【2,970円から】ノイキャン付きUSB-C有線イヤホン比較|CE-V1・V3 Pro・CKD7NC

【2,970円から】ノイキャン付きUSB-C有線イヤホン比較|CE-V1・V3 Pro・CKD7NC イヤホン

ノイズキャンセリング(ANC)付きのUSB-C有線イヤホンが、2026年に入って相次いで登場しています。オーディオテクニカ、SUDIO、AVIOT に続いて、ついには Bose まで有線のANCイヤホンを発表しました。ワイヤレスの充電やペアリングを面倒に感じている方には、気になる流れでしょう。

価格は2,970円の SUDIO V3 Pro から、10月23日発売予定の Bose(16,500円)まで。間に AVIOT CE-V1(5,980円)と Audio-Technica ATH-CKD7NC(9,680円)が入ります。公式仕様を並べてみると、違いは外音取り込み、ハイレゾの96kHz、動作が確認されている機器の3点にほぼ集約されました。

私自身、手元のスマホはイヤホンジャックのない OPPO Find X9 Ultra と、Lightning端子の iPhone SE(第3世代)です。同じ「有線」でも、片方にしか挿さりません。この記事では4製品とBluetoothとの違いに加え、手持ちの6台で使えるかを公式情報の範囲で整理しました。ぜひ最後までご覧ください。

今回比較する4製品|2,970円から16,500円まで、差は約5.6倍

最安の SUDIO V3 Pro と最高値の Bose の差は13,530円、倍率にして約5.6倍です。表の価格は製品ごとに出どころが違うので、右端の列もあわせてご覧ください。

モデル発売日価格(税込・参考)価格の出どころ
SUDIO V3 Pro2026年8月19日2,970円希望小売価格(Amazonも同額)
AVIOT CE-V12026年9月上旬(予約は7月31日から)5,980円メーカー公式(Amazonも同額)
Audio-Technica ATH-CKD7NC2026年2月27日(ホワイトは9月18日)9,680円公式オンラインストア
Bose Noise Cancelling Wired Earbuds2026年10月23日予定16,500円前後市場想定売価
参考:Audio-Technica ATH-CKS330NC2024年12月6日5,940円公式オンラインストア(Amazon.co.jp 販売分は5,400円)

この記事の価格について

表の価格は、いずれも2026年10月17日に確認した、セールではない通常の価格です。希望小売価格・メーカー公式・公式オンラインストア・市場想定売価と、価格の種類がそろっていません。プライムデーやブラックフライデーなどのセールでは、これより安くなることがあります。読んでいる時点の価格とは差が出ている前提でご覧いただき、購入前に最新の価格をご確認ください。

SUDIO V3 Pro 2,970円・ATH-CKS330NC 5,940円・AVIOT CE-V1 5,980円・ATH-CKD7NC 9,680円・Bose 16,500円を安い順に横棒で並べ、外音取り込みと96kHz(Boseは48kHz)の有無をラベルで示した図
本命4製品のうち、外音取り込みの記載がないのは最安の SUDIO V3 Pro だけ

ANCの上乗せ額は、同じメーカーのANCなしモデルと比べると分かります。AVIOT はANCなしの CE-G1(3,300円)と CE-V1 の差が2,680円。SUDIO はANCなしの V3(1,980円)との差が、わずか990円です。

参考枠の ATH-CKS330NC は2024年12月発売の旧モデルですが、公式オンラインストア価格5,940円でANC付きという条件が比較の材料になるので、後半で触れます。

スペック比較表|外音取り込みの記載は3製品、96kHz対応は2製品

外音取り込みを公式にうたうのは CE-V1・ATH-CKD7NC・Bose の3製品です。ハイレゾの96kHz/24bitに対応するのは、CE-V1 と ATH-CKD7NC の2製品に限られます。

項目SUDIO V3 ProAVIOT CE-V1ATH-CKD7NCBose
ドライバー10mmφ12mmφ11mm未公表
ANC(公式の説明)あり(方式は未公表)独自アルゴリズム、ANC用マイク1基(片側)ハイブリッド方式、マイク2基QuietControl、マイク計4基(左右各2)
外音取り込み公式に記載なしあり(外音モード)あり(ヒアスルー)あり(アウェアモード)
音の上限(DAC)未公表96kHz/24bit96kHz/24bit(ハイレゾ認証)出力は48kHz/24bit固定
通話マイクリモコンに内蔵MEMSマイク、AIノイズ除去ENCマイクリモコン背面に内蔵
防水防滴(等級なし)IPX4相当(リモコン除く)記載なしIPX4
ケーブル長約1.2m1.2m1.2m約1.3m
重量合計13g未公表約9g(コード除く)未公表

