【実質23,760円の正体】iPhone 18 Pro 4キャリア残価プログラム徹底比較|返却で得する人・損する人

iPhone 18 Proの実質23,760円の正体を解説する記事のキービジュアル。ソフトバンク23,760円、au66,900円、ドコモ99,990円、楽天モバイル127,944円の2年後返却時の本体負担を並べている スマホ

iPhone 18 Pro の実質価格は、契約のしかたで12万円以上ひらきます。最安はソフトバンクのMNPで23,760円。ところがソフトバンク版の一括販売価格は268,560円あり、Apple直販の219,800円より5万円近く高い。定価は高いのに実質は安いという逆転が、どう成立しているのか。

答えは48回払いの配分と、25か月目の端末返却にあります。ただしその設計には、返却できなかったときの負担や、次にどこで買うかで変わる22,000円という条件が付いてきます。

この記事ではソフトバンク・au・ドコモ・楽天モバイルの4社を公式資料から分解し、「Apple直販で買って2年後に自分で売る」という選択肢と数字で比べました。中古買取の実勢価格まで調べたうえでの結論です。ぜひ最後までご覧ください。

実質23,760円は、268,560円を24回払った金額ではない

まず、いちばん安く見えるソフトバンクのMNPを分解します。iPhone 18 Pro 256GB の一括販売価格は268,560円。この金額が、どこへ消えて23,760円になるのかを図にしました。

ソフトバンク版iPhone 18 Pro 256GBの一括販売価格268,560円を、実際に払う23,760円・オンラインショップ割33,000円・返却で免除される211,800円の3つに分解した帯グラフ
268,560円のうち、購入者が実際に負担するのは左端の8.8%だけ

内訳は3つです。まず25〜48回目の211,800円は、25か月目に端末を返却すると免除されます。全体の78.9%がここで消えます。残る前半24回分は56,760円(月2,365円)。ここからオンラインショップ割33,000円が引かれて、手元に残る負担が23,760円になります。

注意したいのは、免除される211,800円が「値引き」ではないことです。端末をソフトバンクへ引き渡すことと引き換えに消える支払い義務なので、2年後に手元には何も残りません。この点が、Apple直販で買って自分の資産として持ち続ける場合との決定的な違いになります。

なお端末そのものの中身——4段階の可変絞りカメラや2nmのA20 Proチップについては、別の記事で詳しく整理しています。買い方より先に「そもそも買う価値があるのか」を判断したい方はこちらをどうぞ。

月額が安いのは、支払いを後ろへ動かしているから

48回払いの配分そのものが、前半と後半で3.7倍ひらいています。

268,560円を48回で均等に割った場合の月5,595円と、新トクするサポート+の実際の配分(前半24回が月2,365円、後半24回が月8,825円)を並べた棒グラフ
前半を下げたぶん後半が上がり、その後半を返却で消す構造

268,560円を48回で均等に割れば月5,595円です。ところが実際の「新トクするサポート+」では、前半24回が月2,365円まで下がり、後半24回が月8,825円まで上がっています。総額は変わりません。支払いを後ろへ動かしただけです。

そして後ろへ動かした部分を、返却によって丸ごと消す。「実質」という表示は、この二段階の操作の結果だと理解しておくと、他社の数字も同じ物差しで読めるようになります。

4社の「2年後に返したとき」を並べる

では4社を横並びにします。ここで効いてくるのが契約区分です。同じ端末、同じ容量でも、乗り換えるのか機種変更するのかで金額がまるで違います。

iPhone 18 Pro 256GBを2年後に返却したときの本体負担を、ソフトバンク・au・ドコモ・楽天モバイルの契約区分別に並べた横棒グラフ。ソフトバンクMNPの23,760円からドコモ機種変更の144,430円まで分布している
端末選びより容量選びより、契約区分のほうが金額を大きく動かす

