第1世代から第2世代へ世代交代したタイミングです。その後の4,547円は、同じ第2世代のまま価格が上がった分になります。

私自身、第1世代でYouTubeを見ていて、動きのもたつきは感じませんでした。YouTube中心の使い方なら、第1世代のままでも買い替えを急ぐ理由は少ないと考えます。
買い替えを考えるのは、次のどれかに当てはまるときでしょう。
- Wi‑Fi 6E対応のルーターを使っている: 6GHz帯でつなげるのは第2世代だけ
- 保存容量が足りなくなってきた: 8GBから16GBに倍増している
- アンビエント表示を使いたい: 4K Maxでは第2世代から搭載された機能
新しい4K(2026)は、4K Max(第1世代)の単純な上位互換ではない
9月30日に出た4K(2026)は、名前も発売日も新しい機種ですが、4K Max(第1世代)のすべてを上回るわけではありません。メモリは1GBで第1世代の4K Maxの半分、Dolby Visionにも対応せず、OSはアプリストアのアプリしか使えないVega OSです。
その一方で、テレビのUSB端子からの給電、アンビエント表示、カスタムボタン付きの新しいリモコンは、第1世代の4K Maxになく4K(2026)にあるものです。コンセントを1つ空けたい、好きなアプリをボタン一つで開きたいといった目的があるなら、4K(2026)も候補に入ります。処理性能や画質の余裕を落とさずに買い替えるなら、4K Max(第2世代)のほうが確実です。
手元のFire TV Stickの世代を確かめる方法
本体の「設定」から「My Fire TV」→「バージョン情報」を開くと、OSのバージョンが表示されます。見分け方は次のとおりです。
- Vega OS: HD(2026)・4K Select・4K(2026)
- Fire OS 8: 4K Plus・4K(第2世代)・4K Max(第2世代)
- Fire OS 7: 4K Max(第1世代)やCube(第3世代)など
Amazonのアカウントの「コンテンツと端末の管理」→「端末」でも、登録している機種を確かめられます。
引用: https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=GTW7A7AUYMKWNVYA
引用: https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=201497590
よくある質問(FAQ)
- Q新しいFire TV Stick 4K(2026)と4K Selectの違いは?
- A
4K(2026)は、Wi‑Fi 6、テレビのUSB端子からの給電、カスタムボタン付きのリモコンに対応し、Amazonは4K Selectより動作を速くしたと説明しています。メモリ1GB・保存容量8GB・Vega OSで、Dolby Visionに対応しない点は同じです。
- QFire TV Stick 4K(第2世代)と4K(2026)は同じ機種ですか?
- A
別の機種です。2023年の4K(第2世代)は2025年10月から「4K Plus」の名前で売られていて、Dolby VisionとFire OS 8に対応しています。
- Q4K非対応のテレビでも、4Kモデルは使えますか?
- A
使えます。私自身、4K非対応のテレビで4K Max(第1世代)を約2年使っていました。映像はテレビの解像度で表示されるので、フルHDのテレビを使い続けるなら、通常の価格ではHD(2026)で足ります。
- QFire TV Stickの欠点は何ですか?
- A
HD(2026)・4K Select・4K(2026)はVega OSなので、使えるのはAmazonアプリストアのアプリです。DiXiM Playのように、Vega OSに未対応のアプリもあります。
- Qセールではいくらになりますか?
- A
Amazonは、2026年10月13日スタートのプライム感謝祭の先行セールでの価格を予告しています(プライム会員限定、10月2日時点)。4K Selectが3,980円、4K(2026)が5,980円、4K Plusが6,980円、4K Maxが8,980円、Cubeが19,980円で、HD(2026)の予告価格は出ていません。
- QWi‑Fi 6E対応のルーターは必要ですか?
- A
必要ではありません。4K Maxは6E非対応のルーターにもつながり、その場合はルーター側の規格で通信します。
まとめ
Fire TVシリーズは、9月30日の4K(2026)で、スティック型5機種+Cubeの6機種になりました。スティック型の5機種は1,000〜1,908円刻みで並んでいて、隣の機種との差が小さいぶん、差額で何が増えるかを見れば選びやすくなっています。4Kテレビで迷ったら、4K Maxを選べば大きく外すことはないでしょう。
- 4Kテレビで迷ったら4K Max: 14,527円で、スティック型では処理性能が最上位。Wi‑Fi 6Eと16GBにも対応
- USB給電なら4K(2026): 11,980円。4Kのスティックで唯一、テレビのUSB端子から給電でき、スリムな本体と新しいリモコンが付く。安さだけなら4K Select(10,980円)
- Dolby Vision対応テレビなら4K Plusも候補: 4K(2026)より1,000円高い12,980円で、Dolby VisionとFire OS 8、メモリ2GB
- HD・4K Select・4K(2026)はVega OS: アプリはAmazonアプリストアのものだけで、未対応のアプリもある
- プライム感謝祭では4K(2026)が5,980円: 10月13日スタートの予告価格で、4K Selectは3,980円、4K Plusは6,980円、4K Maxは8,980円(プライム会員限定)。HDの予告はない
テレビを買い替えるほどではないけれど、大きな画面でYouTubeを見たい。そんな方には、Fire TV Stickがいちばん手軽な方法です。操作の快適さを重視する方は4K Max、電源アダプターなしですっきり置きたい方は4K(2026)、4Kテレビで価格を抑えたい方は4K Select。フルHDのテレビで通常の価格のときに安く始めたい方は、HD(2026)から選んでみてください。
私自身、テレビを買い替えるまでの約2年間、4K Maxの第1世代で推し活のYouTubeを見てきました。今はBRAVIAのGoogle TVに役目を譲りましたが、その繋ぎとしてのFire TV Stickは、私の生活の根底を支えてくれた存在です。今の環境に合う1台を選んで、ぜひ大きな画面で楽しんでみてください。



