Wi-Fiルーターの寿命は何年くらいなのか。この話題になると、私は約10年前にバッファローの社員の方から聞いた話を思い出します。「駆動部分が少ないので寿命はほとんどない。買い替えるなら規格が変わる頃」——記憶では、そんな趣旨でした。同社が今も公開しているFAQにも、「Wi-Fiルーターに経年劣化という現象は基本的にはありません」とあります。
ただ、2026年の今は、壊れていないことと、安心して使い続けられることが同じではなくなっています。バッファロー自身が2026年3月、サポートを終えた7機種には脆弱性の対策版を出せないとして、使用の停止を勧めています。本体が動くかどうかとは別に、メーカーの更新がいつまで続くかも、寿命の一部として見ておきたいところです。
そこで、バッファローの公式一覧(2026年6月26日現在の版)と製品ページを突き合わせ、87系列の「発売から公表サポート終了まで」を数えてみました。中央値は77か月です。意外だったのは、同じWi-Fi 5でも67〜141か月まで開きがあったこと。色違いの型番どうしでも、終了年月が18か月ずれていました。ルーターを替えるべきか迷っている方は、本体の型番を控えて、ぜひ最後までご覧ください。
Wi-Fiルーターの「寿命」は、故障・性能・更新の3つに分かれる
Wi-Fiルーターが何年使えるかは、「壊れるまで」「必要な性能が足りるまで」「メーカーの更新が続くまで」の3つに分けると答えやすくなります。このうち、機種ごとの年月をメーカーが公表しているのは3つ目の更新だけです。
| 寿命の種類 | 何で決まるか | 調べられるか |
|---|---|---|
| 故障(本体が動かなくなる) | 個体差や使い方 | 故障までの年数を示す公表データは確認できず、本調査でも測っていない |
| 性能(速度や接続台数が足りる) | つなぐ機器の数と規格、家での使い方 | 家庭ごとに違う。バッファローのFAQは、接続台数が増えた時や、スマホなどを新しい規格の機種に替えた時を買い替えの目安に挙げている |
| 更新(不具合や脆弱性の修正が届く) | メーカーのサポート方針 | 機種ごとの終了年月を公表しているメーカーがある。本記事の集計対象 |
故障までの年数については、メーカーの説明そのものが分かれています。バッファローのFAQは経年劣化を基本的に想定しない趣旨で、エレコムは2020年のコラムで本体の寿命の目安を4〜5年としています。ただ、どちらにも故障を追いかけた統計は示されておらず、今回の調査でもその根拠となるデータは見つかりませんでした。どちらの説が正しいかは、この記事では判定しません。
3つ目の更新は、ファームウェア(ルーターを動かしている内蔵ソフト)の修正が届くかどうかの話です。脆弱性(悪用されるおそれのある欠陥)が見つかっても、サポートを終えた機種には修正版が出ないことがあります。見た目には何も変わらないので、いちばん気づきにくい寿命と言えるでしょう。
バッファロー87系列では、発売から公表サポート終了まで中央値77か月
トータルナビが、バッファローの製品ページで2012年以降の発売時期が表示される87系列を調べたところ、発売表示から公式公表のサポート終了年月までの中央値は77か月(6年5か月)でした。終了年月がすでに過ぎた56系列と、終了予定の31系列を含む値です。
この集計の基準日について
元にしたのは、バッファロー「商品サポート状況一覧」の2026年6月26日現在の版です。2026年10月22日に取得し、10月24日にも同じファイルであることを確かめました。6月26日より後に加わった製品や変更は含まれておらず、終了済みか予定かは2026年10月を基準に分けています。一覧が更新されれば数字も変わるので、自分の機種は最新の一覧で確かめてください。
対象は、一覧のルーター496行からトラベルルーターを除き、色違い(-BK・-WHなど)を1つにまとめた143系列です。期間を計算できた107系列のうち、発売表示が2012年より前の20系列は外しました。古い機種には、製品ページの発売表示が当時の初回発売と合わない例があったためです。2012年という区切りに、寿命としての意味はありません。

真ん中の半分にあたる四分位は72〜87か月で、87系列の半数が6年〜7年3か月に収まっています。最短はWXR-5950AX12Rの62か月、最長はWSR-300HPの190か月(終了予定は2030年11月)でした。終了済みの56系列だけに絞ると、中央値は73か月まで下がります。終了予定の31系列は、予定どおりに終わった場合の値です。
この77か月は、読者が何年使えるかを示す数字ではありません。数え始めは購入日ではなく製品ページの発売時期なので、発売から2年後に買った人なら、残りはその分だけ短くなります。また、公表された終了年月は最後に更新が出た日でも、安全に使える期限でもありません。故障までの年数とも別物で、「77か月たったら寿命」と読み替えるのは誤りです。