※ 各社の公式製品ページ・取扱説明書・国内発表リリースより(2026年10月17日確認)。SUDIO のケーブル長と重量は報道(AV Watch)による。

V3 Pro のリモコンで切り替えられるのは、ANCのオンとオフだけです。公式ガイドのボタン図にも外音取り込みの記載はなく、駅のアナウンスを聞き逃したくない人には、残る3製品が候補になります。

意外なのは、いちばん高い Bose が96kHzに届かないことでした。入力はさまざまなサンプルレートを受け付けるものの、再生の出力は24bit/48kHzで固定、とBose は説明しています。ロスレス再生には対応するとしていますが、ハイレゾの数字を求めるなら CE-V1 か ATH-CKD7NC です。

重量は、ATH-CKD7NC の「コードを除く約9g」と V3 Pro の「合計13g」で測り方が違うため、比べられません。4製品とも充電は不要で、専用アプリは Bose が「不要」と明記し、残る3製品にも記載がありません。

引用: https://support.sudio.com/hc/en-us/sections/38441695771666-V3-Pro
引用: https://aviot.jp/product/ce-v1/
引用: https://www.audio-technica.co.jp/product/ATH-CKD7NC
引用: https://www.gdm.or.jp/pressrelease/2026/1008/655416

Bluetoothとの違い|充電もペアリングも要らないが、電源はスマホから取る

有線のANCイヤホンは、充電もペアリングも要らない代わりに、ANCを動かす電力を接続先のスマホやPCから取ります。Bose は、Bluetooth の設定・ペアリング・アプリ・充電が不要なことと、有線なので遅延が少ないことを利点に挙げています。オーディオテクニカも、音の途切れや遅延がない点を有線の良さとしています(PHILE WEB の報道による)。

私の手元にもワイヤレスの Sony WF-1000XM6 がありますが、ワイヤレスのANCイヤホンは、ケースごと充電しておくことと、機器とつなぐ手順が前提の道具です。有線のANCは、その2つを丸ごと省けると言い換えられます。

裏返すと、電力はつないだ機器の電池から出ていきます。Bose はANCを含めて内蔵電池がないと明記していますが、ANC使用時の消費電力は4社とも公表していません。Android の公式文書は一般論として、周辺機器へ給電すると電池の持ちが大きく短くなることがある、と書いています。

音の面では、Bluetooth のコーデック(音声を圧縮して無線で送る方式)を通らないのが有線の強みです。無線側でどこまでの音を送れるのかは、別の記事で整理しています。

引用: https://www.bose.co.jp/p/earbuds/bose-noise-cancelling-wired-earbuds/NCWEARB-HEADPHONEIN.html
引用: https://source.android.com/docs/core/audio/usb

手持ちの6台でUSB-C有線イヤホンは使えるか|挿さっても、リモコンと通話は機種しだい

私の手持ち6台のうち、4製品がそもそも挿さらないのは Lightning の iPhone SE(第3世代)だけです。ただ、メーカーが機種名を挙げて動作を確認しているのは、ATH-CKD7NC の Mac(通話を除く)と Switch 2 に限られます。以下は各社の公式情報から言える範囲で、私が実機で試した結果ではありません。

Find X9 Ultra・iPhone SE(第3世代)・MacBook Pro 14・iPad mini 6・Switch 2・PS5の6台と4製品の組み合わせごとに、挿さるか・メーカーの動作確認があるかを○△×の記号で示したマトリクス図
挿さらないのは iPhone SE だけ。ただ、機種名で動作確認されているのは Mac と Switch 2 に限られる
機器端子4製品は挿さるか公式の動作確認
OPPO Find X9 UltraUSB-C(イヤホンジャックなし)挿さるなし
iPhone SE(第3世代)Lightning挿さらない—
MacBook Pro 14(M2 Pro, 2023)USB-C、3.5mmジャック挿さるATH-CKD7NC:音楽(一部制限)・リモコン〇、通話は不適合
iPad mini(第6世代)USB-C挿さるなし
Nintendo Switch 2USB-C、3.5mmジャック挿さるATH-CKD7NC は確認済み(一部機能は動作しない場合あり)。参考の ATH-CKS330NC は「使える」との案内のみ
PlayStation 5前面にUSB-C挿さるなし(SIE の公式情報では確認できず、4社も記載なし)

