WH-1000XM6とWH-1000XM5を徹底比較!ソニーの最新ワイヤレスイヤホン進化ポイントは?

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WH-1000XM6 オーディオ

WH-1000XM6とWH-1000XM5、どちらもソニーが誇るフラッグシップ級のワイヤレスイヤホンです。WH-1000XM6は2025年発売の最新モデルで、WH-1000XM5からどのように進化したのでしょうか?

ワイヤレスイヤホン市場で圧倒的な人気を誇るこのシリーズを比較しながら、WH-1000XM6の注目ポイントを深掘りします。

WH-1000XM6、WH-1000XM5、そしてワイヤレスイヤホンという3つのキーワードを軸に、ワイヤレスイヤホンの選び方や使用感の違い、WH-1000XM6が向いているユーザー層などを詳しく解説。この記事では、WH-1000XM6とWH-1000XM5のスペックを比較しながら、ワイヤレスイヤホン選びで後悔しないためのヒントをお届けします。

製品概要:WH-1000XM6とWH-1000XM5

WH-1000XM6 の魅力

  • 最先端のノイズキャンセリング性能:新プロセッサ「QN3」による業界最高レベルの静けさ。
  • 12基のマイク+AI通話補正で、通話も快適&クリア。
  • 折りたたみ復活&LE Audio対応で、携帯性と将来性が大幅アップ。

WH-1000XM5 の魅力

  • バランスの取れた高音質&快適な装着感。長時間リスニングにも最適。
  • 価格とのバランスが優秀で、コスパ重視派にぴったり。
  • 洗練された一体型デザインがスタイリッシュ。

WH-1000XM6とWH-1000XM5の比較表

項目WH-1000XM6WH-1000XM5
発売日2025年5月30日2022年5月
カラーブラック、プラチナシルバーブラック、プラチナシルバー
ドライバーユニット30mm カーボンファイバーコンポジット振動板同左
再生周波数帯域4Hz〜40,000Hz同左
感度(有線接続時)103 dB/mW(ON時)102 dB/mW(ON時)
Bluetoothバージョン5.35.2
対応コーデックSBC、AAC、LDAC、LC3(LE Audio対応)SBC、AAC、LDAC
ノイキャン処理QN3(処理速度7倍)QN1+統合プロセッサーV1
マイク数12基(AIビームフォーミング)8基(AI対応)
バッテリー(NC ON時)最大30時間最大30時間
急速充電3分で1時間(PDで3時間)3分で3時間(PD)
折りたたみ機構復活(XM4以来)廃止(XM5で非搭載)
重量約254g約250g
外音取り込み機能対応(より自然)対応(外音コントロール20段階)
空間オーディオ360 Reality Audio、360 Upmix for Cinema360 Reality Audio、Dolby Atmos(別売対応)
マルチポイント接続対応対応(LDAC時は非対応)
価格(税込)¥59,400¥39,600〜57,400

WH-1000XM6の進化

WH-1000XM6の進化ポイントとは?

WH-1000XM6
WH-1000XM6 引用: https://www.sony.jp/headphone/products/WH-1000XM6/

WH-1000XM6は、WH-1000XM5と比較して処理速度が飛躍的に向上したQN3プロセッサーを搭載。これによりノイズキャンセリング性能が一段と洗練され、特に人混みや飛行機内などの環境音の低減に効果を発揮します。

また、マイク数も8基から12基に増加し、ビームフォーミングによる通話性能も格段にアップ。風切り音の抑制や声のクリアさが向上し、ビジネス用途でも活躍できるレベルに達しています。さらに、最新のLE Audioにも対応しており、今後のファームウェアアップデートや新技術の登場にも柔軟に対応できる点は、長く使いたいユーザーにとって安心材料となるでしょう。

折りたたみ機構の復活で携帯性が向上

WH-1000XM5ではデザイン刷新の影響で折りたたみ機構が廃止され、収納性の面で一部のユーザーから不満の声も上がっていました。WH-1000XM6ではこの点を見直し、従来のXM4のようにイヤーカップを内側に折りたためる仕様に回帰。コンパクトに収納できるため、リュックやカバンに入れての持ち運びがしやすく、出張や旅行にも最適です。機能性とデザイン性を両立させたこの改良は、多くのユーザーにとって歓迎すべきポイントと言えるでしょう。

音質はどう変わったのか?

WH-1000XM6
WH-1000XM6 引用: https://www.sony.jp/headphone/products/WH-1000XM6/

両モデルともドライバー構成は同じですが、WH-1000XM6ではチューニングに著名なマスタリングエンジニアが関与し、より音の透明感と空間表現に磨きがかかっています。中域から高域にかけての伸びやかな再生と、低音の輪郭の明瞭さが印象的で、ボーカルのニュアンスや楽器の余韻をより繊細に感じられるようになっています。一方で、WH-1000XM5の音作りも決して劣っておらず、ウォームで聴き疲れしにくいサウンドを好む方には依然として高評価。好みによって選び分けることができます。

通話品質と外音取り込みもアップ

ビデオ会議や通話が当たり前となった昨今、ヘッドホンの通話品質は重要な比較ポイントのひとつです。WH-1000XM6では、AIによるマイク制御とノイズリダクションが進化し、騒がしい環境でも相手にクリアな声を届けられるようになっています。特に12基のマイク構成は、環境音の除去精度に大きな差を生み出しています。外音取り込み機能も自然で、ヘッドホンを着けたままでもスムーズに会話できる点は、日常使いの利便性をさらに高めています。

価格差に見合う価値はある?

価格面では、WH-1000XM6が約59,400円とXM5より高価ではありますが、折りたたみ機構の復活やLE Audio対応、ノイキャン処理性能の大幅向上といった、確実なアップグレードが施されています。特に最新技術との親和性や通話・リモートワーク対応力を重視するユーザーにとっては、その差額は十分に納得できる範囲と言えます。逆に、主に音楽再生に使いたい・なるべく出費を抑えたいという場合は、コストパフォーマンスに優れるWH-1000XM5の選択肢も依然として魅力的です。

まとめ

WH-1000XM6
WH-1000XM6 引用: https://www.sony.jp/headphone/products/WH-1000XM6/

WH-1000XM6とWH-1000XM5は、どちらも高品質なワイヤレスイヤホンですが、WH-1000XM6は確かな進化を遂げています。ノイズキャンセリング性能の向上、折りたたみ機構の復活、最新Bluetooth規格やLE Audio対応など、特に新しい技術を取り入れたい方にはWH-1000XM6が最適です。一方で、価格重視で高品質な音を楽しみたいならWH-1000XM5でも十分に満足できる内容です。どちらを選ぶかは、使い方と予算に応じて賢く選びたいところです。音質のチューニング、通話性能、日常的な使い勝手まで比較して、ぜひ自分に最適な一台を見つけてください。

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