「製造終了から5年」は、発売から数えると機種ごとにずれる
バッファローはソフトウェアのサポート期間を、「製造終了日から5年間、または、商品の最長保守年数のうち、いずれか長い期間」と案内しています。一覧で製造終了とサポート終了の両方が載っている432行を照合すると、差はすべてちょうど60か月でした。機種ごとの違いが生まれるのは、その手前の、発売から製造終了までの期間です。
87系列の発売から製造終了までは中央値17か月で、短いもので2か月、長いもので130か月ありました。17か月に60か月を足すと77か月です。発売から数えたサポート期間の差は、ほぼ「どれだけ長く作られ続けたか」の差だと言えます。

いちばん長いWSR-300HPは、2015年1月の発売表示から2025年11月まで製造され、サポートの終了予定は2030年11月です。反対に、2012年7月発売表示のWZR-600DHPは翌2013年5月に製造を終え、2018年5月にサポートを終えました。後で触れるとおり、この機種は2026年の告知で対策版を出さないとされた7機種の1つです。
同じ「製造終了から5年」でも、長く作られた機種ほど、発売から数えた年数は長くなるわけです。ただし、製造期間の長さは品質や更新の頻度を表すものではありません。60か月という差も、一覧を照合して分かったことです。メーカーが「製造終了+60か月」で決めていると公表しているわけではありません。
同じWi-Fi 5でも67〜141か月。型番の末尾まで確かめたい
同じ調査のWi-Fi 5(11ac)対応39系列では、公表サポート終了年月までの期間が67〜141か月に分かれました。規格の名前だけでは、サポートが何年続くかは決まりません。
| 規格(商品仕様から判別) | 系列数 | 中央値 | 最短〜最長 |
|---|---|---|---|
| Wi-Fi 4(11n) | 15 | 72か月 | 68〜190か月 |
| Wi-Fi 5(11ac) | 39 | 80か月 | 67〜141か月 |
| Wi-Fi 6/6E(11ax) | 24 | 78.5か月 | 62〜102か月 |
| 規格を確定できない | 9 | — | — |
| Wi-Fi 7 | 0 | 終了年月が未公表のため算出できず | — |
※87系列の内訳。11axはWi-Fi 6と6Eを区別できないため「Wi-Fi 6/6E」とした。終了予定の年月を含む

中央値だけを並べると、Wi-Fi 5がいちばん長く見えます。ただ、新しい規格ほど終了予定の機種が多く、現行機の多くはまだ終了年月そのものが決まっていません。この表からは「新しい世代ほど短い(長い)」とは言えないのです。「Wi-Fi 5は全部終わった」「Wi-Fi 4は全部危ない」といった、規格だけの判断もできません。Wi-Fi 7が0件なのは期限が未公表だからで、短いという意味ではありません。
色違いの型番で、終了年月が18か月ずれていた
バッファローの公表一覧では、WSR-2533DHP3-BKと-WHの終了年月に18か月の差がありました。発売時期は同じで、違うのは製造終了の年月です。
| 型番 | 発売時期(製品ページ) | 製造終了(一覧) | 公表サポート終了(一覧) |
|---|---|---|---|
| WSR-2533DHP3-BK | 2020年1月 | 2023年4月 | 2028年4月 |
| WSR-2533DHP3-WH | 2020年1月 | 2021年10月 | 2026年10月 |
製造終了の差がそのまま、終了年月の差として残っています。色ごとにソフトが別々に作られている、という証拠ではありません。それでも、シリーズ名でひとくくりに「2028年まで」と思い込むと、-WHを使っている人は1年半も長く見積もることになります。型番は、末尾の色コードまで照合するのが確実です。
主要5社のサポート方針は、起点も中身もそろっていない
バッファロー、NEC(Aterm)、エレコム、アイ・オー・データ、TP-Linkの5社は、どこもサポート期間の考え方を公開しています。ところが、数え始める起点も、含まれるサポートの種類もそろっていません。年数だけを並べて「どこが長い」と比べることはできない、というのが調べてみての結論です。
| メーカー | 数え始め | ソフトウェア更新の目安 | 修理・問い合わせ | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| バッファロー | 製造終了 | 5年、または商品の最長保守年数の長いほう。早く終わる商品もある | 修理は製造終了から原則3年。問い合わせはその後も受け付け | 機種別の終了年月を一覧(PDF)で公表 |