最安はソフトバンクのMNP 23,760円、最高はドコモの機種変更144,430円。その差は120,670円です。ソフトバンク社内で見ても、MNPと機種変更で116,160円ひらきます。乗り換えられるかどうかが、この記事でいちばん大きな分岐点になります。

容量別の金額は次のとおり。各社のオンライン割引を適用し、次も同じキャリアで買い替える前提の本体負担です。

容量ソフトバンク(MNP)au(MNP・新規)ドコモ(MNP)楽天モバイル
256GB23,760円66,900円99,990円127,944円
512GB47,760円135,900円132,110円153,792円
1TB128,400円179,400円186,230円195,600円
2TB182,640円237,900円247,940円252,792円

Pro Max では33,000円の割引が効かないため、最安のソフトバンクでも85,920円からになります。

容量ソフトバンク(MNP)au(MNP・新規)ドコモ(MNP)楽天モバイル
256GB85,920円126,000円122,980円144,456円
512GB103,920円148,000円144,650円165,360円
1TB139,920円192,000円198,770円207,696円
2TB194,160円250,500円260,480円264,912円

ソフトバンクの33,000円割引はMNPかつ256GB/512GBのiPhone 18 Proに限られるため、1TB以上やPro Maxでは他社との差が縮まります。表の左端が突出しているのは256GBと512GBだけ、と読むのが正確です。

ソフトバンク|48回払いを前半に寄せて、後半を丸ごと消す

現行制度の名称は「新トクするサポート+」です。48回払いで、25か月目以降に特典Bを申し込み、翌月末までに回収と査定が完了すると最大24回分が免除されます。店頭での回収・査定は行っておらず、郵送のみという点は手続き前に知っておきたいところです。

13〜24か月目に返す「特典A」もあります。こちらは最大36回分が免除される代わりに、購入時から「あんしん保証パック」への加入を継続することが必須で、さらに早期利用料がかかります。iPhone 18 Pro の早期利用料は2026年9月4日更新の一覧にまだ載っていませんが、ひとつ前のiPhone 17 Pro Maxは全容量33,000円でした。制度上の上限である88,000円がそのまま請求されるわけではない、という点は押さえておくと安心です。

au|24回払い。最終回に約20万円を置く

auは「スマホトクするプログラム+」で、24回払いのうち1〜23回目を支払い、24回目に大きな最終回支払額を設定します。iPhone 18 Pro 256GB なら最終回は201,900円。13〜25か月目に返却すると、この最終回が不要になります。

auで注意したいのは、iPhone 18 Pro の価格表に「機種のみのご契約(回線契約なし)を除く」と明記されている点です。端末だけ買ってプログラムを使う、という選択ができません。回線契約を前提にしない買い方を考えているなら、この時点で候補から外れます。

ドコモ|23か月目返却。残価の積み方はいちばん控えめ

ドコモが iPhone 18 Pro の価格表示に使っているのは「いつでもカエドキプログラム」です。24回の残価設定型で、23か月目に返却すると24回目の残価が免除されます。256GB・MNPの残価は141,240円で、4社のなかでは控えめな設定です。

返却しなかった場合の扱いも用意されています。24回目の残価は自動的に24分割され、MNP・256GBなら月5,885円で支払いが続きます。一括請求が来るわけではないので、返せなかったときの着地は比較的なだらかです。

楽天モバイル|ポイントを「実質」に含めるかで4万円変わる

楽天モバイルの「買い替え超トクプログラム」は48回払いで、25か月目以降に返却すると残りが免除されます。楽天カードでの支払いが必須で、一方で楽天回線の契約は不要です。

この4社のなかで楽天だけ特殊なのが、報道で数字が割れたことです。ギズモード・ジャパンは「2年返却なら実質87,944円」、ケータイ Watchは「実質12.8万円」と報じました。差の40,000円は、最大40,000ポイントの還元を実質額から差し引くかどうかの違いです。