※ 各社の公式仕様・サポート情報、ATH-CKD7NC の適合表(2026年2月24日更新版)より(2026年10月17日確認)。

「挿さる」から「全部の機能が使える」までには、3つの段階があります。端子がUSB-Cであること、端末がUSBオーディオ(USB Audio Class)に対応していること、そしてリモコンや通話用マイクが端末とアプリの側で動くこと。Android は5.0以降、この規格の一部に対応しています。

USB-C有線イヤホンが使えるまでの3段階(端子がUSB-Cか、USBオーディオに対応しているか、リモコン・通話が動くか)と、各段で止まる例を示した図
iPhone SE は1段目、らくらくホン F-41F は2段目、Mac の通話は3段目で止まる

◆ スマホ:Find X9 Ultra は条件に合うが、動作確認リストにはない

Find X9 Ultra の公式仕様は、USB Type-Cのデジタルイヤホンのみ対応です。4製品はどれもDAC内蔵のデジタル接続なので条件には合いますが、4社とも Find X9 Ultra を動作確認機種に挙げていません。

iPhone SE(第3世代)はLightningなので、4製品とも挿さりません。Apple 純正の「USB-C – Lightningアダプタ」は、Lightningのアクセサリを USB-C の iPhone につなぐためのもので、向きが逆です。

引用: https://www.oppo.com/jp/smartphones/series-find-x/find-x9-ultra/specs/
引用: https://www.apple.com/jp/shop/product/MUQX3FE/A/

◆ Mac・iPad:Mac は通話が不適合、iPad mini 6 は確認なし

ATH-CKD7NC の適合表では、macOS Ventura〜Tahoe で音楽(一部制限あり)とリモコンが〇、通話は不適合です。Mac でオンライン会議に使うつもりなら、ここは見落とせません。なお MacBook Pro 14インチには3.5mmジャックもあり、私の持っている有線の SONY XBA-A3 はそのまま挿せます。

iPad mini(第6世代)は、2021年から YouTube やアニメを見るのに使っている1台です。端子はUSB-Cですが、4製品の動作確認リストには載っていません。

引用: https://www.audio-technica.co.jp/pdf/support/list_ATH-CKD7NC.pdf

◆ ゲーム機:Switch 2 の動作確認は ATH-CKD7NC だけ、PS5 は公式情報なし

Switch 2 と PS5 は、どちらも手元にあります。公式の動作確認があるのは、ATH-CKD7NC を Switch 2 につなぐ組み合わせだけで、一部の機能は動作しない場合があるという条件付きです。参考枠の ATH-CKS330NC も、製品ページで Switch 2 などのゲーム機で使えると案内していますが、「動作確認済み」とは書かれていません。

PS5 は前面にUSB-Cがあるものの、SIE の公式情報では、USB-C有線イヤホンへの対応を確認できませんでした。4社も PS5 を対応機器に挙げていないので、現時点で「PS5で使える」とは言えません。

◆ 家族のスマホ用に買うなら、先に適合表を見る

ATH-CKD7NC の適合表では、FCNT のらくらくホン F-41F が音楽・リモコン・通話のすべてで不適合でした。表に載るらくらくホンはこの1機種だけで、すべてのらくらくホンで使えないという意味ではありません。親のスマホ用に買うなら、メーカーの適合表かサポート窓口で機種名を先に確かめておくと安心です。なお、ANCは周りの騒音を減らす機能で、聞こえにくさを補うものではありません。聞こえが気になる場合は、耳鼻咽喉科などに相談してください。

各製品の特徴

SUDIO V3 Pro|2,970円でANC。外音取り込みとDACの仕様は公式に記載なし

SUDIO V3 Pro(ジェットブラック)のイヤホン本体と編み込みケーブル、USB-Cプラグ(メーカー公式画像)
編み込みケーブルの SUDIO V3 Pro。引用: https://www.sudio.com/us/v3pro-jet-black

#### 特徴・強み

  • 4製品で最安: 2,970円でANC付き。ANCなしの V3 との差は990円です
  • 4ボタンのリモコン: 音量・再生・通話・ANCのオン/オフを手元で操作できます