| NEC(Aterm) | 販売終了 | 約3年(2025年12月1日から。以前は約5年) | 同じ期間に含まれる | 一覧で終了年月を約1年前から表示 |
| エレコム | 生産終了(一覧)/販売終了(FAQ) | 最長5年。部品やソフトの事情で例外あり | 一覧の終了日まで | ページによって起点の書き方が違う |
| アイ・オー・データ | 生産終了(販売終了) | 5年以上たった製品が終了の対象 | 電話・メールは終了。Q&Aとマニュアルは残る | 機種ごとの終了は検索ページで確認 |
| TP-Link | 保証期間(日本は最初の小売販売日から) | 少なくとも保証期間中のセキュリティサポートを表明 | Archer・Decoの保証は3年(条件あり) | 生産終了一覧にソフトの終了年月はない |
※各社の公式ページで2026年10月22日に確認(バッファロー・Aterm・TP-Linkは10月24日にも確認)
同じ「5年」でも中身は違います。バッファローは製造終了から5年、エレコムは生産終了から最長5年、アイ・オー・データは「5年以上たった製品」が終了の対象です。ソフトの更新が終わっても問い合わせは受け付けるメーカーもあり、「サポート終了」がどの部分の終了なのかも各社でまちまちでした。
NECのAtermは、2025年7月1日の告知で、12月1日から期間を「販売終了から約5年」から「約3年」に改めました。数え始めは販売終了なので、購入や発売から3年という意味ではありません。TP-LinkはFAQ(2025年6月13日更新)で、「少なくとも製品の保証期間中のセキュリティーサポートの提供をお約束いたします」としています。あくまで最低限の約束で、「3年で更新が終わる」という意味ではありません。生産終了の一覧に載ることも、更新の停止とは別の話です。
サポート終了後に修正が出なかった7機種、出た12機種
2026年のJVN告知7件を対象とする調査で、サポート終了を理由に修正版を出さないと明記された家庭用ルーターは7機種ありました。同じ告知集合には、現在公表されている終了年月より後の日付で公開された対策ファームウェアが案内されていた家庭用ルーターも、12機種ありました。
JVN(Japan Vulnerability Notes)は、国内の脆弱性情報を公表しているサイトです。2026年1月1日〜10月22日の462件から主要メーカー名が表題にある11件を拾い、家庭用の据置ルーターを含む7件に絞りました。世界中の脆弱性を数えたものでも、メーカーの安全性を比べたものでもありません。
「対策ファームウェアのご提供はいたしかねます」とされた7機種
バッファローの2026年3月23日の告知(JVN#83788689)は、次の7機種について、サポート期間を終えているため対策版を提供できないとしています。
WZR-600DHP WZR-600DHP2 WZR-600DHP3 WZR-900DHP WZR-900DHP2 WZR-S600DHP WZR-S900DHP
そのうえで「恒久的な対策として、商品の使用を停止することを推奨いたします」とし、新商品への移行を案内しました。告知には、「Internet側リモートアクセス設定を許可する」を有効にしていると、インターネット側から攻撃されるおそれがあるとも書かれています。影響を受ける条件は脆弱性ごとに違い、古いルーターが常に外から侵入されるとまでは言えません。ただ、見つかった欠陥が直らないまま残ることは確かです。
公表終了年月より後に対策版が出た12機種
同じ告知では、別の機種に対策版が用意されていました。ダウンロードページの公開日まで確かめると、12機種は現在の一覧にある終了年月より後の日付です。
| 型番 | 公表サポート終了(一覧) | 対策版の公開日 |
|---|---|---|
| WZR-1166DHP | 2019年1月 | 2026年1月19日 |
| WZR-1750DHP | 2019年1月 | 2026年1月19日 |
| WZR-1166DHP2 | 2020年4月 | 2026年1月19日 |
| WZR-1750DHP2 | 2020年9月 | 2026年1月19日 |
| WXR-1900DHP | 2021年1月 | 2025年12月8日 |
| WZR-S1750DHP | 2022年1月 | 2026年1月19日 |
| WXR-1750DHP | 2022年4月 | 2025年12月8日 |
| WXR-1900DHP2 | 2022年4月 | 2025年12月8日 |
| WTR-M2133HP | 2025年1月 | 2026年1月13日 |