私自身は、ポイント還元を実質額から引くのは無理があると考えています。ポイントは現金値引きではなく、受け取るには回線申込やRakuten Link利用といった別の条件を満たす必要があるからです。この記事の表では127,944円のまま扱っています。加えて楽天モバイルには、返却時に必ずかかる事務手数料3,300円があります。これは他の3社にはない費用です。

同じ「実質」でも、次にどこで買うかで22,000円変わる

ここからが、広告の数字だけを見ていると見落とす部分です。ドコモ・au・ソフトバンクの3社には、返却時に最大22,000円の利用料が設定されています。

ドコモ版iPhone 18 Pro 256GB・MNPを例に、2年後に次もドコモで買えば99,990円、Apple直販や他社へ移れば121,990円になる分岐を示した図
広告に出ている金額は、次も同じキャリアで買う側の数字

ドコモの公式PDFには、この構造がそのまま書かれています。iPhone 18 Pro 256GB・MNPの返却時負担額は「プログラム利用料込みで121,990円」、そして「ドコモで買替えおトク割の適用時は99,990円」。広告で目にする99,990円は、次もドコモで買う前提の数字なのです。

名称は各社で異なります。ドコモはプログラム利用料と「ドコモで買替えおトク割」、auは特典利用料と「au買替特典」、ソフトバンクは特典利用料と「買替え応援割」。呼び方は違っても、自社で次の対象機種を買えば免除されるという構造は共通しています。

つまり2年後にApple直販へ移ったり、他社へ乗り換えたりすると、出口で22,000円を払うことになります。ソフトバンクのMNPなら23,760円が45,760円に、ドコモのMNPなら99,990円が121,990円に。プログラムに入った時点で、2年後の選択肢に値札が付くと考えておくのが実態に近いでしょう。

楽天モバイルにはこの利用料がありません。代わりに前述の事務手数料3,300円が必ずかかります。次にどこで買うかに縛られない点は、楽天の明確な利点です。

返却できなかったときに何が起きるか

返却プログラムは、端末が査定基準を満たすことが前提です。ここが通らなかったときのリスクには、重さの違う2段階があります。

返却時のリスクを2段階で示した図。段階1は故障時負担金を払えば免除を受けられるケース、段階2は表示異常やバッテリー膨張などで免除そのものが受けられないケース
外側の傷か、動作そのものかで扱いが変わる

段階1:お金を払えば免除は受けられる

ソフトバンクは2026年8月19日に査定基準を改定し、返却端末をA〜Dのランクで判定するようになりました。iPhone 18 Pro は新基準の対象です。A・Bは正常品で負担金なし。Cランク(爪に引っかかる傷、打痕、へこみ、塗装剥がれなど)は最大22,000円、Dランク(画面や筐体のひび、カメラレンズの傷、部品の破損や欠落)は最大44,000円の故障時負担金がかかります。

他社は次のとおりです。ドコモは22,000円、ただし「smartあんしん補償」に加入していれば2,200円まで下がります。auは最大22,000円。楽天モバイルは2026年7月23日から製品別の設定に変わりましたが、iPhoneは全モデル22,000円で据え置きです。ちなみに製品別になった影響が大きいのはAndroidの折りたたみ機で、Galaxy Z Fold8は68,000円が設定されています。

保証サービスに入っていれば、ソフトバンクの場合は故障時負担金が0円になります。ただし「あんしん保証パック」は端末購入時にしか加入できません。あとから思い立って入る、ということができない点は覚えておいてください。

段階2:そもそも免除を受けられない

こちらが本当に重いほうです。次のような状態だと、故障時負担金を払う以前に特典そのものが使えません

  • 画面の表示異常(液漏れ、焼き付き、縦線・横線、変色、明るさの異常)
  • タッチ操作の不良
  • バッテリーの膨張や、それに伴う筐体の変形
  • 電源が入らない、有線充電ができない
  • 初期化やアクティベーションロックの解除ができない
  • メーカー保証の対象外となる改造や非正規修理

