Nothing Headphone (1) Pro と (1) の違いを調べていると、4万円の (1) にするか、2.5万円を足して (1) Pro にするかで手が止まる方も多いはずです。(1) Pro は2026年9月29日に発表と同時に発売され、公式ストアで64,800円です。前モデルの (1) は通常価格39,800円で併売されていて、2026年10月25日までは Nothing 公式のオータムセールで29,800円になっています。
そこで2台の公式仕様を1行ずつ突き合わせてみたところ、足した2.5万円で増えたものだけでなく、減ったものもあることに気づきました。ドライバーは3基に増えた一方で、ANCオンの再生時間は5時間短くなり、付属ケースは本体より重くなっています。
後半では、6万円前後で並ぶ Sony WH-1000XM6・Beats 360・Bose QC Ultra Headphones(第2世代)とも比べます。価格は2026年10月17日に確認した通常価格です。どちらにするか迷っている方は、ぜひ最後までご覧ください。
- +2.5万円で増えたのはドライバーとANC、減ったのは電池持ちと身軽さ
- Headphone (1) Proと(1)の仕様比較|通常価格は64,800円と39,800円、(1)も併売
- 高域のxMEMSは、コイルも磁石も使わない半導体のスピーカー
- ANCは最大46dB。海外レビューでは「Sony・Boseの旗艦には届かない」という評価が多い
- ANCオンの再生は35時間から30時間へ。ケース込みの重さは710.5g
- 6万円前後の4機種では最も高く、最も重い。USB-Cのハイレゾ再生とIP52は(1) Proだけ
- 電池と軽さなら(1)か(a)、ドライバーと素材に払えるなら(1) Pro
- よくある質問
- まとめ:(1) Proの+2.5万円は、音の仕組みと素材に払う金額
+2.5万円で増えたのはドライバーとANC、減ったのは電池持ちと身軽さ
Headphone (1) Pro は (1) に比べて、ドライバーが1基から3基に、ANC の最大値が42dBから46dBに、マイクが6基から10基に増えました。Bluetooth は6.1になり、Auracast(1台から複数のヘッドホンへ音を配る機能)にも対応。アルミは一体削り出しに、アームはチタン合金((1) より45%軽量)になり、硬度9Hのガラスも使われています。
一方で、電池持ちは軒並み短くなりました。AAC・ANCオンの再生時間は35時間から30時間(約14%減)、ANCオフは80時間から68時間(約15%減)です。付属ケースはソフトシェルの264gから、ハードシェルの383.5gに替わりました。
周波数特性(20Hz〜40kHz)、IP52、2色のカラー、マルチポイント接続は変わりません。本体の重さも329gから327gで、差は2gだけです。

Headphone (1) Proと(1)の仕様比較|通常価格は64,800円と39,800円、(1)も併売
公式ストアの通常価格の差は25,000円で、(1) の約1.6倍(+62.8%)です。主な仕様を Nothing 日本公式の製品ページで並べました。
| 項目 | Headphone (1) Pro | Headphone (1) |
|---|---|---|
| 公式ストア通常価格(税込) | 64,800円 | 39,800円 |
| 日本発売日 | 2026年9月29日 | 2025年8月28日 |
| ドライバー | 3基(40mm・13×8mm のダイナミック+xMEMS) | 40mm ダイナミック1基 |
| チューニング | Metropolis Studios | Sound by KEF |
| ANC(最大・理論値) | 46dB | 42dB |
| マイク | 計10基 | 計6基 |
| Bluetooth | 6.1 | 5.3 |
| コーデック | SBC/AAC/LDAC、LC3(Auracast 専用) | SBC/AAC/LDAC |
| 有線再生 | USB-C 24bit/192kHz、3.5mm 24bit/96kHz | USB-C・3.5mm(上限は公式で未確認) |
| 再生(AAC・ANCオン/オフ) | 30時間/68時間 | 35時間/80時間 |
| 再生(LDAC・ANCオン/オフ) | 28時間/53時間 | 30時間/54時間 |
| 急速充電(5分・ANCオフ) | 4時間 | 5時間 |
| 本体重量 | 327g | 329g |
| 付属ケース | ハードシェル 383.5g | ソフトシェル 264g |
| 防塵防水 | IP52 | IP52 |
| 操作 | ローラー・パドル・ボタン+Flat EQ スイッチ | ローラー・パドル・ボタン |
※ Nothing 日本公式ストアの製品ページより(2026年10月17日確認)。ANC は Nothing のラボによる理論上の最大値。
米国・英国の公式ストアでは、通常価格が (1) は$299・£249、(1) Pro は$399・£349で、差は$100・£100です。
この記事の価格について
本記事の価格は、いずれも2026年10月17日に確認した税込の通常価格です。Nothing・Bose は各社の日本公式ストアの通常価格、オープン価格の WH-1000XM6 はソニーストアの価格、Beats 360 はメーカー希望小売価格で、セール価格は比較に使っていません。プライムデーやブラックフライデーなどのセールでは、これより安くなることがあります。たとえば Nothing 公式ストアのオータムセール(2026年10月25日まで)では、(1) が29,800円、(a) が19,800円です。購入前には必ず最新の価格をご確認ください。