| WXR-1900DHP3 | 2025年1月 | 2025年12月8日 |
| WRM-D2133HP | 2025年2月 | 2026年1月13日 |
| WXR-1750DHP2 | 2025年3月 | 2025年12月8日 |

2つを並べてみて私がいちばん考えさせられたのは、終了年月が同じでも扱いが分かれていたことです。2019年1月に終わった4機種は、対策版ありとなしにちょうど2機種ずつ分かれました。終了年月から「うちの機種にもそのうち修正が出るはず」とは期待できません。12機種の例は、今後も修正を出し続けるという約束ではないので、例外を当てにして使い続けるのはおすすめしません。
なお、12機種の対策版は2025年12月〜2026年1月の公開で、告知(2026年3月)より前です。2026年に配信された更新だけを数えた数字ではありません。Atermの2026年3月26日の告知にある2機種は、対策版の公開日が終了前か終了と同じ月だったため、終了後の例に数えていません。
自分のルーターがいつまでサポートされるか、3ステップで確かめる
自分のルーターのサポート終了年月は、本体の型番をメーカーの公式一覧で引けば確かめられます。一律の年数で見積もるより、こちらのほうが確実です。
1. 本体のラベルで型番を末尾まで控える
型番は本体のラベルに書かれています。WSR-2533DHP3のように、-BKや-WHといった末尾の色コードで終了年月が変わることがあるので、末尾まで書き写しておきます。
2. メーカーの公式一覧で公表終了年月を引く
各社の確認先は次のとおりです。TP-Linkは機種ごとのソフトの終了年月を一覧にしていないため、保証規程とFAQの考え方で見ることになります。
- バッファロー: 商品サポート状況一覧(PDF)https://www.buffalo.jp/support/other/product_support_status_list.pdf
- NEC(Aterm): Atermのサポート期間について https://www.aterm.jp/support/inquiry/hoshu_list.html
- エレコム: ネットワーク・NAS製品のサポート期間 https://www.elecom.co.jp/support/end-of-support/
- アイ・オー・データ: 修理・サポート終了品検索 https://www.iodata.jp/support/information/eos_list/
- TP-Link: 保証規程・生産終了一覧 https://www.tp-link.com/jp/support/replacement-warranty/
プロバイダや回線事業者から借りている機器は、この記事の対象外です。貸し出し元の事業者に確認してください。
3. セキュリティ告知とファームウェアの更新を確かめる
最後に、各社のセキュリティ情報の一覧に自分の型番が載っていないかを見ます。載っていれば、その告知の対処に従ってください。対策版が出ていれば更新し、提供なしとされていれば、告知どおり使用の停止や入れ替えを考えます。リモート管理を切るといった設定の見直しは入口を減らす助けになりますが、直っていない脆弱性そのものが消えるわけではありません。
入れ替えると決めたら、作業の段取りは別の記事にまとめています。離れた家のルーターを型番から調べる方法や、SSIDを引き継いで再設定を減らす手順を扱っているので、あわせてご覧ください。
よくある質問(FAQ)
- QWi-Fiルーターは何年で壊れますか?
- A
故障までの年数を示す公表データは確認できず、本調査でも測っていません。メーカーの説明も、経年劣化を基本的に想定しないバッファローのFAQと、本体4〜5年を目安とするエレコムのコラムで分かれています。
- Qサポートが終わったルーターは使えなくなりますか?
- A
通信はそのまま続きますが、脆弱性が見つかっても修正版が出ないことがあります。2026年のJVN告知7件を調べた範囲では、修正版を出さないと明記された家庭用ルーターが7機種ありました。
- Q自分のルーターのサポート終了日はどこで調べられますか?
- A
本体ラベルの型番で、各社の公式一覧を引いてください。バッファローはPDF、Atermとエレコムは一覧ページ、アイ・オー・データは検索ページです。色違いで年月が違う例があるので、型番は末尾まで照合します。
- Q発売から何年で買い替えればいいですか?
- A
一律の年数は出せません。バッファロー87系列の中央値77か月は発売から数えた公表値で、購入からの年数でも、安全に使える期限でもないからです。
- Qサポート終了後にファームウェアが出ることはありますか?
