2025年上半期は、各メーカーから魅力的なワイヤレスイヤホンが続々と登場しました。音質やノイズキャンセリング、バッテリー性能など、どのモデルも個性的で、どれを選べばいいか迷ってしまうほどです。
この記事では、2025年1月から5月までに国内発売された最新の注目モデル5機種をピックアップし、それぞれの特徴や違いを分かりやすく比較。さらに、「音質重視派」「コスパ重視派」「ノイキャン必須派」など、用途やライフスタイルに合わせたおすすめポイントも紹介します。
2025年最新の“今買うべき1台”を、あなたのニーズに合わせて一緒に見つけていきましょう!
今回比較するワイヤレスイヤホン・発売日リスト
モデル名 | 発売日 |
---|---|
Technics EAH‑AZ100 | 2025年1月23日 |
Sony WF‑C710N | 2025年4月25日 |
Denon AH‑C840NCW | 2025年4月2日 |
AVIOT TE‑U1 | 2025年3月下旬 |
JBL Tune Flex 2 | 2025年3月13日 |
各製品の基本スペック比較表
モデル名 | ドライバー構成 | ノイキャン | 外音取込 | バッテリー(本体/合計) | 対応コーデック | 防水 | 質量(片側) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Technics EAH‑AZ100 | 10mm磁性流体ダイナミック | ○(ANC) | ○ | 約7.0h/約38h | SBC, AAC, LDAC | IPX4 | 約7g |
Sony WF‑C710N | 6mmダイナミック | ○(ANC) | ○ | 約8.5h/約30h | SBC, AAC | IPX4 | 約4.7g |
Denon AH‑C840NCW | 11mmダイナミック | ○(ANC) | ○ | 約8h/約24h | SBC, AAC | IPX4 | 約5g |
AVIOT TE‑U1 | 10mmダイナミック | × | × | 約8.5h/約25h | SBC, AAC | IPX4 | 約5g |
JBL Tune Flex 2 | 12mmダイナミック | ○(ANC) | ○ | 約8h/約32h | SBC, AAC | IP54 | 約4.2g |
各イヤホンの特徴・おすすめポイント
Technics EAH‑AZ100

特徴・強み
- 世界初の“磁性流体ドライバー”搭載による、クリアかつ原音に忠実な高解像度サウンド
- Adaptive ANCと外音取り込み、3台同時マルチポイント対応など、ハイエンドらしい機能充実
- LDAC対応でハイレゾワイヤレス再生にも最適
実際の使用感/レビュー
- 音の広がり・解像度の高さは特筆もの。高域〜低域までバランス良く繊細に表現
- イヤホンで「空気感」や「定位」を重視したい方に特に好評
- 装着感も良く、通話品質もトップクラス
こんな人におすすめ
- “原音忠実”なサウンドを極めたい音質重視派
- ハイレゾ音源をワイヤレスで楽しみたい人
- 仕事でもプライベートでも1台を使い倒したいこだわり派
Sony WF‑C710N

特徴・強み
- ソニー独自のノイキャン技術と自然な外音取り込み
- 8.5時間再生の長持ちバッテリー
- 本体は小型軽量で耳が小さめな方にも快適フィット
実際の使用感/レビュー
- ノイキャンの効きが自然で違和感がない
- 装着感がとても軽く、長時間使っても疲れにくい
- “ソニーらしい”滑らかなサウンドが万人に好印象
こんな人におすすめ
- 通勤・通学やカフェ利用でノイキャンを日常使いしたい人
- シンプル・軽快なイヤホンを探している方
- コスパと信頼性を重視する方
Denon AH‑C840NCW

