「Bose QuietComfort Ultra Headphones」は、Bose独自の最新のアクティブノイズキャンセリング(ANC)とCustomTune技術でボーカルや楽器のニュアンスを忠実に再現し、最大24時間連続駆動&約253gの軽量設計で長時間使用でも疲れにくいワイヤレスヘッドホンです。
AirPodsやWH-1000XM5と並ぶ注目株ながら、フラットでモニター寄りのサウンドチューニングにより、ボーカルや楽器本来のニュアンスを忠実に再現します。
最大24時間駆動するバッテリー、Bluetooth 5.3による安定接続、多彩なEQ調整を可能にするBose Musicアプリ連携など、テレワークから通勤・移動中、カフェでのリラックスタイムまで幅広いシーンで活躍。
さらに、柔らかなプロテインレザーパッドと軽量ボディで長時間装着でも疲れにくい設計です。
本記事では、スペック詳細から装着感、音質評価、アプリ活用テクニックまで余すところなく解説し、QuietComfort Ultraの真価に迫ります。
製品概要と発売時期 | Bose QuietComfort Ultra Headphones

Boseの最新フラッグシップワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン。QuietComfortシリーズの上位モデルとして、先代QC 45から大幅に進化したANC(アクティブノイズキャンセリング)、Bose Immersive Audio、Bose CustomTuneなど最先端技術を搭載。2023年10月に発売され、ブラックとホワイトスモークの2色展開で楽曲の細部まで余すところなく再現します。
以下に「Bose QuietComfort Ultra Headphones」の主要スペックを公式サイトの情報をもとに詳細にまとめました。
項目 | 詳細 |
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同梱品 | ・ヘッドホン本体 ・キャリングケース ・3.5 mm⇔2.5 mmオーディオケーブル ・USB-C®(A-C)ケーブル(12″) ・安全シート |
寸法/質量 | ・ヘッドホン:高さ 19.5 cm × 幅 13.9 cm × 奥行 5.08 cm (約 253 g) ・キャリングケース:高さ 21.1 cm × 幅 15.7 cm × 奥行 6.1 cm (約 200 g) |
材質 | アルミニウム、プラスチック、プロテインレザー、人工レザー |
バッテリー | ・連続再生時間:最大 24 時間¹ ・Immersive Audio オン時:最大 18 時間¹ ・フル充電時間:最大 3 時間² ・急速充電:15 分で最大 2 時間再生² ・充電方式:USB-C® |
マイク | 内蔵マイク(通話用×4) |
Bluetooth | ・バージョン:5.3 ・レンジ:最大 9 m(30 ft) ・マルチポイント:最大 2デバイス同時接続 ・対応コーデック:SBC、AAC |
入力端子 | ・ヘッドホン側:USB-C®/2.5 mmオーディオ ・ソース側:USB-A(C-Cケーブル使用可)/3.5 mmジャック |
操作方法 | ・タッチ操作:音量、再生/スキップ、通話、カスタムショートカット ・ボタン操作:ノイズキャンセル/モード切替 ・アプリ操作:Bose Music(旧Bose Connect)対応 |
主な特徴 | Bose QuietComfort Ultra Headphones

ノイズキャンセリング性能
QuietComfort Ultraは、イヤーカップ内外に配置した合計8つのマイクを駆使し、アクティブノイズキャンセリング(ANC)とパッシブ遮音を組み合わせた独自設計を採用。
RTINGSの測定では、航空機のエンジン音などの低周波ノイズを最大22.12 dBカットし、ノイズアイソレーション評価9.5/10という圧倒的な遮音性能を記録しています。
また、Bose独自のCustomTune技術により、装着時ごとに耳の形状を測定しANC特性を最適化。これにより、環境や個人差に応じてノイズ抑制効果が常に最良の状態に保たれます。
サウンドクオリティ(周波数特性やチューニング)
TriPortアコースティック構造が小型のイヤーカップ内でも豊かな音響空間を創出し、バランスドームドライバーとの組み合わせでフラットかつディテールを損なわない再生を実現。
RTINGSでは「ウォーム」寄りのサウンドシグネチャとして評価され、低域が約+2 dB、トレブルが約-1 dBでチューニングされています。CustomTuneが再生前に周波数特性を耳に合わせて補正するため、周波数レスポンスの標準偏差はわずか1.09 dBと高い一貫性を確保しています。
装着感・快適性(イヤーパッド、ヘッドバンド設計)
イヤーパッドには柔らかなプロテインレザーを、フレームには軽量アルミニウムと高強度ポリマーを採用。ヘッドバンドのクッションは頭頂部への圧を均等に分散し、253 gという軽量設計と相まって数時間にわたる装着でも疲れにくい設計です。
Head-Fiのコミュニティレビューでも「イヤーカップが耳を優しく包み込み、多時間使用でも快適」「眼鏡着用者はこめかみにホットスポットを感じる場合あり」と高評価を獲得しています。
バッテリー駆動時間&充電機能
QuietComfort Ultraはフル充電で最大24時間(Quiet/Awareモード)、Immersive Audioオン時でも18時間の連続再生が可能。フル充電には約3時間を要し、急速充電では15分で約3時間(Immersiveオフ時)/2時間(Immersiveオン時)の再生を実現します。USB-C給電対応により、ノートPCやモバイルバッテリーからも手軽に充電可能です。
マルチポイント接続や専用アプリ連携
Bluetooth 5.3搭載で最大2台のデバイスに同時接続できるマルチポイントに対応。2024年7月リリースのファームウェア(v4.0.20)以降は出荷時から有効化され、Bose Musicアプリ上でON/OFF切り替えが可能です。また、アプリではEQプリセットの選択やグラフィックEQ調整、CustomTuneキャリブレーション、モード(Quiet/Aware/Immersion)作成、ファームウェア更新、ショートカット割り当てなど多彩な設定が行えます。
こんな人におすすめ!| Bose QuietComfort Ultra Headphones

- 強力なノイズキャンセリングを求める方
Bose QuietComfort UltraはRTINGSで「Outstanding noise isolation performance」と評されており、航空機エンジンの低周波ノイズからオフィスのざわめきまでほぼ完全にカットできます。 - フラットでモニター寄りのサウンドが好きな方
非常にフラットな中域レスポンスを備えたバランスの良いサウンドプロファイルにより、ボーカルや楽器の自然な再現性が高く、モニターライクな音質を追求するリスナーにぴったりです。 - 長時間の装着でも疲れにくいヘッドホンを探している方
約253gの軽量ボディとRTINGSが「comfortable, well-padded design」と評価したイヤーパッド&ヘッドバンドの組み合わせで、通勤やテレワークなど長時間の使用でも快適さを保ちます。