引用: https://jp.nothing.tech/products/headphone-1-pro
引用: https://jp.nothing.tech/products/headphone-1
iPhone は LDAC に対応していないので、iPhone とつなぐと2台とも AAC になります。(1) Pro で加わった LC3 は Auracast の受信用で、ふだんの音楽再生は SBC・AAC・LDAC が担当。コーデックごとの音質や遅延の違いは、こちらの記事が詳しいです。
高域のxMEMSは、コイルも磁石も使わない半導体のスピーカー
(1) Pro の高域を受け持つのは、米 xMEMS(2018年創業)の技術を使ったツイーターです。ふつうのスピーカーはコイルに電気を流し、磁石との力で振動板を動かします。xMEMS は、半導体チップ上の圧電素子(電圧をかけると伸び縮みする素材)でシリコン製の振動板を動かす仕組みで、コイルも磁石も使いません。

xMEMS は強みとして、音の立ち上がりと止まりの速さ(過渡応答)と、半導体の工程でつくるため個体差が出にくいことを挙げています。Nothing も、この振動板はプラスチックの95倍の剛性だと説明しています。
大きさは3.2×6.0×1.15mmと、米粒ほど。寸法は xMEMS の「Cowell」と同じですが、採用モデル名は Nothing も xMEMS も公表していません。これを高域に、40mm のダイナミックを低域に、13×8mm の小型ダイナミックを中域に割り当てた3ウェイ構成です。低域の「パンチ」が15%、感度が26%増えたという説明は、Nothing のラボでの理論上の相対値です。
引用: https://xmems.com/mems-micro-speakers/
チューニングはKEFからMetropolis Studiosへ
(1) は KEF との共同開発で「Sound by KEF」をうたっていましたが、(1) Pro の公式ページに KEF の名前はありません。チューニングの相手はロンドンの Metropolis Studios です。アプリには EQ プロファイル5種と、空間オーディオの環境5種(Studio B・Live House など)が入っています。
Flat EQスイッチで、アプリを開かずに補正なしの音へ
本体には Flat EQ の物理スイッチが新しく付き、EQ をかけない素の音へアプリを開かずに切り替えられます。ローラー・パドル・ボタンの操作系は (1) から引き継ぎ、ボタンには ChatGPT の呼び出しやカメラのシャッターも割り当てられます。
ANCは最大46dB。海外レビューでは「Sony・Boseの旗艦には届かない」という評価が多い
(1) Pro の ANC は最大46dBで、(1) の42dBから4dB上がりました。ただし、どちらも Nothing のラボで測った理論上の最大値です。Sony・Bose・Beats は dB を公表していないので、この数字で他社とは比べられません。
片側にフィードフォワード3基・フィードバック2基のマイクを置き、装着の状態も解析しながら効き方を調整します。耳の周りには8mmのシリコン製バッフルを設け、イヤークッションは (1) より50%柔らかい2層構造になりました。
9月28日から10月14日にかけて、海外7媒体と国内1媒体がレビューを公開しています。
| 媒体 | 評価 | 要点 |
|---|---|---|
| SoundGuys | 8.4/10 | ANC は8.7/10で、同サイトの測定でオーバーイヤー型の約83%を上回る。密閉が崩れると音も ANC も落ちる |
| T3 | — | ANC は WH-1000XM6 に届かない。ハードケースで持ち運ぶ重さが倍に |
| TechRadar | — | 音質と外音取り込みは好評。価格・重さ・ケースが欠点 |
| SlashGear | — | 操作系は最高クラス。ANC は Sony・Bose の旗艦に及ばない |
| Gizmodo(米) | 4.5 | 音を「S-Tier」と評価。ANC は WH-1000XM6・QC Ultra(第2世代)に及ばない |
| ギズモード・ジャパン | — | 音・空間オーディオ・Flat EQ を評価。パッドが蒸れやすく、iPhone では LDAC が使えない |
| Tom’s Guide | 4/5 | 音は高評価。ANC は3/5で、Bose QC Headphones(第2世代)に及ばない。ケースはかさばる |
| BGR | — | 価格に対して音が物足りない。ANC は QC Ultra・AirPods Max に及ばない。ケースを酷評 |
※ 各レビューを当サイトで要約。
引用: https://www.soundguys.com/nothing-headphone-1-pro-review-163291
引用: https://www.t3.com/tech/headphones/nothing-headphone-1-pro-review
引用: https://techradar.com/audio/headphones/nothings-priciest-headphones-ever-land-and-our-full-review-verdict-is-in