ソフトバンクのMNP・256GBなら、免除されるはずだった211,800円がそのまま残ります。44,000円を払って終わる話ではなく、端末代を満額払うのと同じところまで戻るということです。画面が割れているだけなら段階1、映らなくなっていたら段階2——外装の破損と機能の故障が、はっきり線引きされています。

返却の手続きにも期限がある

査定以外の条件も見ておきましょう。返却前には自分で「すべてのコンテンツと設定を消去」を実行し、「iPhoneを探す」(アクティベーションロック)を解除しておく必要があります。ロックがかかったまま返送すると、査定不能で返ってきてしまいます。

返却の期限は、各社でばらばらです。楽天モバイルは機種変更なら新端末の受取日から20日以内、プログラム解約に伴う返却なら解約申出月の翌月15日まで。ソフトバンクは特典申込月の翌月末までに回収と査定の完了が原則です。

楽天モバイルはもうひとつ条件が厳しく、返却前に修理する場合はAppleか正規店で行い、それを証明する書類を返送キットに同梱することを求めています。街の修理店に出した端末は、回収を断られる可能性があります。

各社が積んだ残価は、実際の中古相場より高い

各社が「2年後に免除する」と言っている金額は、その端末の2年後の価値として妥当なのか。実際の中古買取価格を調べて突き合わせました。

各社が2年後に免除する額がApple直販価格の何%にあたるかを示した横棒グラフ。ソフトバンク96.4%、au91.9%、ドコモ64.3%、楽天モバイル58.2%で、iPhone 16 Proの2年後実売買取レンジ64〜80%の帯と比較している
ソフトバンクとauは、実勢を明確に上回る残価を置いている

比較の土台にしたのは、2年前に発売された iPhone 16 Pro の現在の買取価格です。中古スマートフォン買取のイオシスで確認したところ、国内版SIMフリーの256GBが中古で140,000〜112,000円でした。Apple直販の定価が174,800円なので、2年経っても64〜80%が残っている計算になります。

1年落ちの iPhone 17 Pro 256GB も見てみました。こちらは中古157,000〜126,000円。定価179,800円に対して70〜87%です。iPhoneの値持ちの良さが、数字ではっきり出ています。

機種・容量発売からの経過Apple定価イオシス中古買取残存率
iPhone 17 Pro 256GB1年179,800円157,000〜126,000円87〜70%
iPhone 17 Pro Max 256GB1年194,800円172,000〜138,000円88〜71%
iPhone 16 Pro 256GB2年174,800円140,000〜112,000円80〜64%
iPhone 16 Pro Max 256GB2年189,800円155,000〜124,000円82〜65%

この64〜80%という帯に対して、ソフトバンクはApple直販価格の96.4%、auは91.9%を「2年後に免除する額」として置いています。実勢より高い残価を積むことで、前半の支払いを圧縮しているわけです。

制度面から見ると、総務省の「電気通信事業法第27条の3等の運用に関するガイドライン」は、残債免除額のうち買取等予想価格を超える部分を「利益の提供」に算入すると整理しています。残価設定プログラムが規制の枠外にあるわけではなく、上積みした分は割引としてカウントされるという建て付けです。各社が公表している買取等予想価格まで突き合わせれば、この関係はもっと正確に描けます。現時点では、残価の積み方と実勢の差があるという事実の指摘にとどめておきます。

Apple直販で買って自分で売ると、いくらになるか

返却せずに自分で売った場合、2年後に手元へ戻ってくるのは14万〜18万円です。

iPhone 18 Pro 256GBを2年使ったときの端末負担を7つの買い方で比較した横棒グラフ。ソフトバンクMNPの23,760円が最安で、Apple直販+自力売却が約43,800〜78,800円、ソフトバンク機種変更が139,920円で最高
Apple直販の行だけが、端末を自分の資産として扱ったときの数字

