商品概要
「Razer Huntsman V3 Pro Tenkeyless」は、eスポーツに最適なテンキーレスキーボードです。第2世代Razer™アナログオプティカルスイッチを搭載し、調整可能なアクチュエーションやラピッドトリガーモードにより、素早く正確な操作が可能です。
耐久性に優れたダブルショットPBTキーキャップとアルミニウム製トッププレートを採用し、長時間の使用にも対応します。Razer Chroma™ RGBライティングでカスタマイズ性が高く、マグネット式リストレストも付属。軽量で持ち運びしやすいデザインです。
基本仕様
- スイッチタイプ:第 2 世代 Razer™ アナログオプティカルスイッチ
- サイズ:テンキーレス
- ライティング:Razer Chroma™ RGB
- リストレスト:マグネット式の硬性レザーレット製リストレスト
- 接続仕様:取り外し可能な Type-C ケーブル
技術仕様
- オンボードメモリ:最大 6 つのプロファイル保存可能
- キーキャップ:ダブルショット PBT キーキャップ
- ポーリングレート:1000 Hz
- 重量:719.5 g
- サイズ:長さ 363 mm × 幅 139 mm × 高さ 39 mm
特徴
第2世代 Razer™ アナログオプティカルスイッチ
Razer Huntsman V3 Pro Tenkeyless は、Razer の最新技術である第2世代アナログオプティカルスイッチを搭載しています。これにより、0.1~4.0mmの範囲で調整可能なアクチュエーションや、ラピッドトリガーモードで超高速なキー入力が可能になります。
ラピッドトリガーモードで超高速連打
ラピッドトリガーモードでは、キーがわずか0.1mm上方向に移動するだけでリセットされ、標準的なキーボードと比べて、より高速にキーストロークを繰り返せます。これにより、対戦ゲームなどでの応答性が向上します。
ラピッドトリガーモードについて
FPSでの優位性
Razer Huntsman V3 Pro Tenkeyless に搭載されたラピッドトリガーモードは、特に「Counter-Strike 2」や「Valorant」といったFPSゲームで効果的です。このモードでは、キーが最小限の距離(0.1mm)でリセットされるため、キーの連打速度が劇的に向上し、動作の応答性が格段に高まります。たとえば、素早く移動して静止し、敵に照準を合わせる状況では、ラピッドトリガーがより精密な操作をサポートします。瞬時に反応できることで、ヘッドショットを狙いやすくなります。
仕組みの詳細
従来のキーボードでは、キーを押し込むと固定されたアクチュエーションポイントに達した後、一定のリセットポイントに戻さないと次のキー入力を認識できません。しかし、ラピッドトリガーモードでは、このリセットポイントが固定されず、キーが上に戻り始めると同時にリセットされます。このため、キーを完全に押し戻さなくても次の入力が可能になり、連打性能が大幅に向上します。また、感度は0.1mm単位で細かく調整可能で、プレイヤーの操作感に合わせたカスタマイズが可能です。
マグネット式のレザーレット製リストレスト
長時間のゲームプレイでも快適に使用できるように、人間工学に基づいたマグネット式リストレストが付属。手首のサポートに優れ、疲労を軽減します。
Razer™ Chroma RGB 対応ライティング
Razer Chroma™ RGBによるカスタマイズ可能なライティング機能を搭載しており、1680万色のイルミネーションを楽しむことができます。ゲーミング環境に合わせた光の演出が可能です。
高耐久性のダブルショット PBT キーキャップ
摩耗や光沢を防ぐ設計が施されたダブルショット PBT キーキャップは、耐久性に優れており、長期間の使用にも対応します。キーキャップの文字も色褪せしにくい特徴があります。
カスタマイズ性の高いマルチファンクションデジタルダイアル
音量調整やアクチュエーションの設定が簡単に行えるマルチファンクションダイアルと専用ボタンを搭載。これにより、迅速な操作が可能です。
調整可能なアクチュエーション機能
アクチュエーションポイントを0.1~4.0mmの範囲で自由に調整できるため、プレイスタイルに合わせたカスタマイズが可能です。これにより、ゲームごとに最適な設定を実現できます。
頑丈なアルミニウム製トッププレート
ブラッシュアルミニウム製のトッププレートが、キーボードの耐久性を強化し、耐久性に優れたテンキーレスフォームファクタを実現。コンパクトなデザインにより、マウスを広々と使用することができます。
レビュー
打鍵感と日常使用
リアルフォースに似た打ち心地で、文章作成時にはややバネの反発が強いと感じるかもしれません。ゲーム用としては良好ですが、打鍵音が大きく、作業用途には不向きかもしれません。キースイッチの精度が高く、キーキャップの安定性も評価されています。
ラピッドトリガーの利便性とカスタマイズ性
ラピッドトリガーはFPSプレイヤーにとって強力な武器であり、反応速度が非常に速いことからキャラクターの操作やスキルの使用がスムーズです。また、キーの深さによって異なる機能を割り当てることが可能で、特定の設定で作業効率も向上させることができます。
初期不良かも?
一方で、打鍵音が大きいという声があり、特にラピッドトリガーをオンにした際に「キーーーン」という異音が発生することがあります。これが作業時には気になるというレビューも見られます。静音化リングでの改善は可能ですが、それでも完全には音を抑えられない場合があります。
Synapseソフトウェアと操作性
RazerのSynapseソフトウェアは本機種において安定して動作し、カスタマイズや設定が非常に簡単に行えます。キー設定をショートカットで切り替えることができ、使い勝手が良い点も評価されています。
Wooting 60HEとの比較
Wooting 60HEとの比較では、Razer Huntsman V3 Proは安定性があり、瞬時のキー操作が求められるFPSにおいては非常に優れた性能を発揮します。Wootingと比べて反応速度に若干の差があるものの、総合的な満足度は高いと評価されています。
総合評価
このキーボードはFPSゲーム向けとして非常に高性能であり、ストッピング精度やエイムの向上に寄与します。ただし、打鍵音が大きいため、仕事用には不向きかもしれません。ゲーム用途では非常に満足度が高く、特にFPSプレイヤーにとっては有力な選択肢です。
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