引用: https://www.slashgear.com/2271316/nothing-headphone-1-pro-review/
引用: https://gizmodo.com/nothing-headphone-1-pro-review-2000819049
引用: https://www.gizmodo.jp/article/2609-nothing-headphone-1-pro-review/
引用: https://www.tomsguide.com/audio/over-ear-headphones/nothing-headphone-1-pro-review
引用: https://www.bgr.com/2287046/nothing-headphone-1-pro-over-ear-review/
並べると、操作系は高評価、音は概ね好評でも評価が割れ、ANC は Sony・Bose の旗艦未満、ハードケースは不評という傾向です。音は Gizmodo や Tom’s Guide が高く評価する一方、BGR は価格に見合わないとしています。SoundGuys も ANC のスコア自体は上位としつつ、密閉が崩れると効きが落ちると指摘しています。SlashGear も、柔らかいパッドでパッシブな遮音が下がる点に触れていました。装着の相性で差が出やすい部分でしょう。
私自身、普段使いのワイヤレスイヤホンは Sony WF-1000XM6 で、ソニーのノイキャンを日常的に使っています。その立場からすると、複数のレビューが (1) Pro の ANC を Sony の旗艦より下と見ている点は、買う前にいちばん確かめたいところです。
ANCオンの再生は35時間から30時間へ。ケース込みの重さは710.5g
AAC・ANCオンの再生時間は (1) の35時間に対して30時間で、LDAC でも通話でも (1) Pro のほうが短くなっています。通話(ANCオフ)は53時間から40時間に、5分の急速充電は ANCオンで2.4時間から2時間になりました。バッテリー容量は1,060mAhと、(1) の1,040mAhからむしろ増えています。
ANCオンの30時間は WH-1000XM6 と同じ水準ですが、充電の回数を減らしたいなら (1) のほうが有利です。
持ち運びでは、ケースの差がもっと大きく出ます。本体とケースを合わせると、(1) Pro は327g+383.5g=710.5g。(1) の329g+264g=593gより、117.5g重くなります。(1) Pro のケースはイヤーカップだけを収める形でヘッドバンドは外に出たまま、ケースで充電もできません。T3 が持ち運ぶ重さが倍になると指摘したのは、このケースのことです。
イヤークッションは「取り外して再装着できる設計」と公式に注記されています。ただ、(1) Pro 用の交換クッションの単品販売は、2026年10月17日確認時点で公式ストアに見当たりませんでした。
6万円前後の4機種では最も高く、最も重い。USB-Cのハイレゾ再生とIP52は(1) Proだけ
日本の通常価格は、WH-1000XM6 と QC Ultra(第2世代)が59,400円、Beats 360 が59,800円、(1) Pro が64,800円です。重さは WH-1000XM6 の約254gが最も軽く、(1) Pro の327gが最も重くなります。価格でも重さでも、(1) Pro が4機種のいちばん上に来るわけです。
| 項目 | (1) Pro | WH-1000XM6 | Beats 360 | QC Ultra(第2世代) |
|---|---|---|---|---|
| 通常価格(税込) | 64,800円 | 59,400円 | 59,800円 | 59,400円 |
| 日本発売日 | 2026年9月29日 | 2025年5月30日 | 2026年9月24日 | 2025年9月25日 |
| 重量 | 327g | 約254g | 294.5g | 260g |
| 再生(ANCオン) | 30時間 | 30時間 | 32時間※1 | 30時間 |
| 再生(ANCオフ) | 68時間 | 40時間 | 非公開 | 未確認 |
| 急速充電 | 5分で4時間 | 対応(分数は未確認) | 5分で1時間 | 15分で3時間 |
| コーデック | SBC/AAC/LDAC | SBC/AAC/LDAC/LC3 | 公式記載なし | Snapdragon Sound※2 |
| Bluetooth | 6.1 | 5.3 | 5.3 | 5.4 |
| USB-C での音声 | 24bit/192kHz | 公式記載なし | 公式記載なし | 対応(16bit・44.1/48kHz※2) |
| 防塵防水 | IP52 | 記載なし | IPX4 | 非対応 |
| クッション | 取り外し可 | 未確認 | 付け替え可(キット別売) | 取り外し可 |
※ 各社の日本公式サイトの仕様より(2026年10月17日確認・税込)。価格は通常価格で、WH-1000XM6 はオープン価格のためソニーストアの価格、Beats 360 はメーカー希望小売価格。QC Ultra(第2世代)の発売日は報道による。(1) Pro の再生と急速充電は AAC の値で、急速充電は ANCオフ。 ※1 ANC とパーソナライズされた空間オーディオを有効にした場合。 ※2 Bose 公式 FAQ による。Snapdragon Sound の aptX Adaptive に対応し、USB-C では16bit・44.1kHz/48kHz の音声を受けられる。