- A
あります。2026年の告知集合では、現在の公表終了年月より後に対策版が公開された機種が12機種ありました。ただ、同じ告知で提供なしとされた機種もあり、今後も出る保証はありません。
調査方法とデータ
- 調査日: 2026年10月22日(バッファロー・Aterm・TP-Linkの主要ページは10月24日にも確認)
- 対象: バッファローの家庭用据置Wi-Fiルーター(型番の頭がWSR・WXR・WZR・WTR・WHR・WCR・WNR・WRMなど)。トラベルルーター(WMR系)、中継機、法人向け、有線・モバイルルーターは除外
- 元の資料: 「商品サポート状況一覧」(2026年6月26日現在の版)の製造終了年月・サポート終了年月と、各製品ページの「発売時期」の表示。年月は月単位のまま扱っています
- 集計の単位: 末尾の色コード(BK・WHなど)だけが違う型番を1系列にまとめ、代表の型番を決まった順で1つ選択。スラッシュを含む型番(/Dなど)は除外
- 母数: 496行 → トラベルルーターを除いた471型番 → 143系列。発売時期を確認できない21系列、終了年月が未定の13系列、原値が矛盾する2系列を除くと107系列です。うち発売表示が2012年より前の20系列は参考群とし、主集計は87系列(終了済み56+予定31)としました
- 期間の計算: 「12×年+月」の差(例: 2012年7月→2018年5月は70か月)。中央値・四分位は当サイトで算出
- 限界: 87系列すべての初回発売を当時の発表資料で確かめてはいません。バッファロー以外の機種別の期間は集計していません
- 脆弱性の事例: JVN掲載の7告知に出てくる家庭用ルーターは、告知との組み合わせで91組、重複を除いて77機種。対策版の公開日は各製品のダウンロードページの日付です
- 主な出典:
- https://www.buffalo.jp/support/other/product_support_status_list.pdf
- https://www.buffalo.jp/support/other/eos.html
- https://www.buffalo.jp/support/other/twitter-faq.html
- https://www.buffalo.jp/news/detail/20260323-01.html
- https://www.aterm.jp/support/inquiry/hoshu_list.html
- https://www.aterm.jp/product/atermstation/info/2025/info0701.html
- https://www.aterm.jp/support/tech/2026/0326-2.html
- https://www.elecom.co.jp/support/end-of-support/
- https://qa.elecom.co.jp/faq_detail.html?id=8205
- https://www.elecom.co.jp/pickup/column/wifi_column/00079/
- https://www.iodata.jp/support/information/2022/11_routersupport_end/index.htm
- https://www.tp-link.com/jp/support/faq/4491/
- https://www.tp-link.com/jp/support/replacement-warranty/
- https://jvn.jp/report/all.html
データ利用: 本記事でトータルナビが独自に集計・算出した表と数値は、出典として本記事へのリンクを記載いただければ引用いただけます。その際は「終了予定を含む公表値で、故障までの年数や安全に使える期限ではない」という条件も添えてください。143系列すべての発売時期・製造終了・公表サポート終了・月数・出典URLは、CSVで公開しています。主集計の87系列には印を付け、色違いの型番ごとの終了年月も収録しました(2026年6月26日現在の一覧による)。
まとめ
Wi-Fiルーターの寿命は、故障・性能・更新の3つに分けて考えると整理しやすくなります。年月が公表されているのは更新だけで、バッファローの87系列では、発売時期の表示から公表サポート終了年月までの中央値が77か月でした。ただし幅は大きく、同じ規格や色違いでも終わりの年月は違っていました。
- 故障の年数は分からない: 公表データは確認できず、メーカーの説明も分かれている
- 発売から数えると中央値77か月: 一覧では製造終了から60か月。そこに機種ごとの製造期間(中央値17か月)が加わる
- 規格や色では決まらない: Wi-Fi 5でも67〜141か月。WSR-2533DHP3は色違いで18か月差
- 終了後は修正が出ないことがある: 2026年の告知では7機種が提供なし。対策版が出た12機種もあるが、当てにはできない
何年も前のルーターを使い続けている方は、まず型番で公表終了年月を確かめるところから始めてみてください。これから買う方は、発売から時間のたった機種ほど、購入から数えた残りの期間が短くなる点を頭に入れておくと安心です。家族の家のルーターが気になっている方は、次に帰ったときにラベルの型番を写真に撮っておくだけでも、調べる手がかりになります。
私自身、10年前に聞いた話を確かめるつもりで87系列を数えてみました。本体が何年で壊れるのかは、今回の調査では分かりません。それでも、「規格が変わる頃が買い替え時」という目安だけでは足りなくなっている、とは強く感じています。同じ規格でも、色違いでもサポートの終わりは違い、終わった後に修正が出るかどうかも機種しだいだったからです。まずは手元のルーターの型番を、末尾の色コードまで確かめてみてください。