#### 気になる点

  • 外音取り込みとDACの仕様が公式にない: ハイレゾ対応かどうかも判断できません

#### こんな人に

  • 電車の騒音を減らせれば十分で、まず安く有線ANCを試したい人

AVIOT CE-V1|5,980円で外音取り込みと96kHz DACまで

AVIOT CE-V1のネイビー・ブラック・ホワイトの3色を、リモコン付きケーブルごと並べたメーカー公式画像
ネイビー・ブラック・ホワイトの3色展開の AVIOT CE-V1。引用: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000302.000027368.html

#### 特徴・強み

  • 3つのモード: ボタンの2回押しで、ANC・外音モード・ノーマルを切り替えます
  • 96kHz/24bit対応のDAC: φ12mmのドライバーと組み合わせ、ハイレゾ再生に対応します
  • 通話と防水: マイクにAIノイズ除去が付き、IPX4相当の防水です(リモコン部は除く)

#### 気になる点

  • 重量と正確な発売日が未公表: 取扱説明書は、接続先によってリモコンや通話が正常に動かない場合があるとしています。保証(12か月)には製品登録が必要です

#### こんな人に

  • 駅のアナウンスを聞きながらANCも使いたい人、6,000円前後でハイレゾまで欲しい人

引用: https://aviot.jp/wp-content/themes/aviot_new_2025/manual/ce-v1/ja/

Audio-Technica ATH-CKD7NC|Switch 2の動作確認と、機種別の適合表がある

Audio-Technica ATH-CKD7NC(ブラック)のイヤホン本体とリモコン、USB-Cプラグ(メーカー公式画像)
ハイブリッド方式のANCとヒアスルーを備える ATH-CKD7NC。引用: https://www.audio-technica.co.jp/product/ATH-CKD7NC

#### 特徴・強み

  • ハイブリッド方式のANCとヒアスルー: LEDの色で今のモードが分かります
  • ハイレゾ認証: φ11mmのドライバーで、最大96kHz/24bitに対応します
  • 対応機器がはっきりしている: 機種別の適合表を公開し、Switch 2 での動作確認も明記しています

#### 気になる点

  • Mac では通話が不適合: オンライン会議のマイクとしては使えません
  • Amazon は限定型番: 「BK(E)」は公式の型番(WH・BGD・BK)になく、仕様差の有無は公式で確認できませんでした

#### こんな人に

  • スマホに加えて Switch 2 やPCでも使いたい人、対応機種を確かめてから買いたい人

Bose Noise Cancelling Wired Earbuds|16,500円、10月23日発売予定

Bose Noise Cancelling Wired Earbuds(ブラック)のイヤホン本体・リモコン付きケーブルとファスナー付きケース(メーカー公式画像)
10月23日発売予定の Bose の有線ANCイヤホン。ファスナー付きのケースが付属する。引用: https://www.bose.com/pressroom/bose-unveils-new-noise-cancelling-wired-earbuds

#### 特徴・強み

  • マイク計4基のANC: クワイエット・アウェア・ANCオフの3モードを、中央ボタンの長押しで切り替えます
  • 付属品が手厚い: スタビリティウィングとケースが付き、防水はIPX4です

#### 気になる点

  • 出力は48kHz/24bit固定: 4製品でいちばん高価なのに、96kHzには届きません
  • 未公表の項目と制約: ドライバー径・重量は未公表で、「USB以外のアダプターは使用できません」とされています

#### こんな人に

  • 発売まで待てて、ANCのモードと付属品の充実を重視する人

参考:ATH-CKS330NC|5,940円で買える2024年モデル

Audio-Technica ATH-CKS330NC(ブラック)のイヤホン本体とリモコン、USB-Cプラグ(メーカー公式画像)
リモコン付きケーブルのオーディオテクニカ ATH-CKS330NC(ブラック)。引用: https://www.audio-technica.co.jp/product/ATH-CKS330NC

ATH-CKD7NC と比べると、ドライバーはφ7.5mm(CKD7NC はφ11mm)、ANCはフィードフォワード方式で、ヒアスルーの記載はありません。公式オンラインストア価格の差は3,740円です。96kHz/24bitは共通で、Switch 2 などのゲーム機で使えるとも案内されています(「動作確認済み」の記載は ATH-CKD7NC だけ)。外音取り込みが要らない人には候補になります。