この並びは、海外での位置づけと逆です。米国の (1) Pro は$399で、SoundGuys や Gizmodo は WH-1000XM6・QC Ultra(第2世代)より約$50安い製品として扱っています。ところが日本の通常価格では、逆にWH-1000XM6 より5,400円高くなっています。
それでも (1) Pro にしかないものはあります。ANCオフの68時間は WH-1000XM6 の40時間を大きく上回り、USB-C で24bit/192kHz の有線再生を公式にうたうのも (1) Pro だけ。Bluetooth も、ほかの3機種は5.3か5.4です。逆に LDAC は、競合では WH-1000XM6 だけが対応しています。
防塵防水は (1) Pro が IP52、Beats 360 が IPX4。QC Ultra(第2世代)は公式 FAQ で非対応とされ、WH-1000XM6 は記載がありません。防塵まで等級があるのは (1) Pro だけですが、水への強さを示す2桁目は Beats 360 の「4」のほうが上です。数字の読み方はIPxx規格の記事で解説しています。
引用: https://www.sony.jp/headphone/products/WH-1000XM6/spec.html
引用: https://www.beatsbydre.com/jp/headphones/beats-360
引用: https://www.bose.co.jp/p/headphones/bose-quietcomfort-ultra-headphones-2nd-gen/QCUH2-HEADPHONEARN.html
WH-1000XM6|5,400円安く73g軽い。LDACも使える

ANC 用に12基のマイクを使い、ソニーは dB を出さずに「世界最高クラス」とうたいます。ANCオンの30時間は (1) Pro と同じですが、ANCオフは40時間です。LDAC と LC3 の両方に対応します。Amazon.co.jp では2026年10月17日確認時点でも、販売元 Amazon.co.jp の在庫は見当たらず、マーケットプレイスの出品だけでした。
Beats 360|IPX4でクッションを付け替えられる。ケーブルと電源は別売

Beats のオーバーイヤーで初めて IPX4 に対応し、イヤーとヘッドバンドのクッションを付け替えられます(キットは別売8,900円)。ANC は Beats Studio Pro の1.75倍とされています。注意したいのは、USB-C ケーブルと電源アダプタが別売なことと、有線再生の記載が公式仕様にないことです。
Bose QuietComfort Ultra Headphones(第2世代)|260gでSnapdragon Sound対応、防水は非対応

(1) Pro より67g軽いモデルです。ANCオンで30時間、立体的に聴こえるイマーシブオーディオを使うと23時間。Snapdragon Sound に対応し、公式 FAQ では aptX Adaptive コーデックを使えると説明されています。防水は非対応と公式 FAQ にあるので、汗や雨が気になる使い方には向きません。
Bose で予算を抑えるなら、46,200円の QuietComfort Headphones(第2世代)もあります。Ultra との違いは、こちらで整理しました。
64,800円の (1) Pro は、ヘッドホン全体で見ると「60,000円以上」の帯に入ります。5,490円から27万円まで、価格帯ごとに何が手に入るかはこちらのマップで見渡せます。
電池と軽さなら(1)か(a)、ドライバーと素材に払えるなら(1) Pro
Nothing のヘッドホンは、日本では通常価格27,800円の Headphone (a)、39,800円の (1)、64,800円の (1) Pro の3段構成です。ANCオンの再生時間は (a) 75時間、(1) 35時間、(1) Pro 30時間。ANC の最大値は40dB、42dB、46dB です。上に行くほど ANC は強くなり、電池持ちは短くなります。
引用: https://jp.nothing.tech/products/headphone-a
(1) Pro が向くのは、3ウェイの音や USB-C のハイレゾ有線再生、Flat EQ スイッチに2.5万円を払える人です。チタンや削り出しアルミの質感を重視する人にも、差額の理由ははっきりしています。
(1) で十分なのは、電池持ちと持ち運びやすさを重視する人です。ANCオンで5時間長く、ケースは119.5g軽いソフトシェル。T3 も、値上げ幅に見合う差は小さいとして (1) のほうに価値があると評価していました。

(a) を見てほしいのは、とにかく電池持ちを重視する人です。ANCオンの75時間は (1) Pro の2.5倍で、価格は半分以下。SlashGear も、(a) なら半額で近い ANC と音が手に入ると比べています。なお (a) の ANC の値は報道(ファイルウェブ)によるものです。
引用: https://www.phileweb.com/sp/news/d-av/202603/06/64711.html
よくある質問
- QNothing Headphone (1) Pro と (1) の違いは?
