商品概要
「j5create JVA14 USB 4K ゲーム キャプチャー ステーション」は、高性能チップを搭載し、4K30fpsでの録画と4K60Hz HDR対応のパススルーを実現するキャプチャーデバイスです。
HDMIパススルーポートはフルHD240Hzや2K144Hzにも対応し、ゲーミングモニターでの高リフレッシュレートをサポートします。
USB-CのPD60W充電機能が備わっており、充電をしながら配信が可能です。幅広い互換性で、Windows、macOS、AndroidなどのOSやさまざまなゲーム機に対応します。手軽に高画質なゲーム実況やライブ配信を楽しめるキャプチャーボードです。
基本仕様
- 製品名: j5create JVA14 USB 4K ゲーム キャプチャー ステーション
- 録画解像度: 最大4K30fps
- パススルー解像度: 最大4K60Hz(HDR対応)、2K144Hz、1080p240Hz
- 対応OS: Windows 7以降、macOS X 10.12以降、Android 8.1以降
- 推奨ソフトウェア: Windows – OBS, XSplit Broadcaster / macOS – OBS, Quick Time / Android – CameraFi Live
- 保証期間: 2年
技術仕様
- 端子:
- HDMI 4K60fps(入力)x1
- HDMI 4K60Hz(パススルー)x1
- USB Type-C(ホスト接続)x1
- USB Type-C(PD 60W充電)x1
- 3.5mm ヘッドフォン出力(3極)x1
- 3.5mm マイク入力(3極)x1
- 1/4ネジ穴 x2
- エンコード方式: ソフトエンコード
- 圧縮形式:
- ホストUSB3.0: RGB / YUV 4:2:2 / YUV 4:2:0
- ホストUSB2.0: YUV 4:2:0
- 給電: PDポートによるバスパワー(別売り充電器が必要)
- サイズ: 134.6(W) x 18.4(D) x 63.7(H) mm
- 重量: 約142.5g
特徴
高性能チップ搭載による超低遅延録画
JVA14は高性能チップを搭載し、USB3.1 Gen1仕様により超低遅延な録画を実現しています。これにより、パソコンの録画画面で遅延を感じることなくゲームをプレイできます。アクションやレース系のゲームでも快適な操作が可能です。
高画質4K30fps録画・4K60Hz HDR対応パススルー
最大4K30fpsでの録画・配信に対応し、高品質な映像を提供します。HDR対応のHDMIパススルーポートを備え、最大4K60Hzの解像度で無遅延の映像出力が可能です。別画面での内容確認やゲームプレイが快適に行えます。
高リフレッシュレート対応
HDMIパススルーは最大2K144HzやフルHD240Hzの高リフレッシュレートに対応しています。ゲーミングモニターを使用することで、滑らかな映像でゲームを楽しむことができます。
Power Delivery最大60W対応
USB-C PD充電ポートを搭載しており、別売のPD対応充電器と接続することで、最大60Wでパソコンやタブレットを充電しながら配信が可能です。ポート数の少ないデバイスでも電源切れの心配なく利用できます。
1/4ネジ穴搭載、カメラのコールドシューと取付可能
本体には1/4ネジ穴が両面に搭載されており、一眼レフカメラのコールドシューに接続して一体化できます。これにより、プロフェッショナルな配信や録画が実現します。
スマートなLED表示、USB規格を自動検知
接続されたホスト(PC)側のUSB規格を自動的に検知し、LEDの色で表示します。
- 紫色:USB3.2/3.1/3.0接続時
- 青色:USB2.0接続時
- オレンジ色:ホスト未接続またはPD電源のみ接続時
サードパーティー製ソフトに対応
以下の推奨ソフトウェアで快適に利用できます。
- Windows:OBS、XSplit Broadcaster
- macOS:OBS、Quick Time
- Android:CameraFi Live
幅広い機器との互換性
PlayStation™4/5、Xbox™シリーズX/S、Xbox™One X/S、Switch™など、さまざまなゲーム機での実況配信に対応しています。
レビュー
簡単な接続と使いやすさ
多くのユーザーが、ドライバ不要でPCに接続するだけで利用できる点を評価しています。PCの設定が不要で、PS4やPS5などのゲーム機との接続もスムーズです。ただし、PS4ではHDCP設定を無効にする必要があります。
画質と低遅延性能
映像の遅延が少なく、OBSでの録画や配信で滑らかな画質を実現しています。4K30fpsの録画とフルHD240Hzのパススルーに対応し、映像のカクツキや遅延がほとんどないことが好評です。
音声に関する課題とファームウェア更新
音声が録音できないという問題が複数のレビューで指摘されています。公式サイトのファームウェアアップデートで改善されることが多いようですが、初期設定のままでは音声が入らないケースもあるため、ファームウェアの更新が推奨されています。
Android対応の利便性
Android端末での対応も少ない中、安定した映像が得られる点でAndroidユーザーから好評です。画質やノイズの問題がなく、モバイル配信環境にも適している点が評価されています。
接続トラブルと解決策
一部のユーザーは接続ケーブルの規格によるトラブルを経験しています。特にUSB3.1規格のケーブルを使用しないと、解像度が制限される可能性があるため、正しいケーブルの使用が推奨されています。また、付属のUSBケーブルが短いため、長めのケーブルが必要な場合もあります。
総評
「j5create JVA14 USB 4K ゲーム キャプチャー ステーション」は、4K30fpsの録画と4K60Hz HDRパススルー対応を実現する高性能なキャプチャーボードとして、ゲーマーや配信者にとって非常に便利なデバイスです。ドライバ不要で接続するだけで簡単に使用できるため、初心者から経験者まで幅広いユーザーに適しています。また、超低遅延により、PC画面でも快適にゲームプレイが可能で、高リフレッシュレート対応の映像出力も特徴的です。
ただし、音声録音に関するトラブルが報告されており、初期ファームウェアではゲーム音が録音されない場合があります。ファームウェア更新で解決できることが多いため、購入後は公式サイトから最新のファームウェアを確認することが推奨されます。また、ケーブル規格による接続不具合や、HDCP設定の変更など、接続に工夫が必要な点があることも留意が必要です。
総合的には、接続の容易さと映像品質の高さ、低遅延のパフォーマンスが評価されており、特に4Kでの高画質なゲーム配信や録画を求めるユーザーにとって、コストパフォーマンスに優れた選択肢といえるでしょう。
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