東京ゲームショウ2026の2日目、ふもっふのおみせのブース(10-E20)に寄ってきました。
このブースだけ、他と違うところがあります。キーボードに触れました。 同じ日に回った東プレのREALFORCEブースもGattMooの区画も、展示は見るだけでした。ここは違います。テーブルの上にキーボードが並んでいて、そのまま打てました。
並んでいたのは、すでに売っているもの、いま予約を受けているもの、まだ企画の途中のもの。この3つが1枚のテーブルに混ざっていて、札を読まないと区別がつきません。この記事では、撮ってきた写真からそこを整理します。ぜひ最後までご覧ください。
- 先に結論|打鍵感で選ぶ展示ではなかった
- Ducky × hololive English FUWAMOCO|キーボード本体はすでに完売
- Mori Calliope|Enterに鎌が載っている
- 古石ビジューと学園アイドルマスター|「監修中」の札が意味すること
- 海月雲ろあ|クラゲのLockキーと、キーに散った泡
- アイドルマスター シンデレラガールズ 第2弾|予約は9月24日まで
- しぐれうい|第2弾は「描き下ろしイラスト制作中」
- 桜のキーボードとドット絵のマウスパッド
- このブース、キーボードだけではない
- 打鍵感について、もう少しだけ
- 分かっていないこと
- よくある質問(FAQ)
- まとめ:1枚のテーブルに、3つの時制が並んでいた
先に結論|打鍵感で選ぶ展示ではなかった
正直に書きます。今回の展示個体を短時間打った範囲では、機種ごとに強く印象が変わるほどの差は感じませんでした。
ただしこれは、ベースとなるキーボードやスイッチが同一という意味ではありません。たとえばFUWAMOCOはDucky製でCherry MX RGB赤軸、シンデレラガールズ第2弾はVARMILO製で、こちらは購入時に複数のスイッチから選べます。中身はむしろ違います。
そのうえで、短時間の試打では、明確に打ちづらいと感じる展示機はありませんでした。
つまりこのブースは、打鍵感を比べて選ぶ場所ではありません。「推しのキーボードがあるかどうか」「それがいま買えるかどうか」を見る場所です。以下はその視点で並べます。
Ducky × hololive English FUWAMOCO|キーボード本体はすでに完売
いちばん目立つ場所にあったのがこれです。濃紺の筐体に、白・ピンク・水色のキーキャップ。

寄って見ると作り込みが分かります。
- Esc がキャラクターの絵柄のキーキャップ
- F9〜F12の4枚がすべてキャラ絵。ファンクションキーの刻印がない
- BackSpace に「BAU! BAU!」
- 左Shiftに「Fuwa」、右Shiftに「Moco」
- スペースキーに2人のイラストと「Ducky × hololive」
- 右下の3キーは肉球のアイコン
ここで配列の話をしておきます。かな刻印が入っているので日本語配列に見えますが、これはANSI(US)配列です。数字段が @2 ^6 &7 *8 (9 )0 の並びで、最下段に変換・無変換キーがありません。ANSI配列に、かな刻印だけを載せているという構成です。
私も会場では日本語配列だと思い込んでいました。かな刻印の入り方が自然すぎて、仕様を見るまで気づきません。日本語入力をローマ字で打つ人には関係ありませんが、かな入力の人は注意が要ります。
ここで注意が要ります。このキーボード本体は、いま買えません。
「Ducky x hololive En Fuwamoco Limited Edition One 2 Pro RGB Keyboard and Desk Mat Set」は、FUWAMOCOのデビュー2周年を記念した製品として2025年10月31日に発売された世界1,000セット限定の商品で、27,980円(税込)。記事執筆時点でふもコレの商品ページは在庫切れです。ベースはDucky One 2 Pro RGB、Cherry MX RGB赤軸でした。
いま買えるのは、2026年9月10日に出たキーキャップセットとマウスパッドのほうです。
| 製品 | 価格(税込) |
|---|---|
| Ducky x hololive En Fuwamoco Limited Edition Keycap set | 7,980円 |
| Ducky x hololive En Fuwamoco Limited Edition Mousepad | 6,980円 |
2026年9月発売のキーキャップセットもANSI(US配列)向けです。132キー構成で、PBT素材・昇華印刷・MDAプロファイル。マウスパッドは800×350×3mmです。
Mori Calliope|Enterに鎌が載っている
黒い筐体に金の刻印。hololive EnglishのMori Calliopeモデルです。