- A
(1) Pro はドライバー3基(xMEMS を含む)、ANC 最大46dB、マイク10基、Bluetooth 6.1、Flat EQ スイッチを備えます。一方で AAC・ANCオンの再生は35時間から30時間に短くなり、付属ケースは383.5gのハードシェルになりました。
- QiPhone で LDAC は使えますか?
- A
使えません。iPhone は LDAC に対応していないため AAC での接続になり、再生時間は AAC の値(ANCオンで30時間)が目安です。
- Qイヤーパッドは交換できますか?
- A
公式には「取り外して再装着できる設計」とあります。ただ、(1) Pro 用の交換クッションの単品販売は、2026年10月17日確認時点で公式ストアに見当たりませんでした。
- Q付属のケースで充電できますか?
- A
できません。ケースはイヤーカップだけを収める形で、ヘッドバンドは外に出たまま持ち運びます。
- Q有線でも聴けますか?
- A
聴けます。USB-C で最大24bit/192kHz、付属の3.5mm ケーブルで最大24bit/96kHz に対応しています。
まとめ:(1) Proの+2.5万円は、音の仕組みと素材に払う金額
Nothing Headphone (1) Pro と (1) の差額25,000円で手に入るのは、xMEMS を含む3ウェイのドライバーと、チタンや削り出しアルミの素材です。その代わり、電池持ちとケースの身軽さは (1) より後退しました。
- 増えたもの: ドライバー3基、ANC 最大46dB(理論値)、マイク10基、Bluetooth 6.1、Flat EQ スイッチ
- 減ったもの: AAC・ANCオンの再生が35時間から30時間に。ケース込みの重さは593gから710.5gに
- 評判: 操作系は高評価、音は概ね好評だが評価が割れる。ANC は Sony・Bose の旗艦に届かないという声が多い
- 価格: 米国では WH-1000XM6 より約$50安いが、日本では5,400円高い
音の仕組みや有線のハイレゾ再生に価値を感じる人なら、(1) Pro の差額には納得がいくはずです。電池持ちと持ち運びやすさを優先するなら (1)、予算を抑えて電池を取るなら (a) が候補になります。
現時点での評価
公開されている仕様と海外レビューから点数をつけるなら、こんな印象です。
- ドライバー構成と有線対応:★★★★☆ 4.5(3ウェイ+USB-C 24bit/192kHz)
- ノイキャン:★★★☆☆ 3.5(最大46dB、海外では旗艦未満の評価)
- バッテリー:★★★☆☆ 3.5(ANCオン30時間、(1)より5時間短い)
- 携帯性:★★☆☆☆ 2.5(本体327g、ケース込み710.5g)
- コスパ:★★★☆☆ 3.0(4機種で最高値、(1)より25,000円高い)
- 総合:★★★☆☆ 3.5
私自身は WF-1000XM6 でソニーのノイキャンに慣れているので、どうしても ANC を基準に製品を見てしまいます。その目で仕様とレビューを並べると、(1) Pro はノイキャンの強さよりも、ドライバーの構成と素材に価値を置いたヘッドホンだと整理できました。ANC の効き方は装着の具合でも変わるので、気になっている方は、ぜひ店頭で一度着けて確かめてみてください。