引用: https://www.bcnretail.com/news/detail/20251120_573334.html

選び方|外音取り込みが要るか、どの機器で使うかで決まる

どれを選ぶかは、外音取り込みが要るかと、どの機器につなぐかでほぼ決まります。

こんな人候補理由
安さ優先で、電車でANCだけ使えればいいSUDIO V3 Pro2,970円。ANCなしモデルとの差は990円
駅のアナウンスも聞きたい、ハイレゾも欲しいAVIOT CE-V15,980円で外音モードと96kHz対応DAC
Switch 2 やPCでも使いたいATH-CKD7NC適合表と Switch 2 の動作確認あり(Mac の通話は不適合)
外音取り込みは要らず、予算を抑えたいATH-CKS330NC5,940円で ATH-CKD7NC より3,740円安い。Switch 2 は「使える」との案内のみ
発売まで待てるBoseマイク計4基・3モード。出力は48kHz固定

◆ Lightning の iPhone なら、Bluetooth のほうが早い

iPhone SE(第3世代)のような Lightning の iPhone には、4製品とも挿さりません。純正の変換アダプタも向きが逆なので、ANCが欲しいならワイヤレスを選ぶほうが早道です。1万円前後のワイヤレスANCイヤホンは、こちらで3機種を比べています。

よくある質問

Q
Lightning の iPhone(iPhone SE など)でも使えますか?
A

使えません。4製品ともUSB-C端子で、Apple 純正の「USB-C – Lightningアダプタ」も、LightningのアクセサリをUSB-CのiPhoneにつなぐための逆向きの製品です。

Q
PS5 で使えますか?
A

公式情報では確認できません。SIE の公式情報では USB-C有線イヤホンへの対応を確認できず、4社とも PS5 を対応機器に挙げていません。

Q
スマホの電池は減りますか?
A

ANCを含めて、電力はつないだ機器から取ります。消費電力は4社とも未公表ですが、Android の公式文書は、周辺機器への給電で電池の持ちが大きく短くなることがあると書いています。

Q
ゲームで使うと遅延は少ないですか?
A

Bose は有線なので遅延が少ないと説明し、オーディオテクニカも遅延がない点を挙げています(報道による)。数値はどちらも未公表です。無線のまま遅延を抑える接続方式の違いは、こちらの記事が参考になります。

Q
手持ちの3.5mmイヤホンを、USB-Cのスマホで使うには?
A

DACを内蔵したUSB-C→3.5mmの変換アダプタが必要です。Android の仕様はデジタルからアナログに変換するアダプタだけを対象にしていて、Find X9 Ultra もアナログイヤホンには非対応と明記しています。

まとめ:有線でも、挿す機器を先に確かめる

ANC付きのUSB-C有線イヤホンは、2,970円から16,500円まで選べるようになりました。充電もペアリングも要らない手軽さは共通で、違いは外音取り込み、音の上限、公式に動作確認されている機器に表れます。

  • SUDIO V3 Pro: 2,970円。ANCはオン/オフのみで、外音取り込みの記載はない
  • AVIOT CE-V1: 5,980円。外音モードと96kHz対応DACがそろう
  • ATH-CKD7NC: 9,680円。適合表と Switch 2 の動作確認がある。Mac の通話は不適合
  • Bose: 16,500円・10月23日発売予定。マイク計4基のANCだが、出力は48kHz固定

安く試すなら V3 Pro、アナウンスも聞きたいなら CE-V1、ゲーム機やPCまで広げるなら ATH-CKD7NC、待てるなら Bose です。

私自身、手元のスマホはイヤホンジャックのない Find X9 Ultra と、Lightning の iPhone SE(第3世代)です。調べてみて、USB-Cの有線イヤホンが挿さるのは Find X9 Ultra だけ、しかもその Find X9 Ultra はどの動作確認リストにも載っていないことが分かりました。「USB-Cだから挿せば全部動く」とは限りません。使いたい機器の名前が適合表や対応機器の欄にあるかを確かめたうえで、気になった1本をぜひ手に取ってみてください。

プログラマー。高校時代のWALKMAN+Sonyイヤホンをきっかけに、10年以上にわたってオーディオを中心にガジェットを買い続けています。SONY XBA-A3は今も現役で愛用、Sonyワイヤレスイヤホンは3世代追いかけて進化を体感してきました。得意領域はイヤホン・ヘッドホン、4K有機ELテレビ、ゲーミングマウス、PC周辺機器。「自分が本気で買うつもりで判断軸を作る」スタンスで、後悔のない買い物のための情報を発信しています。

トータルナビをフォローする
イヤホンオーディオ
スポンサーリンク
シェアする
トータルナビをフォローする
タイトルとURLをコピーしました