JBL Tour Pro 3レビュー|圧倒的な音質と最先端機能を備えたフラッグシップイヤホン

JBL TOUR PRO 3 イヤホン

商品概要

「JBL Tour Pro 3」は、JBL初のデュアルドライバー(ダイナミック+バランスドアーマチュア)を採用した完全ワイヤレスイヤホンで、圧倒的な音質とハイレゾ対応のLDACコーデックを備えています。

進化したハイブリッドノイズキャンセリング2.0や空間サウンド機能により、臨場感あふれるリスニング体験を提供します。

最大再生時間はANCオフ時で44時間と長時間の利用が可能で、10分間の急速充電で3時間の再生も可能です。

スマート充電ケースは大画面ディスプレイを搭載し、トランスミッター機能やAuracast対応など多彩な機能を備えています。IP55の防滴性能やアプリ連携で、様々なシーンで快適に使用できる一台です。

基本仕様

JBL TOUR PRO 3
JBL Tour Pro 3 引用: https://jp.jbl.com/TOUR-PRO-3.html
  • 製品名: JBL Tour Pro 3
  • 型式: 完全ワイヤレスイヤホン
  • 最大再生時間:
    • ANCオフ時: 最大44時間(イヤホン11時間 + ケース33時間)
    • ANCオン時: 最大32時間(イヤホン8時間 + ケース24時間)
  • 急速充電: 10分の充電で3時間再生可能
  • ドライバー構成:
    • ダイナミックドライバー: 10.2mm
    • バランスドアーマチュアドライバー: 5.1mm × 2.8mm
  • 防滴性能: IP55
  • ノイズキャンセリング: トゥルー・アダプティブ・ノイズ・キャンセリング2.0
  • Bluetoothバージョン: 5.3
  • マイク数: 6個搭載
  • アプリ対応: JBL Headphonesアプリ

技術仕様

  • 周波数特性: 20 Hz – 40 kHz
  • 感度: 104 dB
  • インピーダンス: 32Ω
  • Bluetoothプロファイル: A2DP V1.4, AVRCP V1.6.2, HFP V1.8
  • Bluetoothトランスミッタ仕様:
    • 周波数帯域: 2.4 GHz – 2.4835 GHz
    • モジュレーション方式: GFSK, π/4-DQPSK, 8DPSK
    • トランスミッタパワー: <13 dBm (EIRP)
  • 充電時間: 約2時間
  • 重量:
    • イヤホン: 5.6 g(片耳)
    • ケース: 71.8 g
    • 合計: 83 g
  • その他機能:
    • 空間サウンド対応(ヘッドトラッキング機能付き)
    • デュアルドライバー設計
    • LDAC対応(最大96 kHz/24 bitの高音質伝送)
    • トランスミッター機能(AUX接続およびAuracast対応)

同梱物

JBL TOUR PRO 3
JBL Tour Pro 3 引用: https://jp.jbl.com/TOUR-PRO-3.html

イヤホン左右、スマート充電ケース、USB Type-Cケーブル、Type-C to 3.5mmアナログケーブル、シリコンイヤーチップ(5サイズ)+ フォームイヤーチップ(1サイズ)、保証書、QSG/安全シート。

特徴

JBL TOUR PRO 3
JBL Tour Pro 3 引用: https://jp.jbl.com/TOUR-PRO-3.html

圧倒的なサウンドクオリティ

  • JBL初のデュアルドライバー構成(10.2mmダイナミック+5.1×2.8mmバランスドアーマチュアドライバー)を採用。
  • ハイレゾ対応のLDACコーデックにより、最大96kHz/24bitの高音質伝送が可能。
  • 低音から高音までバランスよく再現し、深みのある音響体験を提供。

進化したハイブリッドノイズキャンセリング2.0

  • 環境や装着状況に応じたリアルタイム補正機能を搭載。
  • JBL初採用のフォームイヤーチップで高い密閉性と高音域のノイズ減衰を実現。
  • 外部音取り込み機能(アンビエントサウンド)やスマートトーク機能で周囲の音を柔軟にコントロール可能。

長時間バッテリーと急速充電

  • ANCオフ時で最大44時間、ANCオン時で最大32時間の再生が可能。
  • 10分間の急速充電で3時間の再生が可能。
  • ワイヤレス充電にも対応。

スマート充電ケース

  • 約29%大きくなったディスプレイを搭載し、バッテリー状態や楽曲情報を表示。
  • トランスミッター機能を搭載し、AUXまたはUSB-C接続でイヤホンに音声信号を送信可能。
  • 「Auracast」に対応し、複数台のデバイスで同時視聴が可能。

空間サウンドとヘッドトラッキング

  • 新アルゴリズムによりリアルで正確な空間サウンドを実現。
  • ムービー、ミュージック、ゲーミングモードそれぞれで最適化されたチューニング。
  • ヘッドトラッキング機能で臨場感のある音響体験を提供。

AIアルゴリズムを採用した音声通話

  • 6つのマイクとAIノイズ低減アルゴリズムにより、クリアな通話品質を実現。
  • 従来比で約18dBのノイズ低減効果を達成。

パーソナライズされたサウンド体験

  • Personi-Fi 3.0により、ユーザーの聴覚や好みに合わせたサウンドを提供。
  • 左右の音量バランス調整や音量増幅機能で、より個人に最適化された音響を実現。

最新のBluetooth 5.3とペアリング機能

  • Bluetooth 5.3で安定した接続と低遅延を実現。
  • Google Fast PairやMicrosoft Swift Pairにより簡単かつ高速にペアリング可能。