Apple直販で219,800円を支払い、2年後に iPhone 16 Pro と同じ残存率(64〜80%)で売れたとすると、手元に残る負担は約43,800〜78,800円です。この数字を各社と並べると、順位がはっきりします。

ソフトバンクのMNP(23,760円)には届きません。乗り換えができるなら、キャリアのほうが安い。けれども機種変更しかできない人にとっては、Apple直販+自力売却が最も安くなります。ソフトバンクの機種変更139,920円と比べると、10万円近い差です。

そしてもうひとつ、売却を検討するうえで効いてくる事実があります。イオシスの買取価格表では、docomo版・au版・SoftBank版・Rakuten版・国内版SIMフリーがすべて同額でした。キャリアで買った端末だから安くしか売れない、ということはありません。返却せずに自分で売る道は、キャリアで買った人にも同じように開かれています。

逆に注意したいのが海外版です。iPhone 17 Pro 256GB は国内版の中古上限157,000円に対し、海外版は109,000円。iPhone 16 Pro 256GB でも国内版140,000円に対して海外版98,000円でした。並行輸入品を安く手に入れても、売却時に3〜4割を失う計算になります。

なお、この比較には通信料・契約事務手数料・保証料を含んでいません。キャリアで契約する場合はこれらが上乗せされますし、自力売却の場合は買取店へ持ち込む手間もかかります。数字だけで決められる話ではない、という点は付け加えておきます。

あなたはどれを選ぶべきか

判断に必要な質問は、3つだけでした。

iPhone 18 Proの買い方を3つの質問で判断するフローチャート。MNPができるならソフトバンク、2年後も使い続けるならApple直販、2年で買い替えて自分で売れるならApple直販+自力売却
3つの質問に答えるだけで、候補が1つに絞れる

◆ 他社から乗り換えられる人

ソフトバンクのMNPが答えです。実質23,760円は他のどの選択肢より安く、迷う理由が見当たりません。条件はオンラインショップで購入し、自宅などでの受け取りを選ぶこと。店舗受け取りは33,000円割引の対象外になります。

◆ 2年後も同じ端末を使い続けたい人

Apple直販の219,800円一択です。返す前提がないなら、キャリアの一括価格263,230〜268,800円を払う意味がありません。4〜5万円をそのまま損します。返却プログラムは「返すこと」で成立する仕組みなので、返さない人にとっては割高な分割払いでしかありません。

◆ 2年で買い替えるが、機種変更しかできない人

Apple直販で買って、2年後に自分で売るのが有利です。実質約43,800〜78,800円で、キャリアの機種変更(134,400〜144,430円)を大きく下回ります。買取店へ持ち込む手間を許容できるかどうかが判断軸になります。

◆ 端末を雑に扱う自覚がある人

返却プログラムは避けるか、保証サービスへ同時加入してください。画面が映らなくなるレベルの故障だと、免除そのものが受けられません。保証は端末購入時にしか入れないので、あとからの判断はできません。自分で売る場合も査定で減額されますが、免除がゼロになるキャリアの返却ほど極端には落ちません

◆ 1年サイクルで買い替えたい人

ソフトバンクの特典A(13〜24か月目の返却)やドコモの「いつでもカエドキプログラム+」が該当します。ただし早期利用料と保証加入が必須条件です。iPhone 18 Pro の早期利用料はまだ公表されていないため、発売後に各社の一覧が更新されてから判断することをおすすめします。

よくある質問(FAQ)

Q
返却せずに使い続けたらどうなりますか?
A

支払いが続くだけで、一括請求にはなりません。ドコモとauは残価が自動的に再分割され、ソフトバンクと楽天モバイルは当初の48回払いがそのまま続きます。最後まで払えば端末は自分のものになりますが、総額はキャリアの一括価格(255,900〜268,800円)そのままです。