特徴・強み
- デノンらしい厚みのある中低域と伸びやかな高域が魅力
- ノイキャン・外音取り込み搭載、装着検出機能あり
- IPX4防滴でスポーツ用途にも向く
実際の使用感/レビュー
- 柔らかく音楽性豊かなチューニングで、長く聴いても疲れにくい
- ノイキャンも自然で、「音楽に没頭したい人」に好評
- デノンファンからは「この価格でこの音質は凄い」と評価
こんな人におすすめ
- ポップス・ロックなどリズム感を大切に聴きたい方
- 価格を抑えつつ“音楽的な満足感”を重視したい人
- 日常使い+音楽鑑賞の両方で使いたい方
AVIOT TE‑U1

特徴・強み
- 1万円以下でも妥協しない高音質と使いやすさ
- 長時間バッテリー(8.5h/25h)と安定した接続性
- シンプルなデザインとカラバリ展開で選びやすい
実際の使用感/レビュー
- 「エントリー機だけど音はAVIOTらしい透明感」と評判
- ボーカル・アコースティック系の表現力が高い
- ボタン操作が物理式で分かりやすく、ストレスが少ない
こんな人におすすめ
- はじめてワイヤレスイヤホンを買う方
- 価格重視でも音はしっかりこだわりたい人
- 普段使い・サブ機用途にも最適
JBL Tune Flex 2

特徴・強み
- JBLらしいパワフルな低音と迫力のあるサウンド
- ノイキャンと外音取り込み機能も充実
- IP54の防塵・防滴でアウトドアにも強い
実際の使用感/レビュー
- 重低音の厚みと明るいチューニングが、元気な音を好む人に好評
- ケースが小型軽量で持ち運びやすい
- アプリ連携で音質カスタムも楽しめる
こんな人におすすめ
- ポップス・EDM・映画など、迫力重視で楽しみたい方
- 屋外やジム、アクティブなシーンで使いたい人
- コスパの良いブランド品を探している方
どんな人にお勧め?比較から分かる「選び方のポイント」
◆ 音質重視派におすすめ
- Technics EAH‑AZ100
→ “原音忠実”かつ広がりあるサウンドで、ハイレゾ再生もOK。音楽好きや楽器・ボーカルの細やかさまで楽しみたい方にぴったり。
◆ ノイキャン重視派におすすめ
- Sony WF‑C710N
→ ソニー独自の自然なノイズキャンセリングと快適な装着感。通勤・カフェ・図書館などで静寂を楽しみたい人に最適。 - Denon AH‑C840NCW
→ デノンらしい柔らかサウンド+自然なノイキャン。音楽に没頭したい方や低音好きにも◎
◆ コスパ重視派におすすめ
- AVIOT TE‑U1
→ 1万円以下で、クリアなサウンドとシンプルな操作性。初めてのワイヤレスイヤホンやサブ機にもおすすめ。 - JBL Tune Flex 2
→ バランスの取れた機能とパワフルな音、アウトドアにも強い防塵・防滴仕様で、コスパ優秀なブランドモデル。
◆ 小型軽量・持ち運び重視派におすすめ
- Sony WF‑C710N
→ 小さめ・軽量設計で耳が小さい方や長時間の装着に最適。 - JBL Tune Flex 2
→ ケースがコンパクトで、カバンやポケットにもすっきり収まる。
◆ マルチポイント(複数デバイス同時接続)重視派
- Technics EAH‑AZ100
→ 3台同時マルチポイント対応。仕事用PC・スマホ・タブレットを切り替えて使いたい方にベスト。
まとめ
2025年上半期に発売された最新のワイヤレスイヤホン5機種を比較してみると、それぞれに明確な強みと個性があることが分かります。
ハイエンド音質を求めるならTechnics EAH‑AZ100、普段使いにはAVIOT TE‑U1、ノイキャンと快適さを両立したいならSony WF‑C710N――このように、“どんなシーンで、どんな音楽を、どんなふうに楽しみたいか”で最適な選択肢は変わってきます。
まずは「自分が何を一番重視したいのか」をはっきりさせてから選ぶことが、イヤホン選びで後悔しない最大のコツです。
この記事を参考に、あなたのライフスタイルや好みにぴったりの“ベストな1台”と出会ってください!