- Enterが鎌(かま)。マゼンタ地に黒い刃
- Escもマゼンタ
- スペースキーに金色の炎のような模様
- 最下段に無変換・変換・KANAが揃っているので日本語配列ですが、かな刻印は入っていません
デスクマットは赤と黒。キーボードを載せると、黒い本体がマットに溶けて、鎌のEnterだけが浮きます。狙ってやっているはずです。
ただし、奥の立て札には「コラボ企画進行中」。まだ買えません。
古石ビジューと学園アイドルマスター|「監修中」の札が意味すること
紫のキーボードが古石ビジューモデル。その隣に学園アイドルマスターの立て札が並んでいました。

古石ビジューモデルで目を引くのはスペースキーです。黒地に白で「KIRA KIRA KOSEKI!」。Enterには宝石をかたどった意匠が入り、紫のキーには剣や宝石のアイコンが並びます。
このテーブルには、キーボードの手前に小さな白い札が置かれていました。拡大して読むとこう書いてあります。
監修中
本展示はサンプルになります。デザイン、色味、仕様等は今後変更される場合がございます。
ここが大事なところです。「監修中」は「触るな」ではありません。 同じ日に見たREALFORCEブースのホロライブコラボは「監修中」に加えて「Don’t Touch」の札が出ていて、触れませんでした。ふもコレの札には、触るなとは書いていない。だから打てたわけです。

海月雲ろあ|クラゲのLockキーと、キーに散った泡
個人的にいちばん凝っていると思ったのがこれです。白と水色の海月雲ろあモデル。

寄るとよく分かります。

- Ctrlの隣のキーがクラゲ。刻印は「Lock」
- スペースキーにクジラの水彩イラスト
- アルファベットのキーに、泡が散っている。S、D、F、G、T、Y、U、I、O、Pあたりに小さな気泡が入る
- かな刻印あり。F9〜F12にはメディア操作の記号
泡は近づかないと気づきません。展示台の前でしゃがんで初めて見えました。こういうものは実物を見ないと分からない。
アイドルマスター シンデレラガールズ 第2弾|予約は9月24日まで
この記事でいちばん急ぐ情報がこれです。

立て札にはっきり「第2弾/予約受付中!9月24日まで」と書かれていました。ふもコレの商品ページで確認したところ、内容はこうです。
| 製品 | 価格(税込) |
|---|---|
| キーボード 夢見りあむ | 31,980円〜 |
| キーキャップセット 夢見りあむ | 3,980円 |
| ガラスマウスパッド 夢見りあむ | 18,980円 |
| ガラスマウスパッド 佐藤心 | 18,980円 |
初回予約期間は2026年9月24日23:59まで、2027年2月頃発送予定です。締切後に追加販売があるかは、現時点では分かりません。
会場に出ていたのはクリーム色とオレンジの配色で、右側にキャラクターの絵柄のキーキャップ、スペースキーの列に緑の丸いキーと紫の星のキーが混ざっていました。Shiftにはクローバーと肉球。
しぐれうい|第2弾は「描き下ろしイラスト制作中」
しぐれういのコーナーは一角がまるごと使われていて、巨大なドット絵のビジュアルと等身大パネルが立っていました。

デスクに置かれていたキーボードは、白に小豆色を合わせた落ち着いた配色でした。

- Enterに赤い雨だれ
- スペースキーにちびキャラと虹
- 半角/全角・無変換・変換・かなカナがあるので日本語配列ですが、かな刻印はなし
立て札には「しぐれうい×ふもコレ コラボ第2弾 企画進行中!」、そして別の札に「描き下ろしイラスト制作中!」。少なくとも描き下ろしイラストについては、まだ制作中の段階です。
桜のキーボードとドット絵のマウスパッド
キャラクターコラボ以外にも置かれていました。

白とピンクで、スペースキーに桜の枝が伸びています。左下のLockキーが桜の花の形。かな刻印あり。特定のキャラクターに紐づかないぶん、職場でも使えそうな一台でした。