Q
回線契約なしで端末だけ買ってプログラムに入れますか?
A

ソフトバンクと楽天モバイルは可能です。auは iPhone 18 Pro の価格表に「機種のみのご契約(回線契約なし)を除く」と明記されています。ただしオンラインショップ割やMNP向けの割引は回線契約が前提なので、端末だけ買う場合の実質額は高くなります。

Q
バッテリーの最大容量が減っていると査定に落ちますか?
A

ソフトバンクが公開している査定基準に、最大容量の数値基準は記載されていません。記載があるのは「バッテリーの膨張」で、こちらは特典対象外の条件です。通常の劣化で残債免除が受けられなくなる、ということは各社の公開基準からは確認できませんでした。

Q
途中で他社へ乗り換えたら、プログラムはどうなりますか?
A

割賦契約もプログラムも継続します。ただし返却時に、自社での買い替えを条件とする免除特約が使えないため、22,000円の利用料が発生します。楽天モバイルにはこの利用料がなく、事務手数料3,300円のみです。

Q
iPhone Duo も返却プログラムの対象になりますか?
A

予約開始は2026年10月16日21時、発売は10月23日。9月13日時点では各社の対象機種一覧にiPhone Duoの記載を確認できておらず、販売価格も未発表です。端末の中身については別記事にまとめています。

まとめ:分かれ目は「MNPできるかどうか」の一点

iPhone 18 Pro の買い方を4社分調べて、結論は驚くほどシンプルなところに落ち着きました。乗り換えられるならソフトバンク、乗り換えられないならApple直販です。

「実質23,760円」は誇大広告ではありません。ただしそれは、268,560円のうち211,800円を返却で消し、33,000円を割引で消した結果であり、しかも次もソフトバンクで買うことを前提にした数字です。この3つの条件が揃って初めて成立します。

  • 契約区分が金額を最も大きく動かす。 ソフトバンクはMNPと機種変更で116,160円の差
  • 返却時の22,000円は、次も同じキャリアで買えば免除される。 広告の実質額はその前提で計算されている
  • 返却リスクには2段階ある。 画面が割れているだけなら最大44,000円だが、映らなくなっていたら免除そのものが受けられない
  • iPhoneは2年経っても64〜80%が残る。 自分で売る道は、キャリアで買った端末にも同じように開かれている
  • 返さないつもりならApple直販一択。 キャリアの一括価格は4〜5万円高い

乗り換えができる方は、ソフトバンクのオンラインショップで自宅受け取りを選んでください。機種変更しかできない方は、Apple直販で買って2年後に買取店へ持ち込むほうが10万円近く安く済みます。2年後も使い続けたい方は、返却プログラムを検討する理由がそもそもありません。

私自身、iPhone 17 Pro Max を使っている立場なので、今回の買い替えは他人事ではありませんでした。調べ始める前は「どうせキャリアのほうが安いのだろう」と漠然と思っていたのですが、機種変更しかできない場合はApple直販で買って自分で売るほうが10万円近く安い、という結果は予想の外でした。各社が実勢より高い残価を積んでいることも、キャリア版の中古買取額がSIMフリー版と変わらないことも、実際に価格表を開くまで知らなかったことです。同じように「返すのが当たり前」と思っていた方は、一度自分のケースで計算し直してみる価値があります。

価格やキャンペーンの条件は頻繁に変わります。この記事の数値は2026年9月13日時点のものなので、契約前には必ず各社の公式ページで最新の条件を確認してください。そのうえで、自分に合った買い方でiPhone 18 Proを手に入れてみてください。

プログラマー。高校時代のWALKMAN+Sonyイヤホンをきっかけに、10年以上にわたってオーディオを中心にガジェットを買い続けています。SONY XBA-A3は今も現役で愛用、Sonyワイヤレスイヤホンは3世代追いかけて進化を体感してきました。得意領域はイヤホン・ヘッドホン、4K有機ELテレビ、ゲーミングマウス、PC周辺機器。「自分が本気で買うつもりで判断軸を作る」スタンスで、後悔のない買い物のための情報を発信しています。

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