豊富な同梱物とカスタマイズ性

  • シリコンイヤーチップ(5サイズ)とフォームイヤーチップ(1サイズ)を同梱。
  • 専用アプリ「JBL Headphones」でノイズキャンセリング、EQ設定、操作方法のカスタマイズが可能。

防滴性能と耐久性

  • IP55の防滴性能で雨や汗にも対応。
  • アウトドアや運動時でも安心して使用可能。

レビュー

JBL TOUR PRO 3
JBL Tour Pro 3 引用: https://jp.jbl.com/TOUR-PRO-3.html

デザイン

  • ケースとイヤホン本体にはガンメタリックのメッキ加飾が施され、高級感が感じられる。
  • 素材の質感が良く、安っぽさは全くない。

接続性

  • Bluetooth 5.3により接続は安定しており、人が多い場所でも途切れにくい。
  • 極稀に接続が切れる場面があるが、ストレスを感じるレベルではない。

音質

  • デュアルドライバー構成(BA+ダイナミック)により、解像度の高い高域と深みのある低音を両立。
  • 特にFuture BassやEDM系の楽曲で迫力あるサウンドを楽しめる。
  • EQでカスタムすることでさらに個人の好みに最適化可能。

装着感

  • 軽量設計で長時間装着しても快適。
  • 耳へのフィット感が良く、運動時にも安定している。

ケースと操作性

  • ケースにはタッチパネル液晶が搭載され、バッテリー状態や設定変更が可能。
  • ケースの重さは少しあるが、機能性を考えれば許容範囲。
  • ケースの液晶画面をカスタマイズできる点は魅力的だが、操作のレスポンスがやや遅い。

ノイズキャンセリング

  • 圧迫感が少なく、自然に消音されるため快適に使用可能。
  • 高いレベルで環境音を遮断し、BOSEに匹敵する性能との評価。

空間オーディオとヘッドトラッキング

  • 音の立体感が他社製品を上回り、ライブサウンドの再現性が高い。
  • ヘッドトラッキング機能はVR用途など将来性のある機能として注目。

独自機能

  • トランスミッター機能により、有線デバイスを無線化可能。
  • Auracast対応で複数のイヤホンやスピーカーに音声を共有できる。

全体の評価

  • 音質、機能、装着感の全てでハイエンドイヤホンに相応しい品質。
  • 軽微な不満(ケースの重さや操作レスポンス)を差し引いても、非常に満足度の高い製品。
  • 音楽リスニング、ゲーミング、ノイズキャンセリング用途など幅広いシーンで活躍。

総評

JBL TOUR PRO 3
JBL Tour Pro 3 引用: https://jp.jbl.com/TOUR-PRO-3.html

JBL Tour Pro 3は、現存する完全ワイヤレスイヤホンの中でも、音質、機能性、デザイン性のすべてが高水準にまとまったハイエンドモデルです。デュアルドライバー構成とLDAC対応により、低音から高音までバランス良く再現され、特にFuture BassやEDMなど、低域の力強さが重要な楽曲では迫力あるサウンドを楽しむことができます。また、空間オーディオとヘッドトラッキング機能がもたらす立体感のある音場は、ライブサウンドの再現性が高く、これまでのステレオ音響の枠を超えた没入感を提供します。

接続性に関しても、Bluetooth 5.3の採用により安定しており、人混みや電波が混雑する場所でもストレスなく使用可能です。特にノイズキャンセリング性能は、BOSEやSONYと比較されるほど高いレベルにあり、外部の騒音をしっかり遮断しながらも自然な圧迫感のない使い心地を実現しています。

一方で、スマート充電ケースの液晶ディスプレイは便利で独自性のある特徴ですが、少し重いと感じるユーザーもいるようです。しかし、ディスプレイ上でEQ設定やノイズキャンセリングの調整が可能で、スマホを操作しなくても多くの機能をコントロールできる点は他製品にはない利便性です。さらに、カスタマイズ可能なディスプレイで個性を表現できるのも、他のイヤホンにはない魅力的なポイントです。

独自機能のトランスミッター機能やAuracast対応により、Bluetooth非対応のデバイスでも使用可能で、利用シーンが大きく広がります。飛行機や古いゲーム機などで手軽にワイヤレス化できる点は、ガジェット好きにはたまらない機能でしょう。

価格は約4万円と高価ですが、音質や機能の充実度、デザインの高級感を考慮すると、十分に価値を感じられる製品です。軽微な不満点(ケースの重さや操作レスポンスの改善余地など)はあるものの、それを補って余りある魅力が詰まっています。音楽鑑賞、ゲーミング、動画視聴、さらには通勤通学や出張時など、あらゆる場面で活躍する万能なイヤホンです。

おすすめポイント

  • 音楽を楽しむ時間が増えるほどの高音質
  • ノイズキャンセリング性能が非常に優秀
  • スマートケースによる操作性の高さ
  • 独自機能が多く、使用シーンが広がる

改善点

  • ケースの重量と操作レスポンス
  • 高域が少し強調されるため、EQ調整が必要な場合がある
  • 装着感は耳の形状によりフィット感に個人差がある

結論

JBL Tour Pro 3は、音質、機能性、デザインのすべてがハイレベルでまとまっており、完全ワイヤレスイヤホンの新しい基準を打ち立てる製品です。「どれか一つが優れているイヤホン」ではなく、「すべてが高い次元で融合したイヤホン」を求める方に最適です。

価格以上の満足感を得られるため、購入して損はありません。

リンク

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