マウスパッドはドット絵のものが目立ちました。写真では分かりにくいのですが、実物は1ドットが大きく、離れて見ると絵になり、近づくと粒に戻ります。
このブース、キーボードだけではない
ひとつ補足しておきます。「ふもっふのおみせ」のブースは、ふもコレだけの区画ではありません。
同じ10-E20に、軽量ゲーミングマウスのArbiter Studio、イヤホンのPadsmith、そしてFineMaxが同居していました。Arbiter Studioは2026年5月にPadsmithを統合していて、さらにふもっふのおみせとの共同出展という形です。つまり、ここまで見てきたコラボキーボードの棚から数歩歩くと、39gや40gの軽量マウスが並んでいる。
正直、区画の切れ目が分かりません。私も最初はキーボードのブースだと思って入って、気づいたらマウスのスペックカードを撮っていました。
会場で「ふもコレのキーボードを見に行く」つもりの人は、同じブースにマウスとイヤホンもあると思っておくといいです。逆に軽量マウス目当てで来た人は、隣がコラボキーボードだったことに後から気づきます。
※このブースの軽量マウス(Arbiter Studio MONARCH、AKITSU MEDIUM、FineMax Noahなど)は、別記事でまとめています。
打鍵感について、もう少しだけ
冒頭に書いたとおり、機種ごとの差はほとんど感じませんでした。これは手抜きの感想ではなく、コラボモデルというカテゴリの性質だと思っています。
打鍵感を細かく比べる記事を書くなら、軸やマウント方式が違う製品を並べる必要があります。参考までに、打鍵感を掘り下げたレビューはこちらです。
コラボモデルを買う人が知りたいのは、たぶん「打鍵感が特別か」ではなく「毎日使って不満が出ないか」のほうだと思います。少なくとも会場の展示個体を短時間試した範囲では、使いにくさを感じるものはありませんでした。ただし販売品ではスイッチを選べる製品もあるため、購入時には軸の違いも確認したほうがよさそうです。
分かっていないこと
- 海月雲ろあモデルの価格・予約開始時期:未発表です。公式も「予約開始時期など、続報をお楽しみに」と案内している段階でした
- 桜のキーボードの製品名:会場で製品名の札を確認できませんでした
- マウスのブランド:ドット絵マウスパッドに載っていた水色のマウスは、ロゴを判読できませんでした
- 企画進行中4件の発売時期:Mori Calliope、古石ビジュー、学園アイドルマスター、しぐれうい第2弾は、いずれも時期の掲示がありません
よくある質問(FAQ)
- QFUWAMOCOのキーボードはまだ買えますか?
- A
キーボード本体とデスクマットのセットは、記事執筆時点でふもコレの商品ページが在庫切れです。世界1,000セット限定でした。キーキャップセット(7,980円)とマウスパッド(6,980円)は2026年9月10日から販売されています。
- Qシンデレラガールズ第2弾の予約はいつまでですか?
- A
初回予約期間は2026年9月24日23:59までです。2027年2月頃発送予定とされています。キーボードは31,980円〜、キーキャップセットは3,980円です。
- QMori Calliopeや古石ビジューのモデルは予約できますか?
- A
記事執筆時点では予約できません。会場の掲示は「コラボ企画進行中」で、予約開始時期は未発表です。
- Q「監修中」の展示は触れましたか?
- A
触れました。札には「本展示はサンプルになります。デザイン、色味、仕様等は今後変更される場合がございます」とあり、触るなとは書かれていませんでした。
- QFUWAMOCOのキーボードは日本語配列ですか?
- A
違います。かな刻印が入っているので日本語配列に見えますが、**ANSI(US)配列**です。最下段に変換・無変換キーがありません。2026年9月発売のキーキャップセットもANSI向け(132キー)です。
- Q打鍵感に差はありましたか?
- A
展示個体を短時間打った範囲では、強く印象が変わるほどの差は感じませんでした。ただしベースやスイッチが同一というわけではなく、シンデレラガールズ第2弾のように購入時にスイッチを選べる製品もあります。
- Qしぐれういのコラボはいつ出ますか?
- A
分かりません。第2弾が「企画進行中」で、描き下ろしイラストも制作中という段階でした。
まとめ:1枚のテーブルに、3つの時制が並んでいた
- すでに売っている:FUWAMOCOのキーキャップセット(7,980円)とマウスパッド(6,980円)
- すでに売り切れた:FUWAMOCOのキーボード+マットセット(27,980円・世界1,000セット)
- いま予約できる:シンデレラガールズ第2弾(初回予約は〜2026年9月24日23:59、2027年2月頃発送予定)
- まだ買えない:Mori Calliope/古石ビジュー/学園アイドルマスター/しぐれうい第2弾
- 打鍵感:機種ごとの差はほぼなし。ただし全機種、普通に良い
キーボードのブースに行くと、つい軸やマウント方式の話を探してしまいます。でもこのブースで意味があったのは、スペースキーにクジラが泳いでいるとか、Enterに鎌が載っているとか、そういうところでした。
打鍵感が横並びなら、あとは毎日どれを見ていたいかで決めていい。そう割り切れるのが、コラボキーボードのいいところだと思います。急ぐのはシンデレラガールズの9月24